2023年02月20日
若者(特に男性)の車離れについてちょっと考えてみた
1.はじめに
若者の車離れと言われるようになって久しいが,確かに70年代とか,スーパーカーブームなんかもあって,若い人たち(特に男性)が,かっこいい車を所有したいと思うのは当たり前というような風潮があった,そういう背景もあって,若者=車好きというイメージができあがっていったんだろう
2.かっこいい車の存在
確かにその時代は若者は車好きが多かったし,多くの若者がかなり無理してスポーティカーなんかを手に入れていたのも事実,また自動車メーカーも,そういう層に訴えるようなスタイリッシュな車を提供していたし,バブルの影響なんかもあって,そこそこ値の張る車でも売れていたように思う
3.車の更新サイクルが伸びた
それが最近になって車が売れない,若い人が車を買ってくれない,多少なりとも金銭的余裕がある高齢層でも,車は動けばいいくらいの感覚になってて,普通に10年以上乗ってるわけだ,最近の車は壊れないから,ごく普通のメンテしてれば10年とか20万キロとか何のトラブルもなく動いてくれる
4.世の中AT車ばっかり
AT車ばかりになって,MT車の車を操っている感が希薄になってるから,どれに乗っても同じことという感覚が先走って,車に感心が無くなってるのかもしれない,まあ,こういうことを言うと老人の懐古趣味なんて言われそうだが,どれもこれも似たような車ばかりでつまらないことこの上ない
5.車は高額な贅沢品
車自体が軽自動車でさえ200万円オーバーとか当たり前の高額商品になってしまい,金銭的に余裕の無い若者は,とても車は維持できないって判断してるんだろう,公共交通機関の発達してる都会暮らしだと,免許取得さえ無駄と考える層だって存在してるわけだから,車離れが進んで当然だろう
6.車メーカー自体が落ち目
国内自動車メーカーも以前は元気があってイロイロおもしろい車種もあったのに,特に日産や三菱なんかの凋落ぶりはひどいもんである,日産なんて初代のフェアレディZを,あのままのデザインで出せばいいのにね,三菱ならパジェロとかランエボとかね,資源持ってるのに有効活用すべきだよ
7.おわりに
最近は世界的にEV化の流れが主流のような報道も多いが,本当にこの流れが正しいのだろうか,Co2削減は絶対命題だろうけど,車がどういう方向に向かうのか,まだまだ未知数だろう,この辺の施策というか,対応方向を誤ったら,経営がやばくなるメーカーが出るかもしれない
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/11872563
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック