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2020年05月28日
ソメイヨシノ50円の分室局櫛型印(鹿児島中央局鹿児島貯金事務センター内分室)
貯金事務センターは、株式会社ゆうちょ銀行の貯金(郵便貯金)・振替・為替の管理を行っている組織で、旧称は「地方貯金局」になります。2003年1月と翌年1月、貯金事務センターの再編が行われ、現在、貯金事務センター11箇所と貯金事務管理部1箇所が設置されています。今回の分室印もその一環として廃止された局、鹿児島中央局鹿児島貯金事務センター内分室の櫛型印ですが、あまり見かけない局です。
(局の変遷)
・1953年5月11日〜1968年5月26日=鹿児島郵便局 貯金局内分室
・1968年5月27日〜1984年6月30日=鹿児島中央郵便局 貯金局内分室
・1984年7月1日〜1990年4月29日=鹿児島中央郵便局 鹿児島貯金事務センター内分室
(局の変遷)
・1953年5月11日〜1968年5月26日=鹿児島郵便局 貯金局内分室
・1968年5月27日〜1984年6月30日=鹿児島中央郵便局 貯金局内分室
・1984年7月1日〜1990年4月29日=鹿児島中央郵便局 鹿児島貯金事務センター内分室
2020年05月25日
平成切手ヤマセミ80円の分室局丸型印(大津中央局瀬田分室)
大津中央局は、2005年10月24日 の瀬田郵便局、坂本郵便局の廃止にともない、それらの集配業務を移管それぞれの跡地に瀬田分室、坂本分室が設置されました。2007年10月1日の郵政民営化に際して、郵便局名の変更及び分室の管轄局の再配置が行われ、この2つの分室は無集配普通局へ昇格されました。消印は大津中央局瀬田分室の丸型印で廃止4日前の消印です。ちなみに坂本分室は比叡辻局へ昇格されています。
(局の変遷)
・1874年4月1日〜2005年10月23日=瀬田郵便局
・2005年10月24日〜2007年7月29日=大津中央郵便局 瀬田分室
・2007年7月30日〜=大津瀬田郵便局
(局の変遷)
・1874年4月1日〜2005年10月23日=瀬田郵便局
・2005年10月24日〜2007年7月29日=大津中央郵便局 瀬田分室
・2007年7月30日〜=大津瀬田郵便局
2020年05月21日
新アジサイ25円田型の分室局和文ローラー印(名古屋中央局貯金局内分室)
今回の切手「新アジサイ25円」も前回のブログ同様に、旧アジサイを改色して1972年1月に発行された切手ですが、発行目的が定形重量便用(50gまで)ですので明確です。昭和51年の料金改定後には第3種郵便料金に該当したため平成まで使用されました。印面が明るく消印が映えるため注文消しにも多く使用された切手です。消印は別納印で発行年印、名古屋中央局貯金局内分室の和文ローラー印です。
(局の変遷)
・1950年12月1日〜1984年6月30日=名古屋中央郵便局 貯金局内分室
・1984年7月1日〜2015年12月6日=名古屋中央郵便局 貯金事務センター内分室
・2015年12月7日〜2019年12月31日=名古屋西郵便局 名古屋貯金事務センター内分室
(局の変遷)
・1950年12月1日〜1984年6月30日=名古屋中央郵便局 貯金局内分室
・1984年7月1日〜2015年12月6日=名古屋中央郵便局 貯金事務センター内分室
・2015年12月7日〜2019年12月31日=名古屋西郵便局 名古屋貯金事務センター内分室
2020年05月18日
日光陽明門40円青ペアの分室局和文ローラー印(大阪中央局毎日ビル内分室)
今回の台切手は日光陽明門40円の青で、赤を引き継いで改色されて1968年5月に発行されました。当時、色検知式の郵便物自動取り揃え機の導入により色検知枠を入れた切手が発行され、改色・改版が行われました。低額面が青色・緑色系、高額が赤色系に制限されたためにこの陽明門も青色になったと推測されます。赤が速達用でしたが、この青はこれといった使用目的が見当たりません。当時40円に該当する郵便料金が見当たりません、むしろ昭和47年の料金改定後での使用例が多いのではないでしょうか。消印は発行年の阪中央局毎日ビル内分室、和文ローラー印です。
(局の変遷)
・1956年8月1日〜1999年3月31日=大阪中央郵便局 毎日ビル内分室
・1999年4月1日〜=堂島アバンザ郵便局
(局の変遷)
・1956年8月1日〜1999年3月31日=大阪中央郵便局 毎日ビル内分室
