2019年02月19日
米400,000人以上のデータベースを元に、電子タバコも、血管にはよくない。脳卒中、心筋梗塞、狭心症の危険性が高い!
電子たばこは脳卒中のリスク増加と関連する
Univadis Medical News 2019.01
電子たばこと脳卒中のリスクの関連性を調べた過去最大の研究の結果。
来週開催される米国脳卒中協会2019年国際脳卒中会議で発表される予定の予備研究によると、電子たばこの使用は脳卒中のリスクを有意に増加させる可能性がある。
この種のものとしては過去最大の研究において、研究者らは米国に住む400000人以上のデータベースである2016年行動危険因子サーベイランスシステム調査のデータを調べた。
合計66795人の回答者が電子たばこを定期的に使用したことがあると報告した。
電子たばこを全く使用したことがないと回答した回答者343856人を対照群とした。
未使用者と比べて電子たばこの使用者は年齢が若く、ボディ・マス・インデックスが低く、糖尿病の割合が低かった。
電子たばこの使用者は調整後の脳卒中確率が有意に高いことが判明した(オッズ比 [OR] 1.71)。
電子たばこの使用は心筋梗塞(OR 1.59)、狭心症または冠動脈性心疾患(OR 1.4)のリスク増加とも関連することが分かった。
電子たばこ使用者の約4.2%が脳卒中の罹患を報告した。
しかし、電子たばこ使用を原因とする死亡は研究データでは示されなかった。
米国脳卒中協会2019年国際脳卒中会議は2月6日〜2月8日にハワイで開催される。
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