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2020年10月04日

GTO[国内ドラマ(2014年)]

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『GTO』
(2014年)

[国内ドラマ]
GTO(2014) DVD-BOX



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音楽・サントラ

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【参考動画】

『GTO2014 国内ドラマ』

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【音楽・サントラ】

エンディング:E-girls「Highschool ? love」

◆GTO(2012、2014年AKIRA)(サウンドトラック)[邦楽]
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【基本情報】

リメイク版連続ドラマ(第2期)
放送期間:2014年7月8日〜9月16日
放送時間:火曜日22:00〜22:54
放送枠:関西テレビ制作・火曜夜10時枠の連続ドラマ
放送分:54分
回数:11
平均視聴率:7.2%(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ社調べ)

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【ストーリー・あらすじ】

第1回 2014年7月8日(火)放送 あらすじ
新舞台は鬼塚英吉の母校!問題児にグレート授業だ!美容整形をバラされた女子高生に母の後悔

高校教師の鬼塚英吉(AKIRA)は、明修学苑の傘下に入った地元・湘南の母校に赴任。職員として学校に残るかつての担任教師・富士宮司(小野武彦)に再会し、母校を懐かしむ鬼塚に、理事長の桜井良子(黒木瞳)は大いに暴れて欲しいと頼む。しかし、その言葉には何か含みがあるようで…。
鬼塚は、藤川ほなみ(比嘉愛未)が担任を務める2年A組の副担任に。学級委員の葛木隆一(菊池風磨)や志条あゆな(松岡茉優)をはじめ、一見にぎやかなクラスだが、不登校の宮地めいり(三吉彩花)のことになると空気が変わり…。放課後、鬼塚は読者モデルをしている女子生徒・波多野麻理子(松浦雅)が、トイレでのどに指を突っ込んで昼食を吐いているのを目撃する。
その夜、親友の弾間龍二(城田優)が湘南で始めたカフェに鬼塚が向かうと、冴島俊行(山本裕典)が「彼女ができた」と大喜びで麻理子を連れてくる。しかし鬼塚を見て逃げ出した麻理子は別の男とラブホテルへ。読者モデルの人気投票イベントで何としても勝ちたい麻理子は、ライバルを蹴落とす捏造写真をでっちあげようとしていたのだが、追ってきた鬼塚に踏み込まれて再び逃げ出す。
翌朝、校内は騒然としていた。ラブホテルから出てきた鬼塚と麻理子の写真が匿名でばらまかれたのだ!芹澤航平(竜星涼)や成瀬つぐみ(小芝風花)など、クラスも騒然。明修学園から副校長として赴任してきた内山田ひろし(田山涼成)は鬼塚にクビを宣告。麻理子も鬼塚との仲を疑われ…。

視聴率:9.7%



第2回 2014年7月15日(火)放送 あらすじ
家族崩壊の危機…純情少年を救え鬼塚絶叫マラソン大会涙の結末

鬼塚(AKIRA)のクラスの生徒・宇佐美太一(佐野玲於)が病院で、ある障害を持つと診断された。衝動的な行動が多く、気の散りやすい太一を心配していた父親の雅史(奥田達士)、母親の美代子(山下容莉枝)はショックを受ける。
太一は学校でも、とっぴな行動を繰り返し、クラスメイトにからかわれていた。ある日、授業中にいなくなった太一を探していた鬼塚は、砂浜で太一を発見。太一は、受験を控えた弟・佑二(横山幸汰)の合格を願い、望みが叶うお守りといわれているイルカの耳骨を集めていた。鬼塚は、太一の優しさに心を動かされ、一緒に耳骨を探し始めるが、同様に太一を探しに来たほなみ(比嘉愛未)に見つかり、授業に戻れとブチ切れられる。
翌日、雅史が学校に現れ、障害支援のある高校に太一を転校させると言い出す。その学校には寮があり、太一は家族と離れて暮らすという。雅史が太一に相談もせず、勝手に転校を決めたと聞いた鬼塚は猛反対するが、雅史は聞く耳を持たない。まもなく、転校を知った太一が家族と離れたくないと教室で暴れ出し、クラスメイトに殴りかかる。転校を阻止してやりたい鬼塚は桜井(黒木瞳)にかけ合うが、親の決断に従うしかないと諭され、どうすることもできない。
そんな折、太一は自分のせいで佑二が同級生にイジメられていたことを知ってがく然。その日から、教室で自分の腕をつねって衝動を抑え、動き出したいのを我慢するようになった。太一の様子が気になった鬼塚は…。

