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幼稚園での様子

先日、息子が通う国立のモンテッソーリの幼稚園で、先生と両親での面談があったので行って来ました。この幼稚園は息子も喜んで通っていますし、満足しているのですが、欠点は普段あまり先生とのコミュニケーションが取れないという事。

昨年まで通っていたモンテッソーリの保育園は、私立の経営の園が市と提携しているという保育園だったので、親に対する気の配り方等も違っていたと思うし、何せ6人の子供に保育士が1人という割合なので、相談なども気軽にできました。そして毎日何をしたか、何を食べたかという事も紙に記録していてくれたので、迎えに行った時には大体1日何をして過ごしたのか想像できたものでした。

それが国立の幼稚園に入ってからは、先生1人に25人の園児ですから(イタリアの法律で0歳〜3歳の保育園は6人に1人の割合の保育士、3歳〜5歳の幼稚園は最大25人に2人の先生が交代制で勤務すると決まっている)、迎えに行った時に先生を捕まえて話すという訳にもあまりいかないので、毎日何をやっているのか正直よく分かりませんでした。本人に聞いても「遊んだ」とかたまに「××で遊んだ」と教具の名前を言うくらいで、何をしていたか今イチ分からないという感じでした。

なので、この面談は子供達を夫に預けて先生にじっくり話を聞いて来よう!と思って出かけたのですが、予定の時間に夫が園に来れず、結局子供2人連れて面談に行く事になりました。でも他にも子供を連れた両親がいたのでホットして教室に入ると先生が子供達に向って「皆はいつものようにお仕事していて下さい。先生は皆のご両親とお話がありますからね。」と言うと、子供達はそれぞれ、自分のお仕事に取り組み出しました。

なので思いがけず、息子の日頃の様子を見る事ができたのです。7、8人子供がいましたが喧嘩する事なく、それぞれがやりたい事をやっています。
息子は、まず紙とペンと下敷きをそれぞれの決められた場所に取りに行って、お絵描きを始めました。それが終わると書いた絵を決められた箱に入れて、下敷き、ペンを元へ戻し、イタリア語でトラバージと呼ばれる水の移し替えのお盆を棚から取り出して、お盆の上で形の違うガラス製の入れ物に入っている青い色のついた水をこぼさないように移し替えていました。
それが終わると、お盆に一緒にセットされていたフキンでお盆と机のぬれた所をふいて、棚へ戻し、次に粉ものをふるい落とすセットのお盆を取り出し、集中してお仕事をした後、棚の横に取り付けられている小さなほうきとチリトリできちんと机の上等に落ちた粉を集めて粉の入った入れ物に戻し、セットを棚にしまいました。

そして、チリンドリと呼ばれる教具でいろいろな色のついた円柱のセットのうち、青色の箱を手に取り、しばらくその円柱を積み上げたり、並べたりした後、またそれを黙って棚へ戻して、最後には、小麦粉で作った粘土で遊べるテーブルへ行き、何か形を作っていました。

その様子を見ているだけで、何だかとても満足しました。先生達も、最初の年は園内でのルール要するに、教具等の扱い方、お仕事の仕方、戻し方等を覚えてもらう事が目標という事だったので、皆ほぼ目標達成できているという事でした。遅れて教室に入って来た夫も、息子が静かに自分のお仕事に取り組んでは、それをきちんと元に戻す姿を見て感心したようでした。

息子はイタリア語の方がちょっと他の事比べると遅れていると言われましたが、まあ、バイリンガルなので仕方ないかなと思います。
上記の園での様子、写真が撮れなかったので紹介できず残念でしたが、あらためて、モンテッソーリの幼稚園に入れて良かったーと思ったのでした。
学期末には、先生が撮影したお仕事中などの写真をCDでくれるようなので、楽しみにしています。

今日は写真が無いので、最後に野菜を切るのがブームな最近の息子の様子を紹介します。


今、お手伝いが大好きで、私が夕食の準備を始めるといつもニコニコしながら「手伝うかい?」と言って寄って来ます。「手伝うかい?」って言う言い方が何ともおかしいのですが、しまじろうのDVDなどで、「そうかい」とかしまじろうのお父さんが言ったりするので、それでその言い方を覚えたようです。

一度、人参やヅッキーネを果物用のナイフで切るのを教えると、「切る物ある?」と毎回目を輝かせて聞いて来ます。無茶苦茶楽しいみたいです。普段野菜は食べず嫌いするのですが、「自分で切ったのだから美味しいよ」というと、少しは食べるようになってきたので、このまま習慣にしたいです。

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