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2019年07月30日

早期の大腸がん、腸内細菌から発見 8割の精度で判別

(早く簡易キットが出てくるといいな!)

早期の大腸がん、腸内細菌から発見 8割の精度で判別

阪大教授ら 便潜血に代わる簡易検査めざす

2019/6/7 0:00

大阪大学の谷内田真一教授と東京工業大学の山田拓司准教授、慶応義塾大学の福田真嗣特任教授らは、
大便の中にいる腸内細菌の種類から早期の大腸がんを見つける技術を開発した。
糞便検査.jpg
約8割の精度
見つけられるという。

便潜血検査に代わる
簡易検査を目指しており、早期の発見や治療に
つながるという。

東京大学などとの
共同研究で、
成果は米科学誌
「ネイチャーメディシン」に7日掲載する。

大腸がんの簡易検査は、
大便に混じる血液を調べる便潜血検査が一般的だ。

痔(ぢ)の人をがん患者と誤認しやすく、
陽性となった人のうち
本当にがん患者である割合は『5%』
にとどまる。

研究チームは健康な人のほか
早期や悪化した大腸がん患者、
良性のポリープを抱える人など
計600人の大便を採取。

遺伝子解析をして腸内細菌の種類を詳しく調べた。

早期がんの患者で増える細菌や減る細菌などを見つけた

これらを組み合わせると、
健常者と早期や悪化したがんの患者を
『約8割の精度』で見分けることができた。

これまでは、悪化したがんで増える細菌の種類が分かっていた程度で、
患者を見分けることはできなかった。

研究チームはこれらのデータをもとに、
患者を見分ける人工知能(AI)を開発した。

今後、検査技術の性能を多数の患者や健康な人で試して、
企業に働きかけて『5年後にも』検査キットを開発する。

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田中松平
元消化器外科医で,頭からつま先まで診れる総合診療科医です. 医学博士 元日本外科学会認定指導医・専門医, 元日本消化器外科学会認定指導医・専門医, 元日本消化器内視鏡学会専門医, 日本医師会認定産業医, 日本病理学会認定剖検医,
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