2017年04月15日
真田氏ゆかリの地 〜宝満山 林昌寺〜
宝満山 林昌寺は、南北朝時代に僧の長馨が創建した天台宗の寺院で、戦国時代に荒廃していたのを真田昌幸の叔父である矢沢頼綱が再建したそうです。
当時、領主真田家より改修の資金を与えられ、信之、信吉、信政など沼田真田氏の保護の下に守られてきました。本堂の屋根の六連銭や山門屋根の結び雁金など、真田家とのつながりが随所に見られます。
境内の観音堂と鐘楼の間にある、しだれ桜は町の指定天然記念物に指定されていて、毎年4月下旬頃に見頃を迎え名所になっているんですよ。
山門内には、仁王像や閻魔大王、不動明王や、ずらりと並んだ六地蔵の他、本堂・庫裡の大伽藍と1684年建立の鐘楼、町の重要文化財の阿弥陀如来立像を刻印した板碑など、たくさんの見所があります。
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