「驚天動地の事態」“切りつけ被害”の宮台真司さん
先月、東京都立大学で男に切り付けられて重傷を負った宮台真司さん(63)が今月7日午前、都内の病院を退院しました。午後7時前には動画を公開し、事件について「驚天動地の事態。合わせて6時間の手術を受けた」などと話しました。
宮台真司さん:「皆さん本当にお騒がせして恐縮でした。でも、もちろん僕にとっても驚天動地の事態ではありました。ただですね、過去30年弱の間、脅迫のお手紙だとか、あるいはインターネットの時代になってから殺害予告であるとかってのはよくあることだったし、今回の事件について全く不思議なことが考えられもしないことが起こったって意味ではないです。当日は4時間強の手術があり、翌日にさらに1時間強の手術があり、ということで合わせて6時間の手術があったんです。これだけ深刻なのに、重傷だが命に別状はないっていう言葉の軽さと自分の置かれている状況のギャップに結構、衝撃を受けました」
東京都立大学教授の宮台真司さんは先月29日午後、東京・八王子市の南大沢キャンパスで男に刃物で首などを切り付けられ、全治約1カ月の重傷を負いました。
宮台さんは今月7日午前、都内の病院を退院しました。
宮台さんと20年以上の親交があるジャーナリストの神保哲生さんによりますと、動画を撮影して公開した目的は宮台さん自身が無事だということを伝えるためだということです。
また、宮台さんは今週から言論活動を再開するということです。
宮台さんを切り付けた男は現在も逃走中で、警視庁は殺人未遂容疑で男の行方を追っています。
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