視聴率:7.1%



第3回 2014年7月22日(火)放送 あらすじ
ストーカーに震える生徒を救え!殺人予告に鬼塚怒りの鉄拳炸裂

2年A組の百合原さつき(木崎ゆりあ)がビーチで出会ったイケメンのノリ(平沼紀久)にひと目ぼれ。彼氏だったクラスメイトの徳山宏尚(堀井新太)をあっさりと振ったことから、2人は学校で大ゲンカに。事情を聞いた鬼塚(AKIRA)は、さつきに未練タラタラで別れ話に納得できない徳山を慰める。
一方、さつきは徳山の気持ちなど気にも留めず、バイト先のファストフード店でいつもと変わらぬ様子で笑顔を振りまいていた。店のサイトでブログを書いているさつきはファンの客も多く、アイドルのようにチヤホヤされることを楽しんでいたのだ。さらに、ノリが仲間と暮らすシェアハウスにも通い始め、2人の仲は急接近していく。そして数日後、ついにノリとキスをしたさつきに、徳山から中傷メールが届く。追い打ちをかけるように、家の外にはさつきの様子をうかがう徳山の姿が…。
さらに翌日、さつきに似たキャラクターが惨殺される残酷なゲームがネットに投稿され、殺人予告だと校内は騒然となる。姿を消した徳山を犯人だと疑う大前(風見しんご)は、徳山をかばった鬼塚を批難。内山田(田山涼成)も「場合によっては警察に通報する」と強硬な態度を見せ、徳山の行方を追う。
とうとう、さつきの母親が学校に乗り込んできて、ストーカー生徒を退学させろと迫る騒動にまで発展し、ほなみ(比嘉愛未)もなすすべもなく…。

視聴率:6.2%



第4回 2014年7月29日(火)放送 あらすじ
父親は他人だった…血の繋がりは大切か?鬼塚が伝える親子の絆

生徒の桐谷優(片寄涼太)は芹澤(竜星涼)とともに、バスケ部のエースと期待されていたが、突然部活動を辞めて不良グループとつき合い始め、かつてのチームメイトと険悪な仲に。鬼塚(AKIRA)は退部の理由を探ろうと桐谷の父親・徹也(嶋田久作)を訪ねるが、そこに桐谷がケンカをして補導されたと連絡が入る。
鬼塚、ほなみ(比嘉愛未)とともに警察に駆けつけた徹也に、桐谷は「俺はあんたの子じゃないんだろ」と吐き捨てる。桐谷は徹也とは血縁のない養子だった。その事実を偶然知ってしまい、だまされていたと怒りをぶつける桐谷に、徹也は動揺を隠しきれない。
問題を起こした桐谷は停学処分に。鬼塚が桐谷家を訪ねると、桐谷がグレたのは自分のせいだと徹也が苦しんでいた。徹也は妻を亡くした後、得意のバスケを教えながら男手一つで桐谷を育ててきたという。親子の心をつないでいたバスケも「うんざりだ」と拒絶され、徹也は親としての自信をなくしていた。
一方、不良グループのもとに身を寄せていた桐谷は、頼まれたものを取りに公園へ。公衆トイレに隠されていた怪しい包みを持ち去ろうとしたとき、後を着けてきた鬼塚に踏み込まれる。桐谷を校内の自分の部屋に連れ帰り、徹也の思いを伝える鬼塚。そんな中、何気なく開けた包みの中にとんでもないものを発見して…。

視聴率:6.4%



第5回 2014年8月5日(火)放送 あらすじ
2年A組にイジメ発覚!鬼塚が前代未聞のいじめ撲滅作戦を決行!友達をかばう健気な女子生徒を救え!

