2018年08月26日
ゆうパック(おてがる版)で荷物が行方不明になる紛失事故
1.はじめに
オークションの荷物の発送には,配達日指定ができない等のマイナス面があるが,通常のゆうパックより料金が多少安い「おてがる版」の方を利用している,郵便局も最初は不慣れな感じだったが,最近は慣れてきたなと感じていたのだが,最近,荷物が行方不明になる事故に遭遇した
2.ゆうパック(おてがる版)で荷物が行方不明
ことの顛末であるが,まずヤフオクで落札された商品を火曜日の午前10時頃に郵便局から発送した,発送後はいつも荷物の配送状況をチェックしてるのだが,この荷物,通常なら2日後の木曜日には配達完了になるはずなのに,3日後の金曜日になっても本県の中継局にとどまったままの状態である
内容物は鉢植えの植物なので航空便で規制されるような品物ではないのだが,陸送に回されたのだろうか? しかし3日後も本県の中継局にとどまってる状態はどう考えてもおかしい,金曜日なので明日明後日は土日で郵便局への連絡が難しくなるので,これは早急に対応せねばと行動することにした
ということで,いろんな人というか郵便局が関わってくるので,話がややこしくならないよう,以降は,私が直接荷物を出した郵便局を「発送局A」,途中の本県のちょっと大きな集荷や中継を行う郵便局を「中継局B」,送り先の配達を担当する郵便局を「配達局C」と記載することにする
3.ゆうパック(おてがる版)で荷物追跡を依頼
とりあえず,発送局Aに電話で問い合わせると,調べてから折り返し電話しますとのこと,で,返ってきた返事が,こちらの郵便局では現在荷物がどこを移動中なのか把握できません,上位局の使用してる全国の荷物の状況を調べるシステムを使えば詳しい位置情報が把握できるのですが・・・
ただ,それを利用して調査するには少々時間がかかるそうで,もうすぐ夕方の5時だからということと,明日明後日は土日で休日ということなので,月曜日にならないと詳細は解らないですね,という返事だった,どうにもこうにも使えないシステムというか,お役所体質というか・・・
送ってるものが植物なので,そんなに日数かかったら死んでしまいますよ,って言ったら,植物が傷んでいて商品価値が失われていたら補償します,その際,傷んだ状況がわかる写真が必要なので,準備をお願いしますとか,補償の手続きの話になってしまった,私は自分の荷物の行方が知りたいの!
4.ゆうパック(おてがる版)で中継局Bから連絡
夜の7時くらいに電話が鳴る,何だろうと出たら中継局Bからの連絡であった,内容は荷物は翌日の水曜日には配達局Cに着いていたようだが,その時点で伝票がはがれていたため,届け先がわからない荷物として放置されてたようです,とのことだった,私の大事な荷物は3日も放置されてたらしい
また,私が出した荷物とその荷物が同一のものかどうかの確認ということで,荷姿等を聞かれたが,どうやら行方不明の私が出した荷物のようである,で,配達局Cが,荷物を私の方へ送り返すから,確かに私の出した品物かどうかを確認してほしい,その後改めて送付先に送ります,って言う
この辺でブチ切れそうになる,それでは植物が死んでしまうので,とにかく早急に届け先に届けてほしい,とお願いするんだが,とにかく私の荷物であるという明確な証拠が必要とのこと,で,控え伝票が有るということを伝えたら,その控え伝票の確認でOKということになった
5.ゆうパック(おてがる版)で中継局Bの対応
私が,その控え伝票をスキャナーがあるからスキャンしてメールででも送りますよ,って言うと,そのような外部データを受け付けるシステムは無いんです,って言うわけだ,有りえないようなIT後進企業である,セキュリテイ上そうなってるんだろうけど,そりゃ根本的な部分でおかしい
