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1年間の集大成

先週の金曜日に息子が通う国立のモンテッソーリ幼稚園から1年間のお仕事の集大成とも言えるバインダーを受け取りました。その内容を息子と2人で話をしながら見て、ああやっぱりモンテッソーリの幼稚園に入れて良かったーと思ったのでした。

集大成のバインダーとクラス集合写真、それから子供達が幼稚園の庭で育てたバジリコ、セージ、ティーモ、ローズマリー、ミント等の何種類ものハーブを干して乾燥させ、子供達が細かくちぎって塩を少し混ぜて瓶詰めにした調味料




息子は、とっても嬉しそうにこのバインダーを見せてくれて、彼なりに説明をしてくれました。その中のいくつかを紹介します。

モンテッソーリ教育では、物の本質を教えるという観点から、木のぬり絵をするにしてもいろいろな角度からとらえて題材を与えてくれます。例えば左の2枚のぬり絵は、木の部分をテーマにしたファイルの中にあったもので、木の根っこの部分だけ色を塗ったもの、葉っぱの部分だけ色を塗ったものです。その他枝の部分だけ、木の幹の部分だけ、全ての部分を塗ったものと一緒になって、「木の部分」というテーマのひとつのファイルになっているのです。

右の2枚のぬり絵は、「木の季節」をテーマにしたファイルに入っていた一部で、さくらんぼの木に実が成る夏と枯れ葉が落ちる秋のものです。その他、新緑の新しい芽が出る春と枝だけになった冬のものが一緒のファイルになっていました。



このようなタイプのお仕事をする時には、年が上の子が下の子に「葉っぱは緑で塗るんだよ」とか教えられるようにしているとの事。幼稚園に入学させた時、3歳〜5歳のミックスのクラスってどうなんだろう?とちょっと不安に思っていましたが、今ではこの縦割りクラスの良い点を実感しています。息子も年上の子供の行動をまねする事によってこの1年間本当に成長したと思えるからです。確かに悪い言葉なんかもすぐに覚えるんですけどね。。。(笑)

次に紹介するのは、息子が一時期「今日はインカストリ・ディ・フェーロをやった」と良く言っていたメタル・インセッツという運筆力を高める教具を使ったお仕事の物で、進歩の度合いがよく分かります。下に並べたものは、このお仕事を始めたばかりの頃のらしく、線の引き方も弱く、鉛筆を上手くコントロールできてないのが良くわかります。上に並べた物は、最近のものらしく、線もしっかり引けて、中を上手に塗りつぶしています。




次に紹介するのは、イタリア語でプンテッジャーレと呼ばれるもので、写真のように先が尖ったペンのようなもので、穴をあけながら形をくりぬいて行きます。



このプンテッジャーレの方法で、いろいろな形をくりぬいた物を種類別にファイルしてあります。右下が6種類の大きさの丸の形を大きい順に並べたもの。上の物が、四角、三角、丸の形をファイルにしたもの。左の物が初めてのアルファベットで母音となるa,e,i,o,uの物。
プンテッジャーレの方式でくり抜いた厚紙を普通の紙に貼り、それを指でなぞる事によって、手のひらの敏感なこの時期にいろいろな形や大きさを理解し、最終的にはアルファベットも覚えるという目的があります。もちろんモンテッソーリ教具の文字盤も教室にありますが、文字盤が他の子供に使われて使えなくてもこのファイルがあれば、文字や形をなぞる事ができる訳です。



息子と同じクラスの1歳年上の女の子のバインダーを見せてもらうと、まずバインダーの厚さが息子の倍くらいあり、いっぱいお仕事してるなーという感じでした。中には、a〜zのアルファベットのノートがあったのですが、そのノートにはページ毎にひとつのアルファベットが書かれていて、書き方帳のように彼女が繰り返し練習した様子がよく分かりました。という事は来年の今頃には、アルファベットが書けるようになっているんだなーと感心して見せてもらいました。

ちなみにアルファベットは、こちらでは筆記体から始めます。筆記体の方が流れがあるので、感覚的には覚えやすいのかもしれません。

その他にも、絵の具、色鉛筆、ペン等で書いた絵や季節のフルーツ、葉っぱの種類、部分をテーマにしたぬり絵、イタリアの地図やクリスマス、カーニバルのぬり絵、色板と呼ばれるモンテッソーリ教具を使ったぬり絵等があって、なんだか私もとても満足して、「1年間よくお仕事したねー」と息子を褒めると息子も誇らしげな顔をして、大事そうにバインダーを整理していました。

