http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130419-00001261-yom-soci
車所有で生活保護却下、市に処分取り消し命令
読売新聞 4月19日(金)21時14分配信
乗用車の所有を理由に生活保護申請を却下されたのは違法として、股関節の障害で歩行困難な大阪府枚方市の無職佐藤キヨ子さん(73)が、市に処分取り消しと未払いの生活保護費など約280万円の支払いを求めた訴訟の判決で、大阪地裁は19日、市に処分取り消しと約170万円の支払いを命じた。
山田明裁判長は「車がなければ通院が著しく困難」と述べた。
判決によると、佐藤さんは1998年から車を使用。夫が死亡して一人暮らしになり、2006年11月から生活保護を受給するようになった後も、月2、3回の通院時などに使っていた。しかし、市は「通院などの際、公共交通機関の利用が著しく困難」な場合に車の所有を認める厚生労働省指針を根拠に、市から移送費の支給を受けてタクシーを利用すれば、通院可能だとして車の処分を指導。佐藤さんが従わなかったため、07年5月に支給を打ち切り、09年4月の再申請も却下した。佐藤さんは支援者らの協力で同年7月から受給を再開された。
一般的に考えて、車の所有コストよりは月に2,3回程度の通院でのタクシー利用であれば、タクシー利用が明らかにコストが安いということだろう。
これに従わなければ保護は必要ないというのは理路整然としている。
また、車ほどのコストのかからない、原付と同様な維持費のミニカーという選択肢もある。
最近の代表的なものはトヨタのコムス。
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20120702_544318.html
これは125っc未満のバイクは生活保護でも認められるものの延長だから、これで十分だろう。
これは電気で走るため、ちょいのりなら維持コストは圧倒的に安い。
http://coms.toyotabody.jp/
裁判官は高給取りだから、庶民の生活の工夫の仕方というものがわからないのだ。
わからないまま、かわいそうとか感情をベースに判決をする怠慢に思えるのだが、いかがだろうか?
お金もちの人からの感覚に思う。
また、高齢者の事故も怖い。コムスのようにスピードも出ない足は選択肢となりうると思う。
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多分、この裁判官の判決は高裁で否定されるので、そこで解決されると思います。
下級裁判所はそれを見込んで適当な裁判結果、ウケ狙いをしている可能性があり、悪質です。
給与の問題ではなく、こうしたことが許されない環境を創るべきで、上級審で否定されるような判決を出した裁判官は相当の理由がない限りは処分される仕組みを創るべきだと思います。
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