弘法寺(こうぼうじ)は岡山県瀬戸内市牛窓町に所在する寺院。宗派は高野山真言宗。山号は千手山(せんずさん)。本尊は千手観音であったが本堂の焼失により現在は遍明院が管理している。塔頭は遍明院と東壽院の2院が現存する。遍明院は山陽花の寺二十四か寺第十五番札所となっている。
山門と弘法寺境内
塔頭・鎮守社
遍明院
本坊遍明院(ほんぼう へんみょういん)と称する。本尊は五智如来(国の重要文化財)と前仏不動明王。弘法寺の塔頭の中で以前より中心的役割を果たしてきた。山陽花の寺二十四か寺第十五番札所となっている。
御詠歌:わきて世に 誓もふかき 心かな たのむ千手の 山の月影(池田綱政/作)
東壽院
東門坊東壽院(とうもんぼう とうじゅいん)と称する。本尊は阿弥陀如来(国の重要文化財)。岡山県道28号岡山牛窓線沿いにある。
山王社
山王社(さんのうしゃ)は、当寺院の鎮守社として境内の南側に鎮座している。日吉神社(ひえじんじゃ)と千次神社(せんじじんじゃ)が並立している。岡山藩12代藩主池田章政の揮毫による「山王社」の扁額がある。
遍明院
東壽院
山王社
所在地 岡山県瀬戸内市牛窓町千手239
位置 北緯34度36分55.1秒 東経134度6分54.2秒
山号 千手山
宗派 高野山真言宗
本尊 (本堂:千手観音)
遍明院:五智如来・前仏不動明王
東壽院:阿弥陀如来
創建年 伝・天智天皇元年(662年)
開基 伝・天智天皇(勅願)
札所等 山陽花の寺15番(遍明院)
文化財 木造五智如来坐像、阿弥陀如来立像、木造彩色菊牡丹透華鬘、絹本着色仏涅槃図、他(重要文化財)
山門、被仏、足利尊氏御教書、太鼓形酒筒、他(県重要文化財)
2023年09月28日
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