2012年08月16日
GyaO!で映画鑑賞
先日久しぶりにGyaO!をチェックしたら、戦争映画セレクション
『ヒットラー』というのを見つけました。
念の為、GyaO!とは、インターネットで無料で動画を見られるサイトです。
自分では絶対レンタルDVDでも借りないタイプの映画やドラマを、
ちょっと見てみようかな〜と、軽い気持ちで見られるのが良くて、
たまに利用しています。
『ヒットラー』原題はHITLER The rise of evil
監督クリスチャン・デュゲイ
出演 ロバート・カーライル マシュー・モディーン他
第1部:我が闘争 第2部:独裁者の台頭
2012年9月12日配信終了
GyaO! → http://gyao.yahoo.co.jp/
いつも英語の洋画ばかり見ているので、ドイツ語が聞きたいと思い
さわりだけ見るつもりで、第1部を見始めました。
期待はずれです。
ドイツ語ではなく、英語でした〜。
しかし冒頭の音楽が、いきなりパルジファル(by Wagner)ですよ。
ワグネリアンとしては、止められません。
「まぁ英語でもいいか。リスニングにもなるし」と思って、
もう少しだけ見ることにしました。
子供の頃のヒトラーは、ちょっとかわいい子役が演じています。
最初の数分しか出てきませんが。
見進める内に、共感できる場面がっ!
ヒトラーが、ワーグナーのローエングリンのピアノ曲を聞いて、
涙するのです。
ワーグナーは、妙にナショナリズムを煽る所があるので、
政治利用されてしまったのだと思っていました。
しかし、この人も、ワグネリアンでしたね。
You Tube で、この場面を見つけました。
ヒトラーが一番好きはワーグナーのオペラは、パルジファルだったと、
何かの本で読んだ記憶があります。
それだけでも、正真正銘のワグネリアンだったのが分ります。
あの苦悩に満ちた重〜い重〜い重厚な音楽を心地よく聴けるのは、
ワグネリアンしかいません。
パルジファルを、ただのオペラだと思ってはいけません。
歌劇でも、楽劇でもなく、舞台神聖祭典劇と名がついています。
舞台の上で、奇跡の再現を起こす、神聖な芸術なのです。
余談ですが、パルジファルの第一幕終了後は、拍手をしないのが
恒例(ワグネリアンには常識)になっています。
海外でパルジファルを観ると、知らないで来てしまった人が拍手をして、
ワグネリアンが「シー」っとする不快な音が交錯するので、
私は毎回「あ〜あ」となります…
日本でも、たまにこんな場面に遭遇します。
☆☆☆----------☆☆☆---------☆☆☆
GyaO!で、第1部:我が闘争を、全部見たので、
第2部も見ようと思っています。
映画は脚色して描かれているにせよ、ヒトラーが煽動家で、
当時のドイツの人々の不満や不安を上手く利用して、民衆の支持を得て
行ったのがよく分ります。
ユダヤ人迫害は、ナチスのオリジナルではなく、当時の欧州社会の、
風潮だったのですよね。
似た手法を、今の日本の近隣の国々も使っているのが嫌ですね。
日本でも、こうした扇動政治家が現れたら、
支持を集めるのかもしれないです。
でもこんな方法で国をまとめても、良い結果は導き出せないですよ。
ナチスドイツのなれの果てを見れば分ります。
ナチスドイツと同じ轍を踏んではいけませんね。
温故知新
たまには、歴史映画を見るのも役に立つ気がします。
それにしても、同じ敗戦国なのに、ドイツは上手くやっていますね。
島国日本との違いでしょうか。。。気質の違いなのでしょうか。
例え神聖ローマ帝国は煙と消えても、偉大なるドイツの芸術が
我々の手には残るだろう(ニュルンベルクのマイスタージンガーより)
ドイツは偉大です。
『ヒットラー』というのを見つけました。
念の為、GyaO!とは、インターネットで無料で動画を見られるサイトです。
自分では絶対レンタルDVDでも借りないタイプの映画やドラマを、
ちょっと見てみようかな〜と、軽い気持ちで見られるのが良くて、
たまに利用しています。
『ヒットラー』原題はHITLER The rise of evil
監督クリスチャン・デュゲイ
出演 ロバート・カーライル マシュー・モディーン他
第1部:我が闘争 第2部:独裁者の台頭
2012年9月12日配信終了
GyaO! → http://gyao.yahoo.co.jp/
いつも英語の洋画ばかり見ているので、ドイツ語が聞きたいと思い
さわりだけ見るつもりで、第1部を見始めました。
期待はずれです。
ドイツ語ではなく、英語でした〜。
しかし冒頭の音楽が、いきなりパルジファル(by Wagner)ですよ。
ワグネリアンとしては、止められません。
「まぁ英語でもいいか。リスニングにもなるし」と思って、
もう少しだけ見ることにしました。
子供の頃のヒトラーは、ちょっとかわいい子役が演じています。
最初の数分しか出てきませんが。
見進める内に、共感できる場面がっ!
ヒトラーが、ワーグナーのローエングリンのピアノ曲を聞いて、
涙するのです。
ワーグナーは、妙にナショナリズムを煽る所があるので、
政治利用されてしまったのだと思っていました。
しかし、この人も、ワグネリアンでしたね。
You Tube で、この場面を見つけました。
ヒトラーが一番好きはワーグナーのオペラは、パルジファルだったと、
何かの本で読んだ記憶があります。
それだけでも、正真正銘のワグネリアンだったのが分ります。
あの苦悩に満ちた重〜い重〜い重厚な音楽を心地よく聴けるのは、
ワグネリアンしかいません。
パルジファルを、ただのオペラだと思ってはいけません。
歌劇でも、楽劇でもなく、舞台神聖祭典劇と名がついています。
舞台の上で、奇跡の再現を起こす、神聖な芸術なのです。
余談ですが、パルジファルの第一幕終了後は、拍手をしないのが
恒例(ワグネリアンには常識)になっています。
海外でパルジファルを観ると、知らないで来てしまった人が拍手をして、
ワグネリアンが「シー」っとする不快な音が交錯するので、
私は毎回「あ〜あ」となります…
日本でも、たまにこんな場面に遭遇します。
☆☆☆----------☆☆☆---------☆☆☆
GyaO!で、第1部:我が闘争を、全部見たので、
第2部も見ようと思っています。
映画は脚色して描かれているにせよ、ヒトラーが煽動家で、
当時のドイツの人々の不満や不安を上手く利用して、民衆の支持を得て
行ったのがよく分ります。
ユダヤ人迫害は、ナチスのオリジナルではなく、当時の欧州社会の、
風潮だったのですよね。
似た手法を、今の日本の近隣の国々も使っているのが嫌ですね。
日本でも、こうした扇動政治家が現れたら、
支持を集めるのかもしれないです。
でもこんな方法で国をまとめても、良い結果は導き出せないですよ。
ナチスドイツのなれの果てを見れば分ります。
ナチスドイツと同じ轍を踏んではいけませんね。
温故知新
たまには、歴史映画を見るのも役に立つ気がします。
それにしても、同じ敗戦国なのに、ドイツは上手くやっていますね。
島国日本との違いでしょうか。。。気質の違いなのでしょうか。
例え神聖ローマ帝国は煙と消えても、偉大なるドイツの芸術が
我々の手には残るだろう(ニュルンベルクのマイスタージンガーより)
ドイツは偉大です。
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