2018年09月09日
真剣に女性マネジメントを考えている人に感動した件
今日は思い出話をひとつ。
とある客先との食事会で、先方のマネージャークラスの方が
「バリキャリ志向の女性の方に聞いてみたいことがあるんだけど」と言い出した。
コンサルティング・ファームに勤める女性であれば、その志向であろう、ということで白羽の矢が立ったらしい。 聞いてみたいこと、というのは、
女性の部下に対してどこまで、「頑張れば昇進できるから!」と言い続けていいものか、ということだった。
子供がいて、転勤があって、近くに実家がないという部下の方を実際にお持ちとのことで、しかし、このまま数年頑張れば、管理職に昇進できるという状況らしい。
「頑張れば昇進できるから!」
というべきか、
「続けることが大事だから(マミートラック含めて)働き方を変えよう」
というべきか。
とりあえず、感動した。
その問いを投げかけてくれた方は、本当に悩んでいた。今現状、会社ができるサポートは何があるのか。何か他にサポートできることがあるのか。何をどう伝えればいいのか。
こんなに真剣に、女性部下の人生について考えてくれている上司がいるんだ、と感動した。
外資系はもっとドライだ。と、いうのが私の印象。
男女関係ない話だと思うが、会社の中でやっていくにあたって、上司のバックアップは非常に大きい。まずはその、女性部下の方が羨ましいと思うことを素直にお伝えした。そして、それだけ心配しているということを女性部下の方にお伝えしたうえで、「どうしたいか?」と聞くしかないとはお伝えした。
現実として、「子供がいて、転勤があって、近くに実家がない」という3条件が一緒でも、人によってキャリアへの姿勢は大きく異なる。なんなら、この3条件に、「旦那が海外駐在中」という、ワンオペまっしぐらな条件下でも、「キャリアだけは手放さないわ!」と力強く言い切る(そして傍目には余裕で両立しているように見える)方もいれば、「近くに実家があるけど、やっぱ会社辞めます」という人も普通にいる。
人によって、キャリアの継続の優先順位が違う以上、聞くしか解決の道は見えない。
だが、上司が深く色々と考えて、「あなたはどうしたいのか?」と話し合いの場を持ってくれることは、本当にありがたいことだと思った。
私が何気なく言った「そこまで深く考えていただいているなら」という言葉に、先方は何度も頷かれて、
「深い、そうか深いか…」と繰り返されていた。
自分の悩んでいることが、的外れでないことが確認できて安心されたという。
心から、凄い方だと思った一件。
とある客先との食事会で、先方のマネージャークラスの方が
「バリキャリ志向の女性の方に聞いてみたいことがあるんだけど」と言い出した。
コンサルティング・ファームに勤める女性であれば、その志向であろう、ということで白羽の矢が立ったらしい。 聞いてみたいこと、というのは、
女性の部下に対してどこまで、「頑張れば昇進できるから!」と言い続けていいものか、ということだった。
子供がいて、転勤があって、近くに実家がないという部下の方を実際にお持ちとのことで、しかし、このまま数年頑張れば、管理職に昇進できるという状況らしい。
「頑張れば昇進できるから!」
というべきか、
「続けることが大事だから(マミートラック含めて)働き方を変えよう」
というべきか。
とりあえず、感動した。
その問いを投げかけてくれた方は、本当に悩んでいた。今現状、会社ができるサポートは何があるのか。何か他にサポートできることがあるのか。何をどう伝えればいいのか。
こんなに真剣に、女性部下の人生について考えてくれている上司がいるんだ、と感動した。
外資系はもっとドライだ。と、いうのが私の印象。
男女関係ない話だと思うが、会社の中でやっていくにあたって、上司のバックアップは非常に大きい。まずはその、女性部下の方が羨ましいと思うことを素直にお伝えした。そして、それだけ心配しているということを女性部下の方にお伝えしたうえで、「どうしたいか?」と聞くしかないとはお伝えした。
現実として、「子供がいて、転勤があって、近くに実家がない」という3条件が一緒でも、人によってキャリアへの姿勢は大きく異なる。なんなら、この3条件に、「旦那が海外駐在中」という、ワンオペまっしぐらな条件下でも、「キャリアだけは手放さないわ!」と力強く言い切る(そして傍目には余裕で両立しているように見える)方もいれば、「近くに実家があるけど、やっぱ会社辞めます」という人も普通にいる。
人によって、キャリアの継続の優先順位が違う以上、聞くしか解決の道は見えない。
だが、上司が深く色々と考えて、「あなたはどうしたいのか?」と話し合いの場を持ってくれることは、本当にありがたいことだと思った。
私が何気なく言った「そこまで深く考えていただいているなら」という言葉に、先方は何度も頷かれて、
「深い、そうか深いか…」と繰り返されていた。
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心から、凄い方だと思った一件。
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