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2019年01月03日

サーファーは納豆アレルギーに注意 原因は海中に潜む…

サーファーは納豆アレルギーに注意 原因は海中に潜む…
2018年12月11日(火) 06:00 配信 朝日新聞デジタル(アピタル) 医療 34

 サーフィンをさかんにする人は納豆アレルギーになりやすいとする調査結果を、横浜市立大付属病院の猪又直子准教授(皮膚科)らがまとめ、日本アレルギー学会の雑誌に発表した。
サーファーに食物アレルギーをもたらす原因が、海中に潜んでいた。
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 納豆アレルギーは、食べてすぐに症状が起きやすい一般的な食物アレルギーと違い、
じんましんや息苦しさといった症状が食べて半日くらいたってから起こるのが特徴という。
重症になりやすく、何が原因かがわかりにくかった。

 猪又さんは、病院で受診して納豆アレルギーとみられた患者の経緯を調べるうち、
なぜかサーフィン経験者が多く、しかもサーファーに人気の神奈川・湘南と近隣の住民が多いことに気付き、研究を始めた。

 2015年11月から16年12月にかけて、食物アレルギーと診断された140人について調べた。
納豆アレルギーだった13人のうち、11人がサーフィン経験者で、1年間にサーフィンをする回数が多いほど、納豆アレルギーの人も多くなる傾向だった。

 一方、納豆以外の食物アレルギーの患者127人のうち、サーフィン経験者は2人しかいなかった。
スキューバダイビングといったほかのマリンスポーツと納豆アレルギーとの関連はみられなかった。

 元凶は、クラゲとみられる。
納豆アレルギーを引きおこすポリガンマグルタミン酸(PGA)という物質は、クラゲもつくることがわかっている。

 季節にかかわらずサーフィンを頻繁にする人はクラゲに何度も刺されるうちに、体に注入されたPGAで納豆アレルギーを起こしやすくなる可能性があるという。
「サーファーが食物アレルギー症状を起こしたら、納豆が疑われる」と猪又さんは話す。

 スキューバダイビングをする人はふつうウェットスーツを着るので、クラゲに刺されにくく、納豆アレルギーを起こしにくいことが考えられる。
確認されてはいないが、サーフィンを頻繁にする人もスーツなどで肌の露出を抑えれば、アレルギーのリスクを減らせる可能性がある。

 猪又さんは「納豆アレルギーを起こした全国の患者らに調査対象を広げてサーフィンとの関係をさらに調べ、アレルギーの予防法を探りたい」と話す。

<アピタル:ニュース・フォーカス・その他>
http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/

(編集委員・田村建二)
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田中松平
元消化器外科医で,頭からつま先まで診れる総合診療科医です. 医学博士 元日本外科学会認定指導医・専門医, 元日本消化器外科学会認定指導医・専門医, 元日本消化器内視鏡学会専門医, 日本医師会認定産業医, 日本病理学会認定剖検医,
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