今週木曜日でいよいよ幼稚園も今学期終了し、9月中旬の新年度の始まりまで長い夏休みに入ります。今週中には、各子供達のお仕事中の写真を集めたCDももらえるようなので楽しみにしています。

イタリアの国立のモンテッソーリ園なので、園や先生とのコミュニケーションがあまりなく、本当に園でモンテッソーリ教育らしいお仕事とかしているのかしら?とちょっと疑問に思った時などもあったのですが、とりあえず1年終えてみて、結果、大満足です。この国立のモンテッソーリの学校はイタリアでも珍しく小学校、中学校まであるので、このままモンテッソーリ教育を続けさせたいなとあらためて思いました。

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学期末の打ち上げ

先週の木曜日に、息子が通う国立のモンテッソーリ幼稚園でクラス毎の音楽の発表会がありました。隣接する中学校の中にある100人くらいは入れる劇場で行われました。

発表会が行われた劇場。マイクで話をしているのが音楽のシルビア先生。



シナリオは、「お腹のすいたオオカミ」という絵本を題材にした劇を子供達が音楽に合わせてやるというもので、なかなか興味深いものがありました。話の内容は、お腹のすいたオオカミがウサギや鶏、ウサギ、鳥、豚等の動物を次々に食べてしまうのですが、最後にオオカミに食べられてしまった動物達がオオカミのお腹の中で大騒ぎしてオオカミが苦しんで、食べた動物を吐き出して逃げて行くというもので、各動物になりすました(動物の絵が書いてあるエプロンをしている)子供達がピアノで演奏される音楽や効果音に合わせて踊ったりしてとても可愛かったです。

息子は他の3人の友達と鳥の役をやりました。だから最近、いつも公園で「僕は鳥なの」と言って鳥が飛ぶまねをしていたんですね。

鳥の役を演じる息子とお友達


その日は発表会の後、先生と一緒にクラスの打ち上げがありました。イタリアには、子供達と一緒に夕食に行っても子供達が飽きないように、遊具が置いてあったり子供達を楽しませてくれるアニマトーレと呼ばれる人達がいる所があります。今回はピッツェリアでそういう施設がある所でした。やっぱりそういう所じゃないと、20人以上の子供達が来るのに普通のレストランやピッツェリアじゃ収集付かないですよね...(笑い)

クラスのお友達と楽しそうにピッツァを食べる息子


このピッツェリアは、滑り台や砂場(髪の毛の中まで砂だらけになってました。。。。)の他に、子供用のディスコもあってビックリ!息子は初めてのディスコに大興奮!!!!

魔女の帽子を借りて大興奮の息子。


私は自分も疲れていたし、娘の体調が良くなく夫に預けて打ち上げに息子と来ていたので、まだいたがる息子を説得してクラスの中で一番先に帰りましたが、(といっても22時40分頃)何と!何人かのお母さん達は、子供達を夫に預けて、その後街の中心地に先生2人と一緒に繰り出して、夜中3時まで遊んだそうです!!すごい元気!!!!

息子のクラスの先生達は、2人とも遠くから通って来ていて、1人は片道1時間30分、もう一人は片道2時間30分かけて毎日通って来ているのだそうです。なので、その日は当然学校近くのB&Bに宿泊されたそうです。そこまで付き合ってくれる先生方に感謝!

私も普段あんまり顔を会わせないお母さん達とも話ができてとても楽しい時間を過ごしました。

モンテッソーリの幼稚園での1年目があと2週間で終わって長い夏休みに入ります。イタリアの国立の幼稚園なので、施設の面等で改善して欲しい所はありますが、先生方はとっても素敵で情熱を持って指導して下さっているので気に入っています。

娘は、今保育園で流行っている喉の痛みと高熱が出るウィルスにやられて、4日間40度手前まで上がる熱を出した後、その高熱がきっかけで喘息を併発し、今、抗生物質とステロイド剤で自宅治療中です。今年は本当に、ホッとしていられる時がありません。

日本は梅雨に入ったようですが、イタリアは、猛暑が襲って来て今週は、町中では40度まで気温が上がると言われています。子供達はもちろんの事、私自身も体調を崩さないようにしなければ!

