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2018年01月14日

幸福の「資本」論  の紹介

 書名からの第一印象は宗教か経済論のような感じを受けますがそうではありません。
著者の橘玲さんのファンなので新刊を探していてこの本に巡り合いました。
著者は「お金持ちになれる黄金の羽の拾い方」や「海外投資の歩き方」等、
今どのように行動するのが論理的で最も望ましいかについて、わかりやすく解説する本を書いています。
ノウハウ本ではなくその時々の経済本でもなく、時間が過ぎ去っても古くならない「考え方」を書いています。 今回紹介する本の副題として
  あなたの未来を決める
   「3つの資本」と
   「8つの人生パターン」
と掲げられています。
3つの資本については詳しく述べられています。

 個人の幸福とは何かについては3つの資本で説明がされています。
3つの資産として
 金融資産
 人的資本
 社会資本
としています。
この資産の使い方、あるいは持ち方によってその人の生活様式と幸せ具合を説明しています。
 また3つの資本を持つことは困難であること、2つの資本を持ちその持ち方が幸福の種類を決めていると述べています。
この3つの資本を運用することで幸せを作るとしています。

 リア充に対してプア充が対比されています。
プア充とは地方在住の若者(マイルドヤンキー)です。
プア充は金融資産(貯金)はなく、人的資本(働いてお金を稼ぐ能力)も小さいですが、社会資本(友達ネットワーク)があるのでお金はないけど(プア)、充実しています。
地方の友達ネットワークの中にいる限りは幸せです。
逆を言えば、地方から都会に出てくると、金融資産も人的資本も社会資本もないので幸せでなくなります。

 宝くじで高額当選した人の場合、金融資産は増大し、働かなくてもいいので人的資本はなくなり、お金を目当てに人が集まり関係が悪くなり社会資本もなくなります。
でもお金があるうちは金融資産があるので幸せですが、結局無駄使いし金融資本もなくなり、ほかの2つの資本もなくなり何も残らない不幸な状態になると説明しています。

 このような例をひき3つの資本をどのように持つのが幸せになることなのかを示しています。
幸せになるには、****とするようにするのがよい、と示しますが結論は伏せておきます。
自分の身に当てはめたり、知人の身に当てはめて考えると著者の言わんとするところが腑に落ちます。

 がむしゃらに働くことや、友人ネットワークを作るだけなどでは幸せになれないことが分ります。
今働いている人に読んでもらいたい本です。

データ
書名:幸福の「資本」論
著者:橘玲
編集担当:尾川賢志
発行所:ダイヤモンド社
発行:2017年6月14日 第1刷発行

posted by みくし at 18:44| Comment(0) | TrackBack(0) |
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