敬遠されがちな“真ん中”がオススメの理由
帰省ラッシュが始まり、東海道新幹線の指定席予約状況は78%に達しているといいます。
そんななか、インターネット上では新幹線の座席の使い方を巡る、ある男性の投稿に対し波紋が広がっています。
■新幹線3人席…どこに座る?
新幹線の3人がけシートの窓側に座っていると、横の席に座っていた2人がカードゲームを始め、トイレに行こうにも言い出しづらい場面に遭遇したといいます。
これに対し、SNSでは「普通に言えばいいんだろうけど、気を使っちゃう気持ちもすごく分かる」「俺は気にせず余裕で行くけど。何に気を使う必要があるの?」などの意見がみられました。
新幹線での座席選びについて、街の人に聞いてみました。
40代(窓側を選択):「私は大体、空いていたら窓側を選びます。車窓を楽しみたいというのが、一番の理由です」
20代(通路側を選択):「通路側を選んでいます。出入りがしやすいのと、人前を通らなくて良いので」
■おすすめは…“真ん中”の理由
しかし、アスリートに睡眠のアドバイスを行っているスリープトレーナーのヒラノマリさんは、一般的に敬遠されがちな真ん中の席をすすめています。
ヒラノマリさん:「実は新幹線の席は、窓際と通路側の席より、真ん中の席のほうが広い作りになっています。ゆったりと座ることができるので、リンパの流れや血流を圧迫せずに座ることができる。自律神経にも負担をかけずに座ることができるので、疲労が軽減しやすい席というふうに言うことができる」
東海道新幹線の場合、真ん中の席は、窓側と通路側より2センチ幅が広くなっています。さらに…。
ヒラノマリさん:「新幹線同士がすれ違う瞬間があったり、トンネルに入る時の風圧で、窓側のほうが真ん中の席や通路側よりも揺れが大きくなる。それが、疲労の原因になってしまう。仮眠をとりたい方もいらっしゃると思うんですけど、通路側は人が通って気になってしまったりという方が多くて、仮眠などとる場合も真ん中の席をおすすめすることがあります」
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