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幼稚園での様子

先日、息子が通う国立のモンテッソーリの幼稚園で、先生と両親での面談があったので行って来ました。この幼稚園は息子も喜んで通っていますし、満足しているのですが、欠点は普段あまり先生とのコミュニケーションが取れないという事。

昨年まで通っていたモンテッソーリの保育園は、私立の経営の園が市と提携しているという保育園だったので、親に対する気の配り方等も違っていたと思うし、何せ6人の子供に保育士が1人という割合なので、相談なども気軽にできました。そして毎日何をしたか、何を食べたかという事も紙に記録していてくれたので、迎えに行った時には大体1日何をして過ごしたのか想像できたものでした。

それが国立の幼稚園に入ってからは、先生1人に25人の園児ですから(イタリアの法律で0歳〜3歳の保育園は6人に1人の割合の保育士、3歳〜5歳の幼稚園は最大25人に2人の先生が交代制で勤務すると決まっている)、迎えに行った時に先生を捕まえて話すという訳にもあまりいかないので、毎日何をやっているのか正直よく分かりませんでした。本人に聞いても「遊んだ」とかたまに「××で遊んだ」と教具の名前を言うくらいで、何をしていたか今イチ分からないという感じでした。

なので、この面談は子供達を夫に預けて先生にじっくり話を聞いて来よう!と思って出かけたのですが、予定の時間に夫が園に来れず、結局子供2人連れて面談に行く事になりました。でも他にも子供を連れた両親がいたのでホットして教室に入ると先生が子供達に向って「皆はいつものようにお仕事していて下さい。先生は皆のご両親とお話がありますからね。」と言うと、子供達はそれぞれ、自分のお仕事に取り組み出しました。

なので思いがけず、息子の日頃の様子を見る事ができたのです。7、8人子供がいましたが喧嘩する事なく、それぞれがやりたい事をやっています。
息子は、まず紙とペンと下敷きをそれぞれの決められた場所に取りに行って、お絵描きを始めました。それが終わると書いた絵を決められた箱に入れて、下敷き、ペンを元へ戻し、イタリア語でトラバージと呼ばれる水の移し替えのお盆を棚から取り出して、お盆の上で形の違うガラス製の入れ物に入っている青い色のついた水をこぼさないように移し替えていました。
それが終わると、お盆に一緒にセットされていたフキンでお盆と机のぬれた所をふいて、棚へ戻し、次に粉ものをふるい落とすセットのお盆を取り出し、集中してお仕事をした後、棚の横に取り付けられている小さなほうきとチリトリできちんと机の上等に落ちた粉を集めて粉の入った入れ物に戻し、セットを棚にしまいました。

そして、チリンドリと呼ばれる教具でいろいろな色のついた円柱のセットのうち、青色の箱を手に取り、しばらくその円柱を積み上げたり、並べたりした後、またそれを黙って棚へ戻して、最後には、小麦粉で作った粘土で遊べるテーブルへ行き、何か形を作っていました。

その様子を見ているだけで、何だかとても満足しました。先生達も、最初の年は園内でのルール要するに、教具等の扱い方、お仕事の仕方、戻し方等を覚えてもらう事が目標という事だったので、皆ほぼ目標達成できているという事でした。遅れて教室に入って来た夫も、息子が静かに自分のお仕事に取り組んでは、それをきちんと元に戻す姿を見て感心したようでした。

息子はイタリア語の方がちょっと他の事比べると遅れていると言われましたが、まあ、バイリンガルなので仕方ないかなと思います。
上記の園での様子、写真が撮れなかったので紹介できず残念でしたが、あらためて、モンテッソーリの幼稚園に入れて良かったーと思ったのでした。
学期末には、先生が撮影したお仕事中などの写真をCDでくれるようなので、楽しみにしています。

今日は写真が無いので、最後に野菜を切るのがブームな最近の息子の様子を紹介します。


今、お手伝いが大好きで、私が夕食の準備を始めるといつもニコニコしながら「手伝うかい?」と言って寄って来ます。「手伝うかい?」って言う言い方が何ともおかしいのですが、しまじろうのDVDなどで、「そうかい」とかしまじろうのお父さんが言ったりするので、それでその言い方を覚えたようです。

一度、人参やヅッキーネを果物用のナイフで切るのを教えると、「切る物ある?」と毎回目を輝かせて聞いて来ます。無茶苦茶楽しいみたいです。普段野菜は食べず嫌いするのですが、「自分で切ったのだから美味しいよ」というと、少しは食べるようになってきたので、このまま習慣にしたいです。

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サクランボ狩り

息子の手術が終わって、経過も順調。一昨日の経過観察で先生からオッケーの太鼓判を頂き、昨日から幼稚園に復帰しました。昨日は久々の幼稚園で疲れたのか、夕食途中で「寝る」と日本語で一言言って寝室へ行き、そのまま今朝の7時30分まで爆睡していました。(笑)

