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2018年12月27日

ビタミンAには網膜細胞保護、抗酸化作用 

ビタミンAには網膜細胞保護、抗酸化作用 
ビタミンA(レチノール)が動物性食品に多く含まれるのに対し、β-カロテンは緑黄色野菜や海草に多く含まれる色素の一種。
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β-カロテンが体内で、小腸の吸収上皮細胞(あるいは肝臓、腎臓)において分解されてビタミン A になる。
ビタミンAは化学的にレチノイドと呼ばれ、網膜 (retina) に由来するように、網膜細胞の保護に用いられ、欠乏すると夜盲症(夜になると視力が落ちる、俗に鳥目)などの症状を生じる。
また、DNAの遺伝子情報の制御にも用いられる。

β-カロテンは動物体内で、ビタミンAに変換される。
1278539.jpg

体内に入ってビタミンAが十分ならAに変化しない為、量を気にせず摂れ、安心!

ビタミンAは脂溶性ビタミンなので、取りすぎには注意が必要ですが、通常の食生活では中毒になることはありません。注意を要するのは、サプリメントでの過剰摂取です。

ビタミンAは、他に抗酸化作用に優れ、粘膜の新陳代謝を促し、免疫力を高める働きがあります。

食品の中では、レバー(肝臓)に一番多く、また、ビタミンB2、鉄分、葉酸等を多く含みます。
また、ビタミンB2には、細胞の再生を促して、動脈硬化を防ぐ働きがあります。

レバーは新鮮なものに限られ、血抜きが上手で、調理のうまい、焼肉店や焼き鳥屋さんで注文して食べるのをお勧めします! 焼き過ぎは禁物、50℃まで内部の温度が上がれば、色は赤くても中に火が通っており、一番美味しくいただけます!
posted by 田中松平 at 06:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 栄養
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田中松平
元消化器外科医で,頭からつま先まで診れる総合診療科医です. 医学博士 元日本外科学会認定指導医・専門医, 元日本消化器外科学会認定指導医・専門医, 元日本消化器内視鏡学会専門医, 日本医師会認定産業医, 日本病理学会認定剖検医,
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