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2019年06月20日

NHKの経頭蓋直流電気刺激番組を受け学会が注意喚起 「マスコミ報道や宣伝に惑わされぬよう」

またやっちゃったNHK

感じられないほど微弱な電流が、治療やスポーツの世界を一変させようとしている。
腕や足などに流すと、筋肉の疲労回復が早まり、
肉離れやねんざなどのケガがより早く治ることが明らかになりつつある。

さらに、アメリカで開発された別のヘッドホン型の機器を装着し、
脳の運動野に電気刺激を与えてトレーニングすると、
神経細胞の信号伝達を強化するという。

「パワーや瞬発力が向上する」と、世界記録保持者やプロアスリートで利用が拡大している。
こうした動きに対し、
「新たなドーピングでは?」
「効果は慎重に見極めるべき」という声も上がり、
ルールなき普及に懸念も広がり始めている。急速に利用が進む新技術に迫る。

臨床ニュース
NHKのNHKの経頭蓋直流電気刺激番組を受け学会が注意喚起
「マスコミ報道や宣伝に惑わされぬよう」番組を受け学会が注意喚起
NHKちょこっと電流.jpg

「マスコミ報道や宣伝に惑わされぬよう」


日本臨床神経生理学会2019年4月15日 (月)配信 精神科疾患神経内科疾患整形外科疾患その他

日本臨床神経生理学会はこのほど、
経頭蓋直流電気刺激(tDCS)について、
マスコミの報道や機器の宣伝に影響され、危険な使用をしないよう注意を喚起した。

2019年3月13日にNHKが放送した番組の中で、
tDCSが特集されたことを受けての対応。

近年、自分で刺激できる簡易な装置が一般に販売され、
スポーツや算数の成績向上に役立つという効能がうたわれているが、
同学会では「これらの効果は科学的な検証が十分になされたものではなく、
装置の安全性の検証も不十分である」として警鐘を鳴らしている。

テレビ番組では、
同学会のtDCSの安全性に関する提言を引用して刺激の上限を紹介しているが、
同学会は「この刺激以下の設定であれば安全であるというものではない」と指摘。

tDCSの安全な刺激パラメーターの範囲は十分に確立したものではなく、
病院や研究施設の倫理委員会の承認を得てから行うものであり、
方法に精通した医師の管轄のもと科学的な検証のために行うことを前提にしていると。

international federation of clinical neurophysiology(IFCN)のガイドラインでも
同様の注意勧告がされているとして、注意を呼びかけている。
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田中松平
元消化器外科医で,頭からつま先まで診れる総合診療科医です. 医学博士 元日本外科学会認定指導医・専門医, 元日本消化器外科学会認定指導医・専門医, 元日本消化器内視鏡学会専門医, 日本医師会認定産業医, 日本病理学会認定剖検医,
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