今日からは水泳教室に復帰しても良いという事で、「今日は幼稚園の後、プールがあるよ」と言うと本人かなりはりきって家を出て行きました。娘も毎日元気に保育園に行ってくれていて、やっと通常に戻ったって感じです。

昨日私は、娘の妊娠でペンディングになっていた奥歯のインプラントの手術をしてきました。かなり恐れおののいていたのですが、麻酔の注射の痛み以外はほとんど痛みを感じる事なく、術後も痛み止めの注射をしてもらったせいか、ほとんど痛む事なくホッとしています。親知らずを抜いた時の方がよっぽど辛かった。。

これでやっと心配事が無くなって夏を楽しめそうです!

先週の日曜日は、義父母所有の田舎の家で「さくらんぼ狩り」を楽しみました。日本人学校補習校に通うお友達を何人か誘ったのですが、お天気も良く、最高に楽しい日曜日になりました。

夫がはしごに上り、落とすサクランボを一生懸命拾う子供達


拾ったサクランボを食べる娘


今回は、義父母も来てくれたのでお昼の準備は義母に、テーブル等の準備は義父にお任せ!木陰にテーブルを置いて、炭火で焼いたパンにニンニクをこすりつけて、切ったトマトとバジリコを載せて食べるブルスケッタ、手で切った生ハム、チーズ、サラミ各種、シンプルなアッリオ・オッリオソース(ニンニクとオリーブオイル)にペコリーノ・チーズをかけたパスタ、バーベキューで焼いた肉、採れたての野菜を使ったサラダ、もちろん皆で採った果物、サクランボ、桃、苺をお腹一杯食べました。

息子は、モンテッソーリの幼稚園で行っているカメリエーリ・プロジェクト(給食当番を子供達にやらせるプロジェクト)のおかげで、他の子供達が遊んでいても、「お手伝いする!」と言ってテーブルクロスをかけたり、お皿を並べたりしていました。ひとつのお仕事が終わると「次は何する?」とすぐに聞いてくるので、宿題を用意する方も大変!


兄妹仲良く座ってお食事中


桃を夢中で採る息子


ハンモックでおふざけ中、落ちないように!



とにかく楽しい日曜日でした。
子供達は、サクランボの木の下で楽しそうにかなり長い間遊んでいました。義母が「子供達は、物事のルーツを探るのが好きだから、果物や野菜がどこから来るのか体験できるのが楽しいんでしょう。」と言ってましたが、本当にそうだなーと思いました。こんな田舎の家を管理してくれている義父母に感謝すると共に、子供達に恵まれた環境を与える事ができて嬉しいです。

4月にバーベキューをした時は天気が今いちだったので、今回は、今年に入って初めて「田舎の家」で満喫した時間を過ごした日でした。

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母の滞在と息子の手術

今月はいろいろなイベントがあって、ブログの更新ができずにいました。まずは、私の母が日本からたくさんお土産を持って孫達に会いにはるばるやって来てくれました!

イタリアの学校の5月というといろいろな行事があるものです。まず季節が良いというのもありますし、イタリアの小学校以上は6月中旬まで、幼稚園は6月末で学校が終わり、9月中旬までの長ーい夏休みに入るので、学期末の前という事で、学校関係の行事がたくさんあるのです。

私の母が滞在中も音楽の授業の授業参観や、水泳教室の検定試験、日本人学校の運動会などの行事があったので、母にとっても孫の成長を見れる良い機会になったのではないかな?と思っています。

音楽の授業参観で、歌を披露してくれた息子と息子のクラスの子供達。



日本人学校の運動会で、赤組のはちまきをしてはりきる息子。



水泳教室の検定試験で、両手を広げて飛び込む息子。



娘も最近は成長が著しく、日本語でもいくつかの言葉をしゃべるようになってきました。息子が見ている「しまじろう」はやっぱり難しいからか、全然見ませんが、娘の年齢にあった息子のお古の「しまじろう」のDVDを見せると食いつくように見ています。



母が滞在中、平日は子供達はそれぞれ幼稚園、保育園に行っているので、午後のお迎えの時間までは、久しぶりに母と二人で出かけて買い物に付き合ってもらったり、近郊の街や観光地に行ったりして私もとても楽しく過ごしました。

そして先日、4月下旬に予定していたけれど、水疱瘡で1ヶ月先に延期した息子の移動性精巣停留の手術が行われました。日本では入院が必要のようですが、イタリアではday hospitalと行って、朝入院して夕方退院できる形で行われるので、少し気が楽でした。

