2017年09月13日
パタ話!(8)怪奇!闇のうごめく家
みなさん、こんにちは。
ナツノナカノです。
前回に引き続き、今日も65巻です!
65巻の中で特筆すべきは
やはりパタリロ殿下の“コイバナ”ですかね
天才のパタリロ殿下といえども、
年齢は10〜11歳なのでそんなに恋愛関係のお話は
ないのです。
しかし以前、赤ちゃんの頃によく遊んでくれたいとこの
マデリーン姫には一度失恋をしているのです。
(3巻パタリロ桜吹雪)
今回の65巻ではそのマデリーンに良く似た
可愛い女の子が出てくるんですね。
それがパタリロのお見合い相手としてやってきた
イタリア貴族の末裔のお嬢様のキトリちゃん。
マデリーン似の彼女にパタリロはたちまち
恋してしまうのですが…。
結局失恋しちゃうんですけどねww
そして「またしても」には今度はキトリちゃんにそっくりな
女の子の幽霊が出てきます。
非番のたびに呼び出されてしまう霊感青年44号も活躍しますが、
そしてまた…殿下は失恋してしまうのですww
ま、仕方ないですよね。
パタリロ殿下はみんなのものですからww
恋する殿下よりもはちゃめちゃやってる
殿下が見たいですからね。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
さて、65巻の中で私が好きな作品は
「闇のうごめく家」ですね。
やっぱり魔夜先生の作品といえば怪奇もの。
文庫版でも「妖怪缶詰」という本が2冊出ています。
こちらがまた素晴らしい。
魔夜先生の初期絵柄は本当に美しいです。
緻密で妖しくて美しくて、そして怖い。
魔夜先生は背景に凝りますからね。
1ページを隅々まで見ないともったいない。
妖怪関係のお話はまたいずれさせていただきます。
「闇のうごめく家」
ロンドン大使館。
ダイヤの取引で多大な負債をだしてしまったパタリロ。
ほとぼりが冷めるまでトンずらを決め込みます。
ところが一人バスに乗ってみたものの、目的地とは
はるか離れた山の中に着いてしまいます。
陰気で暗い森の中をさまよう内に、
気持ちの悪い幻覚まで見えるようになってきます。
そうしてたどり着いたのが一軒の元旅館です。
不健康そうな少年に案内され中へ入るも、
暗い家の中に生首が見えたり、気味の悪い幻覚は続きます。
家の主人である陰気な老人は、
親切に泊めてくれますが更なる幻覚がパタリロを次々に襲うのです。
しかし幻覚の正体が老人から発せられている事に
気付き老人を問いただすパタリロ。
老人はぽつりぽつりと訳を話し出します。
老人の両親はひどく強欲な人物でした。
老人がまだ少年で家が旅館を営んでいた頃、
ある貧しい母と息子を泊めた際に
ろくなもてなしもしないまま、
その貧乏な母親を死なせてしまった…という
出来事があったのです。
一人生き残った貧しい少年。
老人は今でも、その事を後悔し
いつかあの少年が大人になって復讐にくるのでは
ないかとおびえていたのです。
気味の悪い幻覚は全て老人の強烈な恐怖心から
発せられる負のエネルギーが作用していたものでした。
そして折よくパタリロと老人の前に
その少年が大人となって現れるのです。
その時、老人の恐怖心はマックスとなり…。
「パタリロ!」シリーズでもこういう怪奇ものは
たくさんあります。
怖いものって怖いけどちょっと見たい。
そういう欲求まで叶えてくれる
やっぱりパタリロはやっぱり面白い!!
みなさんもぜひ読んでみてください。
次回もパタリロ!です。
ナツノナカノです。
前回に引き続き、今日も65巻です!
価格:421円 |
65巻の中で特筆すべきは
やはりパタリロ殿下の“コイバナ”ですかね
天才のパタリロ殿下といえども、
年齢は10〜11歳なのでそんなに恋愛関係のお話は
ないのです。
しかし以前、赤ちゃんの頃によく遊んでくれたいとこの
マデリーン姫には一度失恋をしているのです。
(3巻パタリロ桜吹雪)
今回の65巻ではそのマデリーンに良く似た
可愛い女の子が出てくるんですね。
それがパタリロのお見合い相手としてやってきた
イタリア貴族の末裔のお嬢様のキトリちゃん。
マデリーン似の彼女にパタリロはたちまち
恋してしまうのですが…。
結局失恋しちゃうんですけどねww
そして「またしても」には今度はキトリちゃんにそっくりな
女の子の幽霊が出てきます。
非番のたびに呼び出されてしまう霊感青年44号も活躍しますが、
そしてまた…殿下は失恋してしまうのですww
ま、仕方ないですよね。
パタリロ殿下はみんなのものですからww
恋する殿下よりもはちゃめちゃやってる
殿下が見たいですからね。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
さて、65巻の中で私が好きな作品は
「闇のうごめく家」ですね。
やっぱり魔夜先生の作品といえば怪奇もの。
文庫版でも「妖怪缶詰」という本が2冊出ています。
こちらがまた素晴らしい。
魔夜先生の初期絵柄は本当に美しいです。
緻密で妖しくて美しくて、そして怖い。
魔夜先生は背景に凝りますからね。
1ページを隅々まで見ないともったいない。
妖怪関係のお話はまたいずれさせていただきます。
「闇のうごめく家」
ロンドン大使館。
ダイヤの取引で多大な負債をだしてしまったパタリロ。
ほとぼりが冷めるまでトンずらを決め込みます。
ところが一人バスに乗ってみたものの、目的地とは
はるか離れた山の中に着いてしまいます。
陰気で暗い森の中をさまよう内に、
気持ちの悪い幻覚まで見えるようになってきます。
そうしてたどり着いたのが一軒の元旅館です。
不健康そうな少年に案内され中へ入るも、
暗い家の中に生首が見えたり、気味の悪い幻覚は続きます。
家の主人である陰気な老人は、
親切に泊めてくれますが更なる幻覚がパタリロを次々に襲うのです。
しかし幻覚の正体が老人から発せられている事に
気付き老人を問いただすパタリロ。
老人はぽつりぽつりと訳を話し出します。
老人の両親はひどく強欲な人物でした。
老人がまだ少年で家が旅館を営んでいた頃、
ある貧しい母と息子を泊めた際に
ろくなもてなしもしないまま、
その貧乏な母親を死なせてしまった…という
出来事があったのです。
一人生き残った貧しい少年。
老人は今でも、その事を後悔し
いつかあの少年が大人になって復讐にくるのでは
ないかとおびえていたのです。
気味の悪い幻覚は全て老人の強烈な恐怖心から
発せられる負のエネルギーが作用していたものでした。
そして折よくパタリロと老人の前に
その少年が大人となって現れるのです。
その時、老人の恐怖心はマックスとなり…。
「パタリロ!」シリーズでもこういう怪奇ものは
たくさんあります。
怖いものって怖いけどちょっと見たい。
そういう欲求まで叶えてくれる
やっぱりパタリロはやっぱり面白い!!
みなさんもぜひ読んでみてください。
次回もパタリロ!です。
タグ:怪奇もの,闇
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