2016年09月29日
アガサ・クリスティから (69) (作者アガサ・クリスティ自身のミステリー*失跡事件その13)
アガサ・クリスティから (69)
(作者アガサ・クリスティ自身のミステリー*失跡事件その13)
1926年・・・アガサ・クリスティは、世間を席巻することになる。
●ひとつは、新進推理小説家アガサ・クリスティが出版した「アクロイド殺害事件」。
この話題作の奇抜なトリックと意外な犯人をめぐって、他の推理小説家を巻き込んだミステリー・ファン間で、フェアか?アンフェアか?の大論争を起こす。
●それ以上に世間を驚かせたのは、前述してきた・・・アガサ・クリスティの謎の失踪事件である。
こちらは推理小説というフィクションのお話ではなく、現実に生身のアガサ・クリスティが起こした失踪事件である。
実際、警察の大捜査や新聞などマスコミや世間を巻き込んでの大騒ぎとなった失踪事件である。
・・・・・不思議な失踪事件の謎と共に大きな関心を集めたまま、11日後、あっけなく事件は幕切れになる。
有名な温泉地のホテルで、夫の愛人姓を名乗るアガサ・クリスティは発見され、夫と共に自宅に戻ることになる。
騒がしい世間に対して、夫からは精神科医の【記憶喪失症】という診断書を提示する。
その後、生涯通じて、アガサはこの件を自ら語ることはなかった。
1928年、アガサ・クリスティは夫アーチボルト・クリスティと離婚する。
かねてから噂されていた(アガサ失踪事件の原因と言われていた)夫の愛人ナンシー・ニールは、アーチボルト・クリスティと再婚。
因みに彼女も1930年、中東に旅行した際、14歳年下考古学者マックス・マーロンと出会い、再婚する。
●こうして彼女の謎の失踪事件(Agatha Eleven Missing)は、いくたの謎を残したまま、終結していったのである。
以下は、彼女の失踪事件・・・謎のままのアガサ・クリスティの失踪事件について触れている作品群の一部である。(参考参照。)
〜〜〜〜〜〜
「アガサ 愛の失踪事件」・・・ 原題【Agatha】
(1979年、イギリス・アメリカ合作映画)
1926年12月に起きた推理ミステリー作家アガサ・クリスティの失踪事件を題材にしたこの映画は、事実をモデルにしながら、独自の見解も盛り込んだフィクションである。
(主な出演者)
アガサ・クリスティ・・・・・・・・・・ヴァネッサ・レッドグレーブ
夫:アーチボルト・クリスティ・・・・・ティモシー・ダルトン
アメリカ人ジャーナリスト・・・・・・・ダスティン・ホフマン
〜〜〜〜〜〜
●All About Agatha Christie
・・・・・・・・外部リンク(http://www.all-about-agatha-christie.com/)
●Agatha Christie:The Official Online Home
・・・・・・・・外部リンク(http://www.agathachristie.com/)
●アガサ・クリスティ日本オフィシャルサイト
・・・・・・・・外部リンク(http://www.hayakawa-online.co.jp/christie/)
●(河出書房新社)
・・・・・・・・「世界史 ミステリー事件の真実」
●ジャネット・モーガン著
・・・・・・・・「アガサ・クリスティの生涯(上・下)」
●井出 守著
・・・・・・・・「迷宮入り事件の謎」
●コリン・ウィルソン著
・・・・・・・・「世界不思議百科」
●ジャレッド・ケイド著
・・・・・・・・「なぜアガサ・クリスティは失踪したのか?」
●乾信一郎訳
・・・・・・・・「アガサ・クリスティ自伝(上・下)」
●(PHP文庫)
・・・・・・・・世界博学倶楽部「世界史迷宮入り事件ファイル」
・・・・・・・・「世界の未解決事件53」
【その他・・・・・多数の外部リンクや書籍有り。】
(次号に続く)
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