当日は、朝から絶食しなければならず水も朝6時以降は飲ませてはいけないという事だったので、前日寝る前に息子に明日は手術があるからという事を説明し、少しでも朝の空腹を避けれるようにバナナを食べさせてから寝かせ、朝5時30分頃に水をコップ一杯飲ませ、出発ギリギリに起こし病院に向いました。

朝9時に来てくれという事で、病院に着くとすぐに受付をして病室に案内されましたが、そこでかなり待たされ、結局手術室に入ったのが11時30分頃。その間、日本から持って来てもらった「アンパンマン」の折り紙を息子と一緒に折って過ごしたのですが、「お腹すいた」とも「水飲みたい」とも一切言わず、まるで全て分かっているかのように全くぐずりもせずにとても良い子にしていたので、感心してしまいました。

手術は1時間20分程度で終了。左の精巣はほぼ常に上にある状態だったので、おへその左下に2cm程度の切り傷が残り、右の精巣は下に下りている事も多いが安定していないので、たまたまの下の方に小さな穴の傷が残りましたが、手術は無事に終わり、2つの精巣を降ろす事ができたそうです。

当日と翌日は、かなり痛むようで泣いていましたが、2日目からかなり元気になり安心しました。たまたまが下の位置にあるのが慣れていないのか、がに股で歩いています。(笑)そのうちそれも直るでしょう。。。。とにかく、手術の内容は一般的なものなので先生を信用していましたし、そんなに心配はしていませんでしたが、全身麻酔をしなければならないというのがやはり心配でした。無事に終わって本当に良かったです。

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娘とモンテッソーリ教具

イタリアは、もう初夏と言っても良い天候が続いています。日中は、27度くらいまであがるので、日陰にいないとかなり暑いです。

今年は年明けの息子の胃腸炎に始まり、4月から始まった息子と娘のW水疱瘡と何だかずっと必ず誰かが具合が悪いという日々だったように思います。自分自身もずっと風邪気味なのが治らず、いまだに喉をヒューヒューさせていて、鼻水、咳が出ます。ここ最近の夜中の仕事のためか寝不足で肌も荒れ放題!

昔は4、5年風邪をひかないのが当たり前だったのに。。。特にスキーをしていた頃は新鮮な空気の山の中にいて、毎日体を動かしていたせいか、本当に健康だったと思います。まあ、年をとったという事もあるんでしょうけどね。。。。

息子が3歳になった頃、日本から取り寄せて買ったモンテッソーリの代表的な教具、「円柱止し」最近では、1歳半の娘が一人で完璧にできるようになりました。円柱止しは4つタイプがあるのですが、円柱が短く、直径が小さいものが含まれる2タイプの物は、口に入れる可能性があるので、倉庫にしまってあります。

息子は、息子が通う国立のモンテッソーリ園に円柱止しがあるせいか、家ではまったく見向きもしませんが。。。

円柱をバラバラに外に出して、「やってみて」というと、ひとつずつの穴に入れて、大きさが違うと「ノー」「ノー」と言って、正しい位置にさくっと入ると「ヴァイー!!」(イタリア語でイエーイみたいな感じ)と言って嬉しそうに笑ってます。



ひとりで勝手に遊ぶ、もしくは息子と一緒に遊んでいるうちに勝手にどうやるか分かったようです。いきなりできるようになっていたので、ちょっとビックリしました。

全部できると「パチパチパチ」と自分で手をたたいて喜んでいます。1日に1回くらい2本の円柱止しをやって喜んでいます。2本の円柱さしの円柱を同時に全部出してやらせてみましたが、それはさすがにまだ難しかったようで、すぐに飽きてしまいました。



そろそろ夏が近づいて来たので、娘の水着を購入しました。娘の着るものはいろいろな人からもらう機会があり、98%くらいはお古で済ませていて私が買う事もほとんど無いので女の子の服を選ぶ喜びも感じられないのですが、(女の子の洋服売り場って華やかで見てるだけでも楽しいですよね)水着は買いに行きました。

試しに着せてみると大喜びで家の中を歩き回り、写真をとろうとしても一瞬たりとも止まっていなかったので、上手く取れませんでしたが、ミニーちゃんの絵柄の水着とてもよく似合っていました。


今年は、どのご家庭にとっても辛い冬〜春だったようで、どのお母さんに聞いても「今年はしんどかったー」と言っています。初夏になり、子供達も私も体調が良くなってこれからこれから良い季節、家族が健康で楽しめると良いと思っています。