ということで翌日の土曜日に,私の地域の配達担当の人が私の家まで出向いてきて,伝票を預かるということになったんだが,データが確認できればいいだけだろうに,配達担当の人が家まで取りに来るという,超アナログ対応,時間がはっきりしないので,土曜日なのに出かけるコトもできない
6.ゆうパック(おてがる版)の控え伝票
明けて土曜日に待っていたら,お昼前にこちらの配達担当の人が控え伝票を取り来た,そのとき状況を聞いたのだが,自分は上司の言われたことをやってるだけで,何のために控えの伝票をやったり取ったりするのかは解らないし,その背景も知らないです,とのこと,ダメだこりゃ
夕方になったら,コピーしましたからって同じ配達担当の人が伝票を返しに来たんだが,その時も状況を聞いたが,この人はタダの伝票運搬係のようで,まったく何も知らされていないような口ぶりであった,そうこうして土曜日が終わった,さらに翌日の日曜日はまったく何も進展無し
7.ゆうパック(おてがる版)で配達に1週間
控えの伝票を渡してから翌々日の月曜日の午前中になったら,ネット上の荷物追跡状況が更新されてやっと「到着」になった,その後「お届け先にお届け済み」になり,ちゃんと配送されたのだが,結局火曜日に発送したものが,翌週の月曜日の配達になるという,配送に1週間もかかってしまった
落札者の人にも連絡して,植物の状態がひどいようなら補償手続きをします,と伝えたのだが,届いた植物は傷んではいるが,なんとか回復できると思うから,補償の件はいいですとの返事だった,猛暑日が続いてる時期で,枯死してるんじゃないかと心配だったが,ぎりぎりセーフだったようである
なお,その日に中継局Bから電話があって,荷物の追跡調査の件は,伝票が剥がれていたことにより配達がスムーズに行えなくなっていたようです,本日,配達担当局がお届け先へ荷物をお届けしましたので,今回の調査依頼はこれで完了とします,と一方的なご連絡である,オイオイ,少しは謝れよ
8.ゆうパック(おてがる版)配送事故のその後
その翌週,また該当の発送局Aに荷物を持って行ったのだが,窓口のおねえさんが平謝り,男性職員も奥から出てきて,「今日は局長がいなくて云々・・・」の平謝りで,こちらが恐縮する,おまけにちょっとした粗品までもらったんだが,小うるさい客だと思われてるカモねぇ
そのまた3日後くらいに荷物持って行ったら,今度は局長さんも居て,わざわざカウンターの外まで出てきて平謝り,そんなに謝らなくても,こちらの局のミスでは無いですから,って言ったら,局長が私もちょっと気になったものだから,配達局Cに問い合わせたんですよ,って言う
その内容なのだが,配達局Cは伝票が剥がれていて処理できなかったって言うけど,あの伝票が剥がれるわけないですよ,と疑問を呈していた,そうあの伝票は,普通に処理して貼れば剥がれることなんて起こりえない,ここは配達局Cが発送時の伝票の張り方に問題が有ったと責任転嫁してるのかも
配達局Cまでは届いてるわけで,その後の処理がまずかったっていうことだと思う,配達局Cに届いた段階で,発送局Aの発送用伝票から,配達局Cが発行する配達用伝票に交換するわけだが,その際になんらかのミスを犯して,もともと着いてた発送用伝票を紛失したと見た方がいいように思う
9.おわりに
それにしても信じられないくらいにお粗末なシステムである,このIT化が進んだ時代に,人間の勘違いや手続きミス等のヒューマンエラーへの対応が,ぜんぜん考慮されていないシステムって,基本的な仕組みがおかしいと思う,まあ,いつものことながら,いかにも郵便局らしい事案ではある
今回,落札者の人にも,その都度状況を連絡したりして,取引メッセージを多用したのだが,上の画像のように「投稿回数は残り3回です」って言われてしまった,取引メッセージの投稿回数は15回可能なので,12回もイロイロ連絡したことになるが,こんなこと初めてで,とても疲れてしまった
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