2018年12月20日
パソコン用スピーカーにお勧めの「ALTEC ACS5」
1.はじめに
最近はパソコン使う人も減ってきたし,音楽聞いたりするのもスマホにイヤホンだから,パソコン用スピーカーがどうのこうのという時代じゃないのかもしれないが,パソコン用スピーカーを探してる人がいたら,だいぶ昔の製品なので入手が難しいと思うが,お勧めのスピーカーを紹介したい
2.パソコン用スピーカーにALTEC ACS5がお勧め
その製品とはALTECの「ACS5」という製品である,ALTECの正式な会社名は,Altec Lansing Technologies, Inc. で,アメリカの老舗の音響機器メーカーだった,なぜ「だった」と過去形なのかは2005年にヘッドセットの世界的なトップメーカーであるプラントロニクス社に買収されたから
私が現在使用してるACS5は,平成7年(1995年)に購入したDELL製のデスクトップマシンに付属品として付いていたものである,そのDELL製マシン,いまからすれば隔世の感があるが,CPUがPentium120Mhzで,17インチのモニター込みとはいえ57万円もするシロモノだった
それでも,NECとか富士通なんかの国産機に比べれば,かなり安かったから購入したわけだが,そのマシン自体はとうの昔にお払い箱になったのに,なぜかスピーカーだけは健在である,筐体がプラスチックなので見た目の安っぽさは否めないが,出てくる音に関しては秀逸と言えよう
3.ながら作業用のスピーカーはALTEC ACS5がお勧め
リビングにはそこそこのオーディオシステムがあるんだが,ちょっとCD聞きながらパソコンで作業したいなんてことが多々あるんで,パソコンで手軽に音楽を楽しみたい,その際,ちゃんとしたオーディオ機器が出すような音じゃなくてもいいけど,ある程度のレベルは欲しい
そこそこパンチ力のある音で,かつふくよかな音が好みなので,サンワサプライとかエレコムなんかのエンクロージャーが木製の製品をイロイロ試したが,どうにもこうにも納得する音を出す製品に出会えなくて,結局このALTECのACS5に戻って来てしまったというのが実情である
4.パンチの効いた音色のALTEC ACS5
ちなみにリビングで使用してるスピーカーはKEFである,リビングでは管弦楽曲なんかをメインに聞くので,繊細な音がちゃんと再現でき,解像度が高いという観点から選んでいったら,いかにも英国製という音色が特徴のKEFにたどり着いたのだが,これはこれでお気に入りのスピーカーである
反対にパソコンの前でなにか作業しながら音楽聞くような場合は,ちょっとアドレナリン放出が加速するような音楽をガシガシ聴いてた方が,私の場合は作業がはかどる,こういう状況には,やっぱりJBL,BOSE,ALTECなんかの,イケイケドンドンのアメリカ製スピーカーの出番である
5.ALTEC ACS5の優れている点
このスピーカーの優れている点は,みかけによらずパンチのある音がでる,JBLやBOSEなんかの音を好む人にはお勧めである,ただパンチが効いてると言っても,エンクロージャーがプラ筐体なので,そこら辺は妥協すべし,逆に解像度の高い繊細な音を好む人はぜったいにやめた方がいい
また,このスピーカーはボリュームとトレブルのコントロールが可能である(上の写真),これが意外に便利,パソコン用のスピーカーでは音量等のコントロールはパソコン側でやることが前提の製品も多いが,そういう製品は使ってみれば解るが,音量を変えたい時などかなり面倒に感じてしまう
6.ALTEC ACS5の入手方法
かなり昔の製品なので入手が困難なのは否めないが,たまにヤフオクやメルカリに出品されるから,欲しい人はアラート登録とかしておけばいい,こんな古い製品を手に入れたい人って,あまり居ないから,価格的にもそれほど高額にはならない,私が予備用に落札したACS5は1,000円だった
ヤフオクで1,000円で出品されていたのを,なんら競り合いもなく1,000円で落札したのだが,こういう製品を狙ってる人には,価格にかかわらずとにかく手に入れたいという人が存在したりする,もし競り合いになった場合,あまり熱くならず,早々にあきらめて,次の出品を待った方がいい
7.おわりに
よくよく考えたら,このスピーカー,すでに25年近く使用してることになるが,全く問題なく使用できている,国産のソコソコの製品でも数年でボリュームコントロールでガリ音がでたりするモノがあったが,このALTEC ACS5はそういうことも全く無い,さて,あと何年使うことになるのやら
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