2020年12月02日
Q) 新型コロナmRNAワクチンは安全か?
Q) 新型コロナmRNAワクチンは安全か?
mRNA医薬が実用化されるのは初めてです。
臨床試験で効果があることは確からしいのですが、本当に安全なのでしょうか?
mRNAは体内のどの細胞で蛋白を作ることになるのか、
抗原を提示した細胞のある組織で自己免疫となる可能性はないのか、
逆転写酵素でDNAが体細胞に組み込まれてしまう可能性はないのか?
など疑問がわきます。
遺伝子組み換え大豆に神経質になるような国民が、
遺伝子導入のような治療を簡単に受け入れてしまうのが不思議に思います。
A1) 最大の問題はmRNAの品質です。
投稿者 : マイケル死す 2020/11/25
我々の細胞はmRNAの核膜搬出時に厳しい品質管理をおこなっています。
99%以上のRNAが合格できずに分解されます。
そして、ひとたび、この合格を得るとCAPとPolyAが結合し環状化して安定となり
多量のリボソームが結合して「タンパクの大量生産」が起きます。
なぜ、厳しい品質管理が必要か?というと
壊れたmRNAは壊れたタンパクを作るからです。
壊れたタンパクは「折りたたみ異常」を起こし、
アミロイド凝集体を作ります。
運が悪いとアミロイドがアミロイドを作り
細胞間を「感染」します(アミロイドのプリオン化)。
我々の細胞内にプリオンが発生するなどは
極めて稀な現象と思われてきました。
しかし、最近は「日常的に起きている普遍的現象。
細胞の老化の本質」という説もあります
(狂牛病、輸入牛肉が感染神経細胞から汚染され、
それが原因で、人間の脳にもウイルスではなく、
それによって作られたプリオンによって脳が
海綿状に壊れていく病気が報道されました。
以後、解体のマニュアル厳格化、
2歳以下の若い牛のみがアメリカからの輸入対象となりました)。
研究が途上の分野です。
人工的に作られたmRNAは、
当然「核膜搬出時の厳しい品質管理」を受けていませんし、
相当数の「分解されたmRNA」が細胞質に入ることになります。
これは生理的には起きえない現象です。
A2 抗原を作る遺伝子自体をヒトの体に注入して、
10年以上でどのような影響が出てくるのか全く解明されていません。
大豆の遺伝子組み換えが問題になるのは、
農薬に対して耐性をもった大豆を食べ続けた場合、
腸内細菌叢にヒトに有害とならないかが解明されていないからです。
具体的には多剤耐性菌の悪玉細菌が繁殖してこないかは究明されていません。
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