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2019年06月14日

開業医は長生きできない? 死亡時年齢は70.8歳

医師になった時、医師の平均寿命は日本人平均より5歳短いと聞きました。
開業医は10歳短いみたいです。勤務医でも似たり寄ったりでしょうから、10歳短い!


岐阜県保険医協会が寿命に関する調査結果を公表
開業医は長生きできない? 死亡時年齢は70.8歳

60歳代の死亡が最多、背景に「過酷な労働」の指摘
2019/3/22 三和 護=編集委員

岐阜県保険医協会が実施した調査で、
開業医の死亡時平均年齢が70.8歳と短く、
特に60歳代の死亡割合が34%と多いことが明らかになった。

同協会会長の浅井徳光氏は「長生きできない背景には、
勤務医時代からの過酷な労働がある」と指摘、
「開業医の働き方改革も急務」と訴えている。

同協会副会長の永田正和氏によると、
今回の調査は「開業医は厳しい労働環境にあり、早死にする人も多いのではないか。
協会会員の死亡時年齢を調べてはどうか」という会員からの提案がきっかけだった。

これを受け、2008〜2017年の10年間に、
岐阜県保険医協会を死亡退会した85人について、
死亡時年齢を調査した。
内訳は、医科会員が60人、歯科会員が25人、男性が76人、女性が9人だった。

集計の結果、死亡時平均年齢は70.8歳だった。
「この結果には本当に驚いた。
あくまでも参考値だが、
厚生労働省の統計にある死亡時平均年齢(2015年)は、
男性が77.7歳、女性が84.3歳であり、明らかな差があった」(浅井氏)。

また、年齢別死亡数を見ると、年齢死亡数の分布.jpg
医科歯科別年齢死亡数.jpg

60歳代が29人(34.1%)と最も多く、
70歳代が19人(22.4%)、
80歳代が17人(20.0%)と続いた(図1左)。

厚労省の年齢別死亡数(図1右)では、80歳代にピークがあり、
90歳代、70歳代、60歳というパターンだった。

「開業医の場合は、ピークが若い年代にシフトしており、明らかに異なっていた」(永田氏)。

年齢別死亡数を医科と歯科別に集計した結果が図2だ。
歯科では死亡例が60歳代に集中しており、
医科の場合も60歳代に急増し、70歳代、80歳代とほぼ同じ水準となっている。

浅井氏と永田氏は、
短命の背景には「勤務医時代から積み重なった過重労働がある」との見方を示す。

その上で浅井氏は「働き盛りともいえる60歳代の死亡割合が多いのは、
地域医療の継続という意味でも問題がある」とし、
「医師の働き方改革を進めるには、
開業医が厳しい労働環境にあることを直視した議論が必要だ」と訴えている。
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田中松平
元消化器外科医で,頭からつま先まで診れる総合診療科医です. 医学博士 元日本外科学会認定指導医・専門医, 元日本消化器外科学会認定指導医・専門医, 元日本消化器内視鏡学会専門医, 日本医師会認定産業医, 日本病理学会認定剖検医,
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