なんでもやろうよ

　ハハコグサは春の七草の、オギョウ（ゴギョウ）で、ホウコグサとも言います。
ハハコグサの由来はよくわかりません。
ホウコグサの由来は「茎の白毛も頭花の冠毛もほおけ立っていることによる」（原色牧野日本植物図鑑：北隆館）となっています。
全体にうっすらと毛が優しく生えています。

　ハハコグサがあるのでチチコグサもあるのかというと、あります。
どちらもキク科です。
ハハコグサは黄色い花が目立ちますが、チチコグサの花は地味な暗褐色です。
庭に咲いているのかもしれませんが今日は見つけられませんでした。

　ハハコグサは「春の七草の一つ。若苗を食べ、また餅にいれてつく」（上述）とあり食べられます。
どうも食欲がわかない形です。
ヨモギのような形をしていると、においも良く食欲もわくのですが（ヨモギ餅の先入観）。

　食欲はわきませんが、とても愛らしい形をした草だと思います。