それでも、2万件。人身事故で列車が遅れていますというニュース、社内でのアナウンスは日常茶飯事になっている。
そうした、今、用意されている以上に簡単なリセットボタンは一般には必用ないだろう。
Yahoo!より、
人生をリセットするボタンがあれば…
橘玲 | 作家 12/4(月) 17:00
https://news.yahoo.co.jp/byline/tachibanaakira/20171204-00078279/
記事より、
・・・いちばん面倒なゲームである「人生」にリセットボタンがないのは理不尽だ。・・・自殺の方法を紹介した『完全自殺マニュアル』は一部で有害図書に指定されるなど物議をかもしましたが、この本で若者の自殺が急増するような事態は起きませんでした。読者は自殺に興味はあっても、実際に死のうとは思わなかったのです。 ・・・
もっとも、「人生をリセットするボタン」が発明されれば別かもしれませんが。
という橘玲の記事。
情緒的なお話だが、リセット=自殺になっている。
記事の中には自殺者が既に多いことには触れているのだから、すでに論理矛盾。
もし、高齢者や障害者、そしてICUなど身動きの取れない入院患者など首吊り自殺というもっとも手軽な自殺方法でさえ実行できない人の自殺方法が不足しているというのであれば理解できる。
誰しも、自分の書いたもので自殺者が増えるというのは耐え難いものだ。
だが、現実を見れば何が幸せで何が不幸かなんて誰にも決められない。
自分で決めるしかないのだ。
『完全自殺マニュアル』だって、実際には樹海に行く人を増やしたという現実はある。
こうした人生のリセットという自殺をテーマに発信するだけで、多少なりとも自殺者は増える可能性はある。
バタフライエフェクトと言われるように些細なことも何らかの影響を及ぼすということはあり得るし、ある種、そうしたものを望んでいるから作家、作家活動があるのではないだろうか?
簡単な人生のリセットボタンの他に、頭を切り替えて、今からでも完全に人生をやり直すということも、一つの人生のリセットの方法だろう。
人間には寿命があるのでゲームのように数多くはできないにしても、人生のリセットなんていくらでもできるのだ。
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