2012年04月03日
父の日とお当番
スキーバカンスから帰って来て、娘が扁桃炎による高熱が出てしまい、またまた1週間抗生剤を与える事になってしまっていました。昨日、小児科の先生からオッケーが出て、今日から元気に保育園に行っています。といっても、木曜日からはパスクワ(イースター、復活祭)の祝日に合わせて11日まで園が休みになるので、今日と明日の2日間だけやっと自分の事が少しできるという感じです。
だいぶ前の話ですが、イタリアでは3月19日が父の日でした。日本は6月のようですが、、、?息子の幼稚園では、手作りの置物と父の日にちなんだ詩を用意してくれていました。息子がよく車の中で繰り返し言っていた詩です。良い詩なので、全文をインターネット等で探してみようと思っていたので、カードにその詩が書かれていたので良かったです。意訳するとこんな感じです。
Tu ci sei (パパはいつもそばにいてくれる)
Ti chiamo "papino" (僕はパピーノって呼ぶよ)
se ho bisogno di un favorino,(僕が何かして欲しい事があったら)
ti dico papa' tremante(パパにちょっとビクビクしながら聞くよ)
se ho fatto il birbante, (もし僕が悪い事をしてたなら)
ti cerco babbo nella notte(夜中、パパを捜す事もあるよ)
te che sei cosi forte.(パパはとっても強い)
Mi volto e mi sei gia' accanto...(ちょっと寝返りしたらすぐにパパの近くに行けるよ)
E' il tuo cuore che mi sente(パパの心臓の音を聞くと安心する)
anche se non ho detto niente.(僕が何も言わなくても)
Basta un pensiero (ちょっとした思いやりだけでいい)
per l'amore, quello vero!(本当の愛情には)
L'amore di un papa' e' la certezza di averti sempre qua'!!! (パパの愛情は、パパがいつも僕の近くにいる安心感を与えてくれる)
私達は、父の日の時はスキーバカンス中だったので、先週息子が幼稚園に復帰した時にそれらをもらいました。今日、娘の保育園に行くと、娘の足形があるしおりを作っていてくれて、受け取りました。スキーバカンス中預けていたスキースクールが経営する園でも父の日にちなんでカードを作っていてくれたので、父の日にもらったものを全部写真に納めて見ました。
こういう物は大きくなって見ると感慨深いものだと思うのでなるべくとっておきたいものですが、無くなってしまう事もあると思うので、こうやって写真に納めておこうと思います。
そう言えば、息子が通うモンテッソーリの幼稚園で「カメリエーレ」(ウェイターさん)のお仕事が始まったそうです。全部で3クラスあるのですが、クラス毎に交代で昼食時に子供達がウェイターさんをして他の子供達に給食を配るのだそうです。日本で言うと「給食当番」って感じですね。息子達のクラスは、金曜日がカメリエーレをやる日のようで、先週の金曜日迎えに行くと「今日はカメリエーレをやったよ」と楽しそうに話をしていました。それから、家でも夕飯が終わると「しまじろう」でもらったエプロンをして「お片づけ手伝いたい」と言って食器を下げるのを手伝ってくれています。
日本の小学校や中学校等である給食当番やお掃除当番というのは、良い習慣だと思います。イタリアの普通の学校では、そういう当番は存在しないようです。もし子供達にお掃除をさせるなんて学校側が言ったら、「子供達に掃除をさせるなんて!」と両親が憤慨する親が出て来るんでしょう。
息子が通うモンテッソーリの幼稚園でもお掃除当番は無いようですが、使った物はきちんと元に戻すというモンテッソーリの基本の教育は徹底されているようです。お掃除する事の大変さを分かってこそ、「汚さないようにしよう」という気持ちが育まれるものなので、平気で子供の前でも紙くず等を道に捨てる親が多いなか、今のイタリア人の子供のしつけに最も大切な事なのでは?と思います。
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だいぶ前の話ですが、イタリアでは3月19日が父の日でした。日本は6月のようですが、、、?息子の幼稚園では、手作りの置物と父の日にちなんだ詩を用意してくれていました。息子がよく車の中で繰り返し言っていた詩です。良い詩なので、全文をインターネット等で探してみようと思っていたので、カードにその詩が書かれていたので良かったです。意訳するとこんな感じです。
Tu ci sei (パパはいつもそばにいてくれる)
Ti chiamo "papino" (僕はパピーノって呼ぶよ)
se ho bisogno di un favorino,(僕が何かして欲しい事があったら)
ti dico papa' tremante(パパにちょっとビクビクしながら聞くよ)
se ho fatto il birbante, (もし僕が悪い事をしてたなら)
ti cerco babbo nella notte(夜中、パパを捜す事もあるよ)
te che sei cosi forte.(パパはとっても強い)
Mi volto e mi sei gia' accanto...(ちょっと寝返りしたらすぐにパパの近くに行けるよ)
E' il tuo cuore che mi sente(パパの心臓の音を聞くと安心する)
anche se non ho detto niente.(僕が何も言わなくても)
Basta un pensiero (ちょっとした思いやりだけでいい)
per l'amore, quello vero!(本当の愛情には)
L'amore di un papa' e' la certezza di averti sempre qua'!!! (パパの愛情は、パパがいつも僕の近くにいる安心感を与えてくれる)
私達は、父の日の時はスキーバカンス中だったので、先週息子が幼稚園に復帰した時にそれらをもらいました。今日、娘の保育園に行くと、娘の足形があるしおりを作っていてくれて、受け取りました。スキーバカンス中預けていたスキースクールが経営する園でも父の日にちなんでカードを作っていてくれたので、父の日にもらったものを全部写真に納めて見ました。
こういう物は大きくなって見ると感慨深いものだと思うのでなるべくとっておきたいものですが、無くなってしまう事もあると思うので、こうやって写真に納めておこうと思います。
そう言えば、息子が通うモンテッソーリの幼稚園で「カメリエーレ」(ウェイターさん)のお仕事が始まったそうです。全部で3クラスあるのですが、クラス毎に交代で昼食時に子供達がウェイターさんをして他の子供達に給食を配るのだそうです。日本で言うと「給食当番」って感じですね。息子達のクラスは、金曜日がカメリエーレをやる日のようで、先週の金曜日迎えに行くと「今日はカメリエーレをやったよ」と楽しそうに話をしていました。それから、家でも夕飯が終わると「しまじろう」でもらったエプロンをして「お片づけ手伝いたい」と言って食器を下げるのを手伝ってくれています。
日本の小学校や中学校等である給食当番やお掃除当番というのは、良い習慣だと思います。イタリアの普通の学校では、そういう当番は存在しないようです。もし子供達にお掃除をさせるなんて学校側が言ったら、「子供達に掃除をさせるなんて!」と両親が憤慨する親が出て来るんでしょう。
息子が通うモンテッソーリの幼稚園でもお掃除当番は無いようですが、使った物はきちんと元に戻すというモンテッソーリの基本の教育は徹底されているようです。お掃除する事の大変さを分かってこそ、「汚さないようにしよう」という気持ちが育まれるものなので、平気で子供の前でも紙くず等を道に捨てる親が多いなか、今のイタリア人の子供のしつけに最も大切な事なのでは?と思います。
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