「昔のゲームジャンルで自主制作が一番大変だったのは何か?」と聞かれたら、私は迷わず「アドベンチャーゲーム」といいます。
あくまで私見です。
なぜかと言うと、絵を描くのが非常に大変だったから!
昔は今のようにグラフィックを描く環境が整っておらず、デジカメはない時代。
スキャナは取り込み画像小さいくせに、とんでもなく高額。
ペンタブレットは、その当時にあったのかなかったのかさえ不明…。
当然、液タブもしかり…。
絵を描く環境がグラフィックソフトとマウスしかなかったのです。
まぁ、まだマウスがあったのが、せめてもの救いでしたが…。
ケベロンシリーズ第一作目 「ケベロンの冒険〜勇者誕生〜」
以前にも書きましたが、私が絵を描く時は、紙に絵をかいて、それをサランラップに書き写しモニタに貼って、グラフィックソフト上でマウスでなぞる様に書いていました…。(2023年6月6日記事参照「他のツール集」)
死ぬほど時間と根気、集中力が必要な作業です。
しかも、目と指が死ぬ…。
一部のプロの人は直接マウスでグラフィックツールにゴリゴリ描いていたと聞きますが、素人の自分にそんなことできるわけない!
うーん、絵を描くこと自体は好きだったので、昔液タブがあれば制作ジャンルが全然違っていたと思います。