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いろいろとありまして。。

いろいろとありまして、1ヶ月程ブログの更新が出来ませんでした。ご心配下さった方、申し訳ありません!実は、4月中旬から5月中旬締め切りの仕事を引き受けました。季節も良くなって来たので、子供達もそれぞれの園に毎日行ってくれるだろうから、締め切りのある仕事でも問題ないだろうと思った訳です。
それが、、、仕事を開始した翌日に息子が水疱瘡にかかった事が発覚!今年、イタリアでは水疱瘡が大流行りです。そのため、2週間程園に通えないため、昼間仕事をする予定ができなくなり、子供が寝静まった後、毎日夜中3時、4時まで仕事するという事態に陥りました!

今やっと、大部分ができてきて、何とか閉め切りまでに提出できるめどが経ちました。できれば締め切りをまたずに早めに全てやって提出したいのですが、今、娘に水疱瘡が移って、昼間は仕事ができない日々が続いているのです。

でもまあ、これでいつ水疱瘡にかかってしまうかビクビクしなくても良いので、ある意味良かったです。しかし、水疱瘡ってうっとおしいですね。子供は発疹があるだけで比較的元気なので、外に遊びに行きたがります。ただ、他の子供と接触できないので、なるべく子供のいない所へでかけましたが、やはり公園などに行きたがるので、説得するのが大変でした。

娘は、幼いからか発疹が出て3日目に夜中40度近い熱が出て、熱冷ましもほとんど効かない状態の日があったので、熱痙攣等を引き起こさないか心配しましたが、それがピークだったようで、翌日からは熱もなく元気にしています。幸い、顔には発疹がほとんどでていなく、女の子なので良かったです。

水疱瘡の発疹が出てるけど元気におにぎりを食べる息子。



それから、4月の始めの専門医の検診で、息子が移動性停留精巣の手術をする必要があると言われ、4月下旬に手術をする予定でその準備を進めていたのですが、水疱瘡ですべて白紙に戻す事になり、最近、5月下旬に手術を行うが決まりました。

停留精巣とは、ようはたまたまちゃんがちゃんと下りて来ない状態なのです。息子の場合は移動性で、お風呂等に入りリラックスしている時は下りて来ているのに、普段はちょっと上の位置にあるのです。停留精巣を放っておくと、将来不妊の問題が出て来たり、癌の元になったりするので、下に下ろし上に上がらないようにする手術が必要なのです。

完全に上に留まっている停留精巣の場合、精子を作る能力が無い子供でも精子細胞が出来て来る時期なので、精巣が上にあり体温で温められてしまうと将来不妊の問題につながる恐れがあるという事で、1歳、遅くても2歳までに手術するのだそうです。

ただ、息子の場合移動性なので、自然に戻る場合もあり4歳くらいまで様子を見るのが通常のようです。息子の場合、小児科の先生から疑いがあるので専門医を受診するように9ヶ月くらいの時にいわれ、1年に1度専門医に診てもらっていました。

私は何となく、「今年の検診で、もう来なくて良いって言われるだろう」なんて楽観的に考えていたら、4歳を過ぎてもこの状態なら、手術が必要と言われ、かなり焦りました。

調べてみると、非常に簡単な手術で、だいたい男の子の100人に3人の割合で手術が必要なのだそうです。朝入院して、午後には退院できるとの事で、3日後くらいには園にも戻れるという事なので安心しましたが、全身麻酔をかけるのでやはり心配です。

我が家は、ホームドクター以外の先生は、プライベートで受診しています。イタリアの国立の病院で診療を受けるとティケットと呼ばれる非常に少ない負担額を払うだけで、大体の事は診てもらえますが、なんせ時間がかかったり、長い時間待たされたりします。

イタリアでは、国立の病院に勤めている先生も自分のプライベートの診療所を持っている事が多く、そこで、プライベートで受診すると高額な受診料を支払いますが、予約した時間通りすぐに対応してくれるので便利です。

夫の勤め先は米国系の会社なので、その辺りの福利厚生がイタリアの会社よりもしっかりしていて、会社で入っている保険で家族全員の医療費をカバーしてくれるのです。ケースバイケースですが、いつも80%以上は返って来るので、とても心強いです。

今回の手術も50万円程かかるのですが、保険会社から100%直接の支払いが可能なので、私達は何も支払わず、プライベートで手術をさせる事ができるのです。今回水疱瘡で手術日が変更になっても、すぐに対応してくれました。国立の病院の場合、こうは行かなかったでしょう。

という事で、本当にここのところバタバタしていたのです!

