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2017年06月19日

歌舞伎 けぬき(毛抜)そして歌舞伎鑑賞教室

 
 国立劇場でまた歌舞伎を見てきました。

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 演目は、毛抜 です。
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中村隼人さんが30分歌舞伎鑑賞教室の先生をしてくださいました。
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 舞台の上手(舞台に向かって右)、下手(舞台に向かって左)、回転舞台(国立劇場は直径20メートルだそうです)、セリ(舞台の一部が上に上がっていきます)、黒御簾(中に三味線、太鼓、唄等が舞台の演技に合わせ演奏する部屋)を実際に動かしたり移動しながら説明してくれました。
また、当日の演目の「毛抜」はスライドを使いストーリーを説明してもらい理解が深まりました。
 
 本で得た知識よりも、その場で目で見ながら耳に入った知識のほうが理解度と記憶の残り方が上回ります。
今回、教えていただいた内容を紹介します。

・幽霊が出る場面やなどで「どろどろどろ」と鳴らす太鼓を、どろん、といいます。
・上手(舞台に向かい右)にいる、床を木で鳴らし走る、歩く等の演技を強調するのを「つけ」という。
・歌舞伎はすべて男なので女形を演じるには、「胸をそらし肩を落とし右手を前に腰をかがめ両膝を付けて演技する」ので役者は無理な姿勢で演技している。
・花道は、道路になったり川になったり、ときには空になったりします。また役者と客の距離を縮めます。
・舞台の、黒、緑(萌黄)、茶(柿色)の三色の幕は、つねに同じなので、じょうしきまく(定式幕)という。
・拍子木が鳴ったらそろそろ舞台が開く合図で、終了の時も鳴らしている。
・長い白い毛でできたかつら(くるくる頭を振って回す)は、ヤクの毛でできているが今は手に入らないので、歌舞伎役者同士で融通しあっている。
・黒子や黒いものは歌舞伎では「見えないもの」という約束がある。
・歌舞伎では実物が小さいときは誇張する。今回の舞台で使用する毛抜は5p位ですが、30p位の模型を使って遠くからでも見えるようにしています。

等々、あっという間に過ぎた楽しい解説でした。

 20分の休憩をはさみ、演目「毛抜」もストーリーが分っていたので大変楽しめました。
内容も素晴らしいと思いました。
開演後の写真は禁止されています。

 上の写真は、開演前の舞台と、中村隼人さんが歌舞伎教室の中で写真撮影を許可したので皆さん一斉に写真を撮っているところです。

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