・1999年4月1日〜=堂島アバンザ郵便局
2020年05月14日
弥勒菩薩像50円茶D欄分室名入り櫛型印(神戸中央局中央市場内分室)
弥勒菩薩像50円茶の発行は1952年6月で、その当時の書状が10g毎に10円(当時定形外郵便料金は無かった)、書留が1000円まで35円で2000円を超える毎に1円増、速達料金が25円、配達証明・引受時刻証明・代金引換が50円、外信書状50円(アメリカなどの第2地帯宛)でした。従って、50円の適応額面は少なく実質は昭和36年6月の郵便料金値上げで書留料金が1000円まで40円になり書状料金と合わせて50円になってからの使用例が多いと思います。今回の消印も昭和40年5月でその時代の物ですが、D欄の分室名が判読しにくいのですがおそらく中央市場内分室と思われます。
(局の変遷)
・1932年12月18日〜2007年7月29日=神戸中央郵便局 中央市場内分室
・2007年7月30日〜=長田郵便局 中央市場内分室
(局の変遷)
・1932年12月18日〜2007年7月29日=神戸中央郵便局 中央市場内分室
・2007年7月30日〜=長田郵便局 中央市場内分室
2020年05月11日
旧アキタ犬2円田型の分室局和文ローラー印(名古屋中央局貯金局内分室)
旧アキタ犬2円の発行が1953年8月で当時の対応額面は第4種の農産物種子で100gごとに2円、第三種の日刊新聞や官報などが100gごとに1円でした。旧前島密1円同様に大半はハガキ加貼り用に使用されています。従って消印の多くは唐草和文機械印が多く、また平成になって消費税導入による加貼り用での後期消印も多く存在しますが、昭和20年代の消印は稀少です。今回の消印は別納の和文ローラー印、何に使用されたのかは不明ですが第三種用に使用されたのかもしれません。名古屋中央局貯金局内分室の和文ローラー印です。
(局の変遷)
・1950年12月1日〜1984年6月30日=名古屋中央郵便局 貯金局内分室
・1984年7月1日〜2015年12月6日=名古屋中央郵便局 貯金事務センター内分室
・2015年12月7日〜2019年12月31日=名古屋西郵便局 名古屋貯金事務センター内分室
(局の変遷)
・1950年12月1日〜1984年6月30日=名古屋中央郵便局 貯金局内分室
・1984年7月1日〜2015年12月6日=名古屋中央郵便局 貯金事務センター内分室
・2015年12月7日〜2019年12月31日=名古屋西郵便局 名古屋貯金事務センター内分室
2020年05月07日
鵜飼100円の分室局櫛型印(阿倍野局阿倍野橋分室)
2018年3月5日の当ブログでもすでの一度この分室の消印を紹介しています。切手に関する詳細はそのブログをご参照ください。消印のかかり具合を見ますと別納印のようですが、昭和33年当時の郵便料金は、ハガキ5円、書状は10g毎に10円、書留が1000円まで35円で2000円を超えるごとに1円増、速達が25円、配達証明と引受時刻証明と代金引換が50円でした。ですから特殊取扱が複数ないと郵便料金が100円を超えることはありませんでした。現在で換算しますと約8000円になります。
(局の変遷)
・1948年9月6日〜2007年7月29日=阿倍野郵便局 阿倍野橋分室
・2007年7月30日〜2012年3月31日=浪速郵便局 阿倍野橋分室
(局の変遷)
・1948年9月6日〜2007年7月29日=阿倍野郵便局 阿倍野橋分室
・2007年7月30日〜2012年3月31日=浪速郵便局 阿倍野橋分室
2020年05月04日
旧キク15円の分室局和文ローラー印(名古屋中央局豊田ビル内分室)
今回の消印は、 1955年に中村区笹島町一丁目(現・名駅四丁目)に設置された豊田ビル内分室印です。1973年12月10日 に中村区泥江町一丁目(現・名駅四丁目)に第二豊田ビル西館に移転され第二豊田ビル内分室に改称、2012年に名古屋駅前分室に統合され廃止になっています。第二豊田ビル内分室より、豊田ビル内分室の方が少ないと思われます。
(局の変遷)
・1955年11月1日〜1973年12月9日=名古屋中央郵便局 豊田ビル内分室
・1973年12月10日〜2012年10月9日=名古屋中央郵便局 第二豊田ビル内分室
(局の変遷)
・1955年11月1日〜1973年12月9日=名古屋中央郵便局 豊田ビル内分室
・1973年12月10日〜2012年10月9日=名古屋中央郵便局 第二豊田ビル内分室