5月中旬に今やっている仕事を提出するまで、忙しいかと思いますが、また折りをみて更新します。そして5月中旬には、私の母が日本からいろいろお願いした物を持ってやって来てくれるので楽しみです。

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田舎の家でバーベキュー

4月1日は、義父母の田舎の家で子供がいる友達を集めてバーベーキューを楽しみました。土曜日まで毎日ピーカンのお天気で、気温も平年の5月下旬の気温という事でこれはバーベキュー日和!!と、とても期待していたのですが、残念ながら当日はどんより曇り空。。

それでも予定通りバーベキューする事にして予定通り10時に待ち合わせ場所へ。車のナビゲーションがあってもたどり着く事が難しい田舎の家、初めて来る人も多かったので、待ち合わせをしたり、電話で道を説明したりして、なんだかんだ言って、皆が田舎の家に集まったのが11時過ぎ。。。

待ち合わせの時間が10時という事で、夫に「ちょっと早すぎるんじゃない?」と言っていたのですが、「10時って言っておけば、実際に来るのが10時30分頃、なんだかんだ言って、11時になるんだから10時で良い」と言った夫の言う通りになりました。(さすがイタリア人!)

お天気はいまいちでしたが、田舎の家の広い芝生の上で子供達は大はしゃぎ!5家族全て2人の子供がいるので子供達は10名で楽しい日曜日を過ごしました。



バーベーキューを用意する夫とパパ達。



子供達は、お肉が焼ける間、皆で座って義母が昨年の夏に採れたトマトで作ってくれたトマトピューレを使ったパスタをいただきます!



娘はお昼寝も忘れて大はしゃぎだったので、車に乗せた瞬間に寝ていました。この田舎の家、義母のお父さんが一つ一つレンガを積んで造ったという事。まるで「北の国から」のような感じで、私はとっても好きなのです。

今度また苺やサクランボ等の果物の収穫が出来る頃、子供達を集めてバーベキューやりたいです。

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父の日とお当番

スキーバカンスから帰って来て、娘が扁桃炎による高熱が出てしまい、またまた1週間抗生剤を与える事になってしまっていました。昨日、小児科の先生からオッケーが出て、今日から元気に保育園に行っています。といっても、木曜日からはパスクワ(イースター、復活祭)の祝日に合わせて11日まで園が休みになるので、今日と明日の2日間だけやっと自分の事が少しできるという感じです。

だいぶ前の話ですが、イタリアでは3月19日が父の日でした。日本は6月のようですが、、、?息子の幼稚園では、手作りの置物と父の日にちなんだ詩を用意してくれていました。息子がよく車の中で繰り返し言っていた詩です。良い詩なので、全文をインターネット等で探してみようと思っていたので、カードにその詩が書かれていたので良かったです。意訳するとこんな感じです。

Tu ci sei (パパはいつもそばにいてくれる)
Ti chiamo "papino" (僕はパピーノって呼ぶよ)
se ho bisogno di un favorino,(僕が何かして欲しい事があったら)
ti dico papa' tremante(パパにちょっとビクビクしながら聞くよ)
se ho fatto il birbante, (もし僕が悪い事をしてたなら)
ti cerco babbo nella notte(夜中、パパを捜す事もあるよ)
te che sei cosi forte.(パパはとっても強い)
Mi volto e mi sei gia' accanto...(ちょっと寝返りしたらすぐにパパの近くに行けるよ)
E' il tuo cuore che mi sente(パパの心臓の音を聞くと安心する)
anche se non ho detto niente.(僕が何も言わなくても)
Basta un pensiero (ちょっとした思いやりだけでいい)
per l'amore, quello vero!(本当の愛情には)
L'amore di un papa' e' la certezza di averti sempre qua'!!! (パパの愛情は、パパがいつも僕の近くにいる安心感を与えてくれる)


私達は、父の日の時はスキーバカンス中だったので、先週息子が幼稚園に復帰した時にそれらをもらいました。今日、娘の保育園に行くと、娘の足形があるしおりを作っていてくれて、受け取りました。スキーバカンス中預けていたスキースクールが経営する園でも父の日にちなんでカードを作っていてくれたので、父の日にもらったものを全部写真に納めて見ました。



こういう物は大きくなって見ると感慨深いものだと思うのでなるべくとっておきたいものですが、無くなってしまう事もあると思うので、こうやって写真に納めておこうと思います。

