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タグ / #ミス・マープル
記事
アガサ・クリスティから (109)
(ミス・マープルと十三の謎*金塊【12】) [2017/03/20 08:25]
(ミス・マープルと十三の謎*金塊【12】)
「この辺の人たちに言わせると、あなたのお友達はあんまり、余計なことに出しゃばりすぎるからいけない、ということですね。ひどい目にあっていなければいいと思いますがね。」
・・・・・・・
捜査は以前にも増して真剣に続けられた。
遂に努力が報われ、行方以不明になっていたニューマンを見つけ出したのは、午後..
アガサ・クリスティから (108)
(ミス・マープルと十三の謎*金塊【11】) [2017/03/19 08:04]
(ミス・マープルと十三の謎*金塊【11】)
ニューマンは自分で言ったように夜の散歩に出かけて、どういう訳か帰ってこなかったのだ。
何故だろう?
事故があったのか?
崖から落ちたのだろうか?
早速、捜査しなければ・・・。
2~3時間で、レイモンドは救助隊を募った。
皆で崖づたいに、あるい..
アガサ・クリスティから (107)
(ミス・マープルと十三の謎*金塊I) [2017/03/18 22:21]
(ミス・マープルと十三の謎*金塊I)
目覚めた時、朝の八時だったが、頭はずきずき痛み、まだ恐ろしい夢がしみついていた。
そして窓を開けたとたん、またひどい恐怖に襲われて、思わず、後ずさりをした。
レイモンドが見たもの・・・見たと思ったもの・・・それは墓穴を掘っている男だった・・・。
・・・1〜2分たってやっと我に返ったレイモンドは、その男がニューマンの園丁だと思い出した。
そして(墓)と思っ..
アガサ・クリスティから (106)
(ミス・マープルと十三の謎*金塊H) [2017/03/17 07:32]
(ミス・マープルと十三の謎*金塊H)
その夜は嵐がひどく、レイモンドはますます不安な思いを抱えていたが、ニューマンは少し嵐が落ち着くと、
窓から外を眺めた。
「おさまりそうだね。もう半時間もすれば、すっかり晴れ上がったいい夜になるよ、きっと。そしたら僕は外をぶらついて来よう。」
レイモンドはあくびをして、昨晩眠れなかったことを告げ、早くに就寝することにした。
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アガサ・クリスティから (105)
(ミス・マープルと十三の謎*金塊G) [2017/03/16 08:55]
(ミス・マープルと十三の謎*金塊G)
「まるで脅迫されているみたいに聞こえたよ、ニューマン。」
屋敷の方へ丘を上っていくときにレイモンドは言った。
友人はレイモンドに考えすぎだと、笑い飛ばしたのだった。
レイモンドは信じられず、首を振った・・・彼はケルヴィンの中に悪意にみちた野蛮な何かを感じ、つかみどころのない不思議なたくらみを持っているような気がしてならなかっ..
アガサ・クリスティから (103)
(ミス・マープルと十三の謎*金塊E) [2017/03/13 07:39]
(ミス・マープルと十三の謎*金塊E)
・・・金塊はポケットの中に入るダイヤモンドの首飾りとは違うということ。
重くかさばり扱いにくいものである・・・すべてが不可能なことなんですよ。船が出航する前に奇術みたいにごまかされたということもあり得る。
しかしもしそうでないとすれば、この六カ月の間にどこかへ持っていかれたということになるわけでもある・・・この事件に横たわる不可思議さが、調査の引き金になったらしい。
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アガサ・クリスティから (102)
(ミス・マープルと十三の謎*金塊D) [2017/03/11 17:32]
(ミス・マープルと十三の謎*金塊D)
「もちろん、潜水夫たちに引き揚げ作業をやらせました。しかしですね・・・金塊はなくなっていたのですよ、ウェストさん。」
レイモンドはびっくりして警部をじっとみつめた。
「問題はそこです。岩がその船の金庫部屋にぶち当たって大きな穴があいていた・・・なので、潜水夫は楽にそこから船内に入れたが、その金庫は空っぽだったと言っています。問題は船が難破..
アガサ・クリスティから (101)
(ミス・マープルと十三の謎*金塊C) [2017/03/09 13:50]
(ミス・マープルと十三の謎*金塊C)
二人で談笑しているときにレイモンドがポルぺランに行くのだと言うと、警部はこれはこれは不思議なめぐりあわせだ、自分もそこに行く道中であることを明かしたいう。
警部の仕事に対して、詮索好きと思われぬよう、あえて彼の旅行の目的は聞かないようにし、代わりにレイモンドは難破したスペインのガリオン船のことやその土地に対する興味を話した。
ところが驚いたことに..
アガサ・クリスティから (99)
(ミス・マープルと十三の謎*金塊A) [2017/03/04 08:35]
(ミス・マープルと十三の謎*金塊A)
「ラソールっていう小さな漁村よ、まさかあなたの話と同じ村じゃないでしょうね?」
「違うよ、僕の話の村はポルぺランというんだ・・・。」
レイモンドの話では、そこはコーンウォールの西海岸にある荒れた岩だらけの土地のようだった。
彼は、その二〜三週間前に人の紹介でニューマンという男と出会った。
ニューマンは実に面白い男で、頭もよく切..
アガサ・クリスティから (98)
(ミス・マープルと十三の謎*金塊@) [2017/02/13 07:48]
(ミス・マープルと十三の謎*金塊@)
ミス・マープルの甥で作家のレイモンドが口を開いた・・・。
・・・内容はこの場にふさわしいものか?どうか?は分からないと言う。
レイモンド自身にもその解決がついていないらしく、ただ、起こったことはとても面白く珍しいものなので
ひとつの問題として、提供したいとのことだった。
まだ解決を得ていないレイモンドからすれば、もしかして皆の間でつじつまの合う結論に到達するかもしれないとの..
アガサ・クリスティから (97)
(ミス・マープルと十三の謎*アスターテの祠ー17) [2017/01/31 11:22]
彼はこうも記していました・・・【五年の間、ぼくはまるで地獄の苦しみを受けていました。せめて立派な死に方をして私の罪を償おうと思っています。】
牧師の話の後、皆は、しいんとなっていた。
「そして彼は立派な死に方をすましたよ。」
とヘンリー卿は言った。
「ペンダー博士、あなたはお話の中では名前を変えていましたね。でもわたしは誰のことだかわかるような気がしますよ。」
..
アガサ・クリスティから (94)
(ミス・マープルと十三の謎*アスターテの祠ー14) [2017/01/21 13:28]
(ミス・マープルと十三の謎*アスターテの祠ー14)
「あなたはサー・リチャードが刺殺されたといううらに、ただ一つのやり方しかないとおっしゃるのですな、ミス・マープル。」
牧師はミス・マープルを不思議なものを見るようにみつめた。
「たいへん、悲しいことで、わたしもそう思いたくないんですけどねぇ。その人は右利きだったんでしょう、そうじゃございませんか?自分で自分の左肩..
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