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2019年05月12日

体形とうつ病発症リスクとの関連

(アメリカ、2万3,739例の検討ー鶏が先か、卵が先かの問題もあるが、女性BMI≧30、男性≧36、日本だと28、33,34か
男女差がはっきりしている、男性は鬱の結果として肥満が、女性は男性に比べて鬱になりやすいということか?
何れにしても太りすぎ!!)


体形とうつ病発症リスクとの関連
提供元:ケアネット 公開日:2019/04/03

肥満はうつ病と関連しているといわれている。

肥満の一般的な指標としてBMIが用いられるが、BMIは身長と体重を組み合わせた指標である。
そのため、体の寸法やサイズのどの部分が最も関連しているかはよくわかっていない。
『米国』・トゥルーマン州立大学のJeffrey R. Vittengl氏は、体形とうつ病との関連について検討を行った。Journal of Affective Disorders誌オンライン版2019年3月5日号の報告。

妊娠していない20歳以上の『成人2万3,739例』を対象に、2007〜16年の国民健康栄養調査のデータより分析を行った。
年齢、性別、民族性、社会経済的地位でコントロールしたうえで、抑うつ症状と体形変数との関連を調査した。

主な結果は以下のとおり。

・身長ではなく、体重とBMIが抑うつ症状の予測因子であった。
・比較的高い体重またはBMIを有する成人(女性の上位約30〜40%、男性の上位約10%)は、性別内において実質的に抑うつ症状(d≧0.20)の有症率が高かった。
・女性(BMI≧30)および男性(BMI≧36)におけるうつ症状の増加を予測するBMIの範囲は、それぞれ標準的な過体重や肥満の定義よりも高かった。

著者らは「本研究は、横断的観察研究であり、体重とうつ病との潜在的な因果関係を明らかにするためには、今後縦断的および実験的な研究が必要である。
また、他の体形変数もうつ病を予測する可能性がある」としながらも「抑うつ症状の予測因子である体重に関して、BMIのような身長により調整されていない体重に重点を置いた評価が、うつ病の予防や治療を改善するかどうかを確認する必要がある」としている。

■関連記事
抗うつ薬誘発性体重増加のレビュー、その結果は
セロトニンの役割、摂食障害や肥満治療への期待
肥満と認知症リスク

(鷹野 敦夫)

原著論文はこちら
Vittengl JR. J Affect Disord. 2019 Mar 5. [Epub ahead of print]
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田中松平
元消化器外科医で,頭からつま先まで診れる総合診療科医です. 医学博士 元日本外科学会認定指導医・専門医, 元日本消化器外科学会認定指導医・専門医, 元日本消化器内視鏡学会専門医, 日本医師会認定産業医, 日本病理学会認定剖検医,
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