そう言えば、息子が通うモンテッソーリの幼稚園で「カメリエーレ」(ウェイターさん)のお仕事が始まったそうです。全部で3クラスあるのですが、クラス毎に交代で昼食時に子供達がウェイターさんをして他の子供達に給食を配るのだそうです。日本で言うと「給食当番」って感じですね。息子達のクラスは、金曜日がカメリエーレをやる日のようで、先週の金曜日迎えに行くと「今日はカメリエーレをやったよ」と楽しそうに話をしていました。それから、家でも夕飯が終わると「しまじろう」でもらったエプロンをして「お片づけ手伝いたい」と言って食器を下げるのを手伝ってくれています。

日本の小学校や中学校等である給食当番やお掃除当番というのは、良い習慣だと思います。イタリアの普通の学校では、そういう当番は存在しないようです。もし子供達にお掃除をさせるなんて学校側が言ったら、「子供達に掃除をさせるなんて!」と両親が憤慨する親が出て来るんでしょう。
息子が通うモンテッソーリの幼稚園でもお掃除当番は無いようですが、使った物はきちんと元に戻すというモンテッソーリの基本の教育は徹底されているようです。お掃除する事の大変さを分かってこそ、「汚さないようにしよう」という気持ちが育まれるものなので、平気で子供の前でも紙くず等を道に捨てる親が多いなか、今のイタリア人の子供のしつけに最も大切な事なのでは?と思います。


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スキーバカンス!!

先週1週間は、ウナ・セッティマーナ・ビアンカ(1週間の白い休日)に行って来ました!こちらでは、スキーやスノーボード等のウィンタースポーツをしない人も雪山にバカンスに行くので、ウナ・セッティマーナ・ビアンカという言い方をします。

お天気にも恵まれて、素晴らしい1週間でした。6日間まとめてスキーをしたので、昔のスキーへの情熱が沸々とわき上がってきたような感じがしました。

ドロミテスキーエリアのアルペ・ディ・シュージというスキー場に行ったのですが、このスキー場を選んだ理由は、子供達へのサービスが充実していて、スキー場も比較的なだらかな斜面が多いという事。

このエリアにあるホテルの中には、保育所を完備していて1日子供達を預けられるという所もあるのですが、私達は、スキースクールが運営している保育所、スキー&保育のプログラムに子供達を預ける事にしました。

1歳くらいの子供は、保育所の部屋で遊んだり、天気が良い日は雪の上で遊んだりお散歩したりさせてくれて、お昼も食べさせてくれる。3歳以上の子供は、午前中スキー教室を3時間して、お昼を食べて午後は雪の上で遊んだり、保育所の部屋で何か先生と活動(紙で何か作ったり)をしたりして過ごすという事で、9時から16時まで預かってくれるというプログラム。

なので、娘は保育所へ、息子はスキー&保育のプログラムに6日間預ける事ができたので、私達も6日間バッチリスキーが楽しめたという訳なんです。
今回のバカンスは、それぞれ我が家と同じ年代の子供が2人ずついる2家族と一緒だったので、子供達も仲良く遊んでいたし、私達も本当に楽しかったです。

素晴らしい風景の中でスキー!


子供達のスキーレッスン風景


息子は、最初の数日は泣かずに頑張ってプルークボーゲンの練習をしていましたが、リフトに乗って少し急な斜面に連れて行かれてから、恐怖感が出て来てしまったらしく、泣いて座り込んでしまう事も多く、何度も先生に後ろから支えられて滑っていました。それでも最後の日に行われるガーラ(ポール競技)では、先生が前を滑って時々支えてもらいながら何とかゴールまで滑る事ができました。


娘も雪の上で遊んだり、馬車に乗って雪山を見に行ったりしてそれなりにバカンスを楽しんだようです。


私達が泊まったホテルの地下に子供達のキッヅルームがあったので、毎晩夕飯の後に、1時間程皆で遊んでその後はバタンキュー状態で寝ていました。スキーから帰った後は、プールにも入れたし、お食事もとっても美味しく、お部屋も快適で言う事無しでした。


ああ、また早く来年行きたいという感じです。

イタリア人のママ友達の多くは、スキースクールに入れない下の子は祖父母に預けて、上の子だけスキーバカンスに連れて行くという人も多いようですが、私はそれはどうしても嫌で、せっかくのバカンス家族4人で過ごしたいと思っていたので、今回のスキースクールが運営する保育所は、私達にとって完璧なサービスでした。

子供連れでスキーバカンスに行きたいと思っている方、ドロミテエリアのアルペ・ディ・シュージというスキー場がお勧めです。
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