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2015年10月06日

関西風の香ばしい炭火焼き鰻が絶品の『魚伊本店』

今年の夏の『土用丑の日』には、きちんと「うなぎ」を食べていなかったので、
今頃になって無性に「うなぎ」が食べたくなり、大阪では超有名なお店を訪問。
創業慶応三年『炭火焼きうなぎの魚伊』さんです。
もちろんうなぎは国産、しかも、季節や鰻の状態により、その時々に一番良いものを
全国各地の養殖産地から厳選して取り寄せるというこだわりのお店です。

ちなみに、天然うなぎの「旬」は秋から冬にかけての時期で、8月～12月って知ってましたか？
『土用丑の日』の習慣で、うなぎの旬の時期が夏だと勘違いしている人が多いのはないでしょうか。
水温が下がりはじめて冬眠に備えて栄養を蓄える10月頃のうなぎが特に美味しいそうですよ！

そして、養殖うなぎの旬は特に決まっておらず、一年中美味しく食べられるのが良いところですね。

うな重上（香の物・肝吸い付き）　2,550円（税込）

『魚伊』さんのうなぎは、腹開きで蒸さずに焼き上げる大阪ならではのうなぎです。
備長炭で焼く「手焼き鰻」は、外側はパリッとサクサクで、中身はふわふわ。
炭焼きの香ばしい香りが食欲を掻き立てます。甘めのタレで箸が止まりません。

最近は大阪でも、チェーン展開された鰻屋さんが多くて、ほとんどは関東風なのです。
どちらもそれぞれに美味しいのですが、関西風が味わえるお店って貴重ですよね。

老舗のうなぎ屋さんらしく落ち着いた趣の店内です。
でも、超人気店なので、平日のお昼でも店内はほとんど満席状態、
次から次へとお客さんが来店します。予約・出前の電話もひっきりなしです。
大事な日のお食事には、予約しておくのが確実ですね。

メニューも一品料理から定食、懐石料理まで、とても充実しています。
夜の営業時間に来て、ゆっくりとお酒と食事でも楽しんでみたいです。

日替わり定食は、開店早々に売り切れてました。(≧▽≦)
「松茸と湯葉のあんかけ丼」なんていう期間限定メニューまでありました！

専用の駐車場も完備してます。
でも、最寄駅からそれほど遠くもないので、わざわざ車で来るほどではありません。
市営地下鉄谷町線（関目高殿駅）5番出口から246m、徒歩5分くらいです。
まわりは閑静な住宅街といった雰囲気なのに、『土用丑の日』のシーズンには、
この住宅街の中に、駐車場待ちの異様な車の列ができていて気の毒な感じです。