2018年12月13日
逆送はなぜ起こる/理由や原因/逆送体験談の報告
1.はじめに
最近,一般道で私自身が逆送してしまった,よく高齢者の運転する車が逆送した結果,事故起こして大事になったニュースなんかを見てて,ほんとにこういうのは迷惑だよなぁ,逆送するような高齢な方々は早々に免許証を返納して,運転やめた方がいいと思う,な〜んて言っていたのだが
2.自分が逆送してしまった
そんなこと言ってた自分が逆送してしまった。これは普段走ってないところ,つまり旅行中で夜間にドライブしていた時なのだが,下の図をよくよく見てほしい,私は図の下方から走ってきてる黄色い車である,この時点でナビからは「この信号を右です」の音声指示,ナビ画面をチラ見する
前方の信号が赤だったので,ブレーキを踏んで減速して交差点に近づいたんだが,すぐに青信号に切り替わった,ここで,私は本来は青い線のように進まなくてはいけないのだが,実際は赤い線のように進んでしまった,中央分離帯の向こう側にある本来進入するべき道路が見えなかったんである
というか,見てなかったという方が正しいかもしれない,手前の2車線には,進入禁止の標識があったのではないかと思うが,ナビ画面に気を取られていたのと,ヘッドライトが下向きだったので,まったく気づかなかった,ほかに車も走ってなくて違和感無しで逆送コースに進入してしまった
3.田舎道は街灯等も無く逆送の危険が高い
田舎道なので道路の街灯なんか無いからヘッドライトの照射範囲しか見えない,当日ドライブしてた道路は片側1車線の道路だけだったので,こんな場所に4車線道路があるなんてまったく意識してなかった,なんの違和感もなく,当然のように赤いラインの流れで進入してしまったんである
そのまま逆送状態で50mくらい進んだら,対向車(図の右の赤い車)が,ヘッドライトをパッパッパッとパッシングする,あれ?,何だろうと思いながら車を進めてA地点に来て,ここでようやく逆送してることに気づいた,ちょっとあせったが,A地点からB地点へ進路変更して事なきをえた
4.田舎道では特に逆送に注意が必要
夜間の遅い時間帯で交通量も少ない一般道だったから助かったが,これが高速道路への乗り口などだったらそのまま進入してたかもしれない,いま考えてもぞっとする,私は年齢的には若いというような年齢ではないが,まだ精神的にも身体機能的にも特に問題など持ち合わせてはいない
そういう人間でも勘違いで逆送してしまう場合が有ると言うことである,このような逆送に関しては運転者の勘違いが原因とはいえ,道路の構造的な問題もあると思う,実際隣市に同じ状況の自動車専用道路の出入り口があるが,逆送注意の看板等がいっぱい立ってるから,勘違いが多いのだろう
5.田舎道は逆送のトラップがアチコチにある
田舎の道路は,ほとんど片側1車線である,速度制限が70kmとか80kmの自動車専用道路でさえ,片側1車線の対面通行が多い,そういう田舎道ばっかり走ってる人は,道路は片側1車線がデフォルトなので,旅行先などで片側2車線の道路で右折する場合など,私のようなことが起きてしまう
さらに地方では道路の外側線や中央線とか交差点の手前の通行区分の矢印表示とか,ほとんど消えてる道路も多い,国道は多少はマシだが,県道とか市道なんかになると,ひどいもんである,行政は新しい道路を作るのには非常に熱心だが,こういうメンテ関係もしっかりやってほしいものである
6.おわりに
今回の自分の経験から言えば,逆送という状況は,年を取ったお年寄りとか,あるいは認知症の人が起こしてるという認識は改めた方がいい,道路の構造的な問題もあって,だれにでも起こりうる,極めて身近な問題だと認識してたほうがいい,私は大丈夫という認識が一番あぶない(自戒をこめて)
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