保育園児に布団巻き付け
腕つかんで長時間しかる
静岡・裾野市や富山市の保育園で相次いで明らかになった、園児への虐待行為。
新たに新潟市の保育園でも、園児に布団を巻き付けるなどの不適切な保育が行われていたことがわかった。
16日朝、わが子を預けるため保育園に入っていった保護者たち。
園の壁には「企業と地域のための保育園」と書かれている。
問題が発覚したのは、新潟市中央区にある「ポポラー新潟東中通園」。
問題の行為があったのは、2022年5月から6月ごろ。
あろうことか、園の責任者の女性によるものだった。
女性は、保育士の資格を持っていなかった。
園児1人が受けたとされる不適切な保育。
それは、頭が出る状態で体に布団を巻き付け、ベッドと壁の間に挟む。
また、腕をつかんで、長い時間厳しくしかるといったものだった。
新潟市によると、10月中旬に保護者から相談があったことで発覚。
市はその後、立ち入り調査を行ったが、その時にはすでに、女性は保育から外されていたという。
園は、立ち入り調査から1カ月以上もたった12月11日になって、保護者説明会を開いた。
説明会に参加した保護者「すごいビックリしました。不安ですよね。(園児が)布団でグルグル巻きにされて、壁とベビーベッドの間に挟まれて動けなくしたりとか。不安ですけど、今の先生を信頼しているので預ける予定です」
静岡・裾野市の保育園での虐待事件が明らかになって以降、新潟市には他の園での不適切保育が疑われる情報が数件寄せられていて、市が調査を進めている。
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