2017年03月04日
食事制限中のモヤモヤが腑に落ちた瞬間〜モラル・ライセンシングの罠〜
こんにちは。
水樹です
最近、自分の中で
ちょっと注目している人がいます。
知っている方も多いと思いますが、
メンタリストのDaiGoさんです。
最近買った本がコレ
特に難しい経済用語が書かれているわけではなく、
自分の好きなことを生活の中に組み込みながら、
お金の流れも含めてリターンを得る方法を中心に
DaiGoさんの考え方が綴られています。
本当に頭の良い方は物事をフクザツに考えないし、
他人に説明するときもスッキリと整理してから伝えてくださいます。
そして、これができる人が意外に少ない。
自分も含めてです。
DaiGoさんは決して根拠のない感覚で
当てずっぽうに他人の心理を見抜いているのではなく、
速読で1日20冊の本を読破し続ける方なだけに、
ほぼほぼ知識のみで人間の心理を読み解くのです。
持って生まれた霊感とか、そういうものではなく、
努力(といってもご本人にとっては、
読書をしている時が至福の時なので努力ではないらしいですが)によって
培われた実力である点も尊敬できるところです。
この本を読み進めているときに、
ちょっと氣になる用語に出くわしました。
それは、
「本当に怖い!モラル・ライセンシング
―正しいことをした後は、少し悪いことをしてもいい!?」
というタイトルで始まっているコラムでした。
例えば、
「朝からジムに行ってトレーニングをがんばったから、少しくらい甘いモノを食べてもいい」
「さっき欲しかったバッグを我慢したのだから、夕食は少し奮発してもいい」
「先週は家族サービスをしたのだから、こんばんはちょっとくらい羽目を外してもいい」
「家族のためにずっと働いてきたのだから、浮気の一つぐらいいい」など、
人は「正しい」という理由で何かをしてしまうと、
結果的に誘惑に負けやすくなっていく傾向があるのです。
つまり、義務的にしなければならないこととか、
健康のためにしなければならないこと…
どれもそれをすることが「正しい」とされていることですが、
それが「好き」に結び付いていないと、
「正しいことをしたのだから、少しぐらい悪いことをしてもいい」と考え、
誘惑に弱くなる性質を人間は備えているというのです。
それを称して「モラル・ライセンシング」と言うらしいです。
私も「我慢は所詮、続かない」とか、
普段、節制ばかりしているのなら、
たまには悪いこともしてみた方がいいとか、
堂々と言っていたわけですが、
それがこの心理に基づいていたものだったことを
初めて知り、少し腑に落ちたのです。
さらに怖いのは、
「正しいことをしよう」と思っただけで、
実際に正しいことをやっていないにもかかわらず
誘惑に弱くなってしまっているということです。
つまり、「痩せなきゃ、痩せなきゃ」と
実際には痩せるようなことを何一つ
こなせていないのに、ストレスが溜まり、
していない「我慢」をしたような氣になって、
目的とは反対のことをしてしまう心理を言うのではないでしょうか。
たとえば、警察官や学校の先生が
あるまじき犯罪に走ってしまうのは、
職業柄、「正しくあらねばならない」という
心理や周囲のプレッシャーが強いだけに
その反動が来ることがあると考えるのが妥当と言えるでしょう。
なので、本当の意味で健全に
ダイエットをしようと思ったら、
ダイエットの先に楽しい未来を描くとか、
美しくなって女性としても幸せになりたい思っているとか、
自分の「欲」に素直になって、
好きなことをベースに行動するのが
結果的には効率がいいということですね。
健康のために頑張っている。
ダイエットに励んでいる。
それでも、氣づけば迷走してしまいがちな方には
是非とも、お読みいただきたいオススメ本です
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知っている方も多いと思いますが、
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特に難しい経済用語が書かれているわけではなく、
自分の好きなことを生活の中に組み込みながら、
お金の流れも含めてリターンを得る方法を中心に
DaiGoさんの考え方が綴られています。
本当に頭の良い方は物事をフクザツに考えないし、
他人に説明するときもスッキリと整理してから伝えてくださいます。
そして、これができる人が意外に少ない。
自分も含めてです。
DaiGoさんは決して根拠のない感覚で
当てずっぽうに他人の心理を見抜いているのではなく、
速読で1日20冊の本を読破し続ける方なだけに、
ほぼほぼ知識のみで人間の心理を読み解くのです。
持って生まれた霊感とか、そういうものではなく、
努力(といってもご本人にとっては、
読書をしている時が至福の時なので努力ではないらしいですが)によって
培われた実力である点も尊敬できるところです。
この本を読み進めているときに、
ちょっと氣になる用語に出くわしました。
それは、
「本当に怖い!モラル・ライセンシング
―正しいことをした後は、少し悪いことをしてもいい!?」
というタイトルで始まっているコラムでした。
例えば、
「朝からジムに行ってトレーニングをがんばったから、少しくらい甘いモノを食べてもいい」
「さっき欲しかったバッグを我慢したのだから、夕食は少し奮発してもいい」
「先週は家族サービスをしたのだから、こんばんはちょっとくらい羽目を外してもいい」
「家族のためにずっと働いてきたのだから、浮気の一つぐらいいい」など、
人は「正しい」という理由で何かをしてしまうと、
結果的に誘惑に負けやすくなっていく傾向があるのです。
つまり、義務的にしなければならないこととか、
健康のためにしなければならないこと…
どれもそれをすることが「正しい」とされていることですが、
それが「好き」に結び付いていないと、
「正しいことをしたのだから、少しぐらい悪いことをしてもいい」と考え、
誘惑に弱くなる性質を人間は備えているというのです。
それを称して「モラル・ライセンシング」と言うらしいです。
私も「我慢は所詮、続かない」とか、
普段、節制ばかりしているのなら、
たまには悪いこともしてみた方がいいとか、
堂々と言っていたわけですが、
それがこの心理に基づいていたものだったことを
初めて知り、少し腑に落ちたのです。
さらに怖いのは、
「正しいことをしよう」と思っただけで、
実際に正しいことをやっていないにもかかわらず
誘惑に弱くなってしまっているということです。
つまり、「痩せなきゃ、痩せなきゃ」と
実際には痩せるようなことを何一つ
こなせていないのに、ストレスが溜まり、
していない「我慢」をしたような氣になって、
目的とは反対のことをしてしまう心理を言うのではないでしょうか。
たとえば、警察官や学校の先生が
あるまじき犯罪に走ってしまうのは、
職業柄、「正しくあらねばならない」という
心理や周囲のプレッシャーが強いだけに
その反動が来ることがあると考えるのが妥当と言えるでしょう。
なので、本当の意味で健全に
ダイエットをしようと思ったら、
ダイエットの先に楽しい未来を描くとか、
美しくなって女性としても幸せになりたい思っているとか、
自分の「欲」に素直になって、
好きなことをベースに行動するのが
結果的には効率がいいということですね。
健康のために頑張っている。
ダイエットに励んでいる。
それでも、氣づけば迷走してしまいがちな方には
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