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2018年08月19日

クサントロエアの育て方(種まきから鉢上げまでのまとめ)

クサントトエアの育て方・種まき〜鉢上げ (1).jpg

1.はじめに
 クサントロエアは20年ほど前に種をまいて育ててきた,ただ成長するとかなり場所を占有してしまうため,形のいい2〜3株を残して,ほとんど処分してしまったのだが,ヤフオクで種が出品されていたので,思わず購入してしまった,ということで,種まきから鉢上げまでの状況をまとめてみた


2.クサントロエアの種の入手
 以前から種を購入している信頼性の高い出品者がクサントロエアを出品していたので,つい落札してしまったのだが,最近の種の購入はほとんどヤフオクである,ちゃんとした出品者なら,その辺のWEB通販ショップなどよりよほど信用できる,その辺の事情は別記事参照(詳細は→こちら)

 クサントロエアの種は5粒で300円くらいの出品が多いのだが,今回落札したクサントロエア・プレイシー(Xanthorrhoea preissii)は,入手時期が比較的新しい種子30粒が600円と低価格で出品されていたので,2セット60粒を購入した,ちなみに実際の種子は1セット33粒入っていた

クサントトエアの育て方・種まき〜鉢上げ (2).jpg

 クサントロエアの種は上の写真のように縦が1cmくらい,横が0.5cmくらいの大きさで,形状は三角錐の先がとがった種である,我が家のクサントロエアは花が咲くので,少し種が取れるのだが,動物に食べられないためだろうか,種が入ってるサヤは先が非常に尖っていて,さわるととても痛い


3.クサントロエアの種まき用の用土と容器
 種まき用土と容器に関しては,最近はほとんど下の写真の商品を利用してる,用土に関しては違う製品もイロイロ使ってみたが,2cmくらいの大きな土の塊が入っていたり,ヤシ殻の繊維と思うが,これが多くて水にうまくなじまずに扱いにくかったりと,で結局この製品一辺倒になってしまったダシリリオンの育て方(種まき方法) (3).jpg

 また種まき容器に関しては,以前は育苗箱にスジまきしたりしてたが,クサントロエアに限らず,乾燥地帯の植物は,根を深く張ろうとする性質が強いので,育苗箱で育てた場合,苗を取り出すときに,根が切れて傷めてしまったりする危険性が高いので,最近はほとんどセルトレイを利用してる


4.クサントロエアの種まきに挑戦(種まきの手順)
 今回は種が入手できたのが4月23日だったので,種まきもその日に行った,種の吸水処理とか種まき前の処理は特に何も行っていない,実際の種まき方法について,その手順を写真で説明する

◆トレイに種まき用の用土を詰めてたっぷり水をかける

クサントトエアの育て方・種まき〜鉢上げ (3).jpg

◆幅1cmくらい深さ1cmくらいの種を落とす穴を開ける

クサントトエアの育て方・種まき〜鉢上げ (4).jpg

◆この穴に1個ずつ種を落としていく

クサントトエアの育て方・種まき〜鉢上げ (5).jpg

◆途中に引っかかってるようなら竹串等で穴へ押し込む

クサントトエアの育て方・種まき〜鉢上げ (6).jpg

◆全部の種まき穴に種を入れたら穴をふさいでいく

クサントトエアの育て方・種まき〜鉢上げ (7).jpg

◆終わったらやさしく水かけしてラベルを立てて種まき作業終了

クサントトエアの育て方・種まき〜鉢上げ (8).jpg


5.クサントロエアの種まき後の管理
 特に難しい管理は無い,芽が出るまで光は関係ないので,管理しやすい場所で管理すればいい,ただし初期の水切れには最大限の注意が必要である,クサントロエアに限らず,乾燥地帯原産の植物は,水に対する反応がシビアで,乾燥状態を検知すると深い休眠状態に入ってしまうことがある


6.クサントロエアの発芽後の生育状況
 下の写真のようにもっとも早いものは種まき後26日目(5月19日)に芽が見えてきた,その後もちらほら芽を吹いてきて,7月の中旬には出るべき芽は出尽くしたようで,その後も観察していたが,8月下旬まで待ってもそれ以降に発芽してきたものは無かった

クサントトエアの育て方・種まき〜鉢上げ (9).jpg

 7月中旬に出ていた芽が20個,種をまいた総数は66個なので,発芽率は30%である,これを低いとみるか妥当な発芽率とみるか,微妙な数字だが,手に入れた種子がかなりいい状態の種子だったので,悪くても半分くらいは発芽するだろうと思っていたが,これはちょっと期待はずれだった


7.クサントロエアの鉢上げ時の苗の状況
 種をまいてから105日目(8月6日)には下のような状況になった,まだ苗としては小さいしセルトレイの容積にも余裕があるし,この状態のままで追肥するか,それとも鉢上げするか迷ったのだが,これに追肥するより新しい用土に移した方が生育はいいだろうと判断して鉢上げすることにした

クサントロエアの苗.jpg


8.クサントロエアの鉢上げ用土
 鉢上げ用の用土に関しては,育ててる植物が熱帯や乾燥地域の植物が多いので,保湿性や透水性を考慮して,通常は下の写真の観葉植物用の市販用土とサボテン・多肉用の市販用土を5:5に混ぜたものを使用してるのだが,クサントロエアも似たような環境だろうから,同様の組成でいくことにする

ダシリリオンの育て方(種まき方法) (15).jpg


9.クサントロエアの苗を鉢上げする
 セルトレイから苗を取り出してみたのが下の写真である,前回鉢上げしたダシリリオンのような長い根は無く,乾燥地帯原産の植物にしては,ちょっと根が貧弱な印象である,これを9cmのポリポットに鉢上げする,写真で示す矢印の株元部分が半分くらい地上に出るようにして鉢上げした

クサントトエアの育て方・種まき〜鉢上げ (10).jpg
クサントトエアの育て方・種まき〜鉢上げ (11).jpg
クサントトエアの育て方・種まき〜鉢上げ (12).jpg


10.おわりに
 クサントロエアの種まきは2度目である,前回,種をまいてから13年目に花茎が伸張してきて花が咲いた時はものすごく感動したのだが,今回,種まきした連中はどういう感動をもたらしてくれるだろうか,とりあえずは10数年の期間は気長におつきあいするしかない


11.関連記事
 クサントロエアの育て方(栽培法)(詳細は→こちら)



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