クラス劇で優勝を競う恒例行事「演劇祭」が近づいてきた。ほなみ(比嘉愛未)から昨年のA組の様子を聞いた鬼塚(AKIRA)は、演劇部のつぐみ(小芝風花)が先頭に立ってクラスを引っ張っていたと知る。
そんなある日、智美(宮武美桜)と加奈子(伊藤沙莉)が、エアガンで撃ち抜かれた自分たちの写真を見つけて憤慨。ミリタリー好きの沼尻圭(武井証)の仕業と決めつけ、沼尻のエアガンを悪質なイタズラで台無しにした。復讐すると息巻く沼尻をなだめたつぐみは、大前(風見しんご)に事情を話す。
その結果、智美らは大前に大目玉を食らい、大学推薦の取り消しをほのめかされてしまう。つぐみを逆恨みする智美たちは、クラス劇の演目に「シンデレラ」を提案し、主役につぐみを推薦。継母や姉の役を買って出ると、練習にかこつけてつぐみを突き飛ばし、陰湿なイジメを始める。
これを耳にした鬼塚はつぐみを救おうとするが、つぐみはイジメを否定。事実確認ができないからと、内山田(田山涼成)ら職員は様子見の姿勢。そんななか、つぐみがイジメに耐え抜く姿に心痛めていた鬼塚は、桜井理事長(黒木瞳)の“イジメは犯罪”という言葉に、何事かひらめいて…。

視聴率:7.4%



第6回 2014年8月12日(火)放送 あらすじ
鬼塚夏休み授業!夢は叶わない!?歌手目指す貧乏少女に母の反対

ネットの動画サイトでギターを片手に歌う、話題の“謎の女性シンガー”が2年A組の柊佐奈(岡本夏美)だったとわかり、クラスは大騒ぎに。佐奈は4人兄弟の長女で早くに父親を亡くし、仕事で留守がちな母親・久美子(舟木幸)に代わって幼い妹と弟たちの面倒を見ながら、アルバイトで家計を助けるがんばり屋。忙しい日々の合間に撮った歌の動画を多くの人に見てもらうことが、密かな楽しみだったのだ。
佐奈の歌の才能を知った鬼塚(AKIRA)は麻理子(松浦雅)らクラスの生徒に声をかけ、プロシンガーのオーディションに合格させるプロジェクトを始動!発声やメイク、体力作りのジョギングなど、生徒たちがそれぞれの得意分野を活かして特訓につき合い、クラスを挙げて佐奈をサポートする。
オーディションも一次審査を見事突破し、盛り上がる鬼塚プロジェクトメンバー。そんな折、佐奈は大切にしていた父親の形見のギターが壊され、捨てられているのを発見する。さらには、とっくに届いているはずの二次審査の結果も来ず、失意のどん底に突き落とされる。
そのころ、鬼塚と生徒たちは特訓に来るはずの佐奈を待っていた。ところが、佐奈は現れず、携帯も繋がらなくなって…。

視聴率:6.6%



第7回 2014年8月19日(火)放送 あらすじ
妊娠女子高生とのすれ違い…優等生が暴力事件!見捨てる教師に鬼塚が大激怒する!

鬼塚(AKIRA)を中心にまとまりを見せ始めた2年A組の中で、生徒たちとの距離が縮められないことを気に病むほなみ(比嘉愛未)。そんな折、ほなみは思い詰めた様子で海辺にたたずむ葛木(菊池風磨)を見かけ、心配になって声をかける。だが、葛木はほなみをはぐらかし、足早に立ち去ってしまった。あゆな(松岡茉優)から妊娠を告げられた葛木は、誰にも相談できず、動揺していた。
翌日、ほなみは葛木の様子がおかしいと鬼塚に報告する。すると鬼塚は、その理由をなぜ葛木に直接聞かないのかとほなみを問いただし、生徒の問題から逃げていると指摘。ほなみは怒り出すが、鬼塚の言葉が鋭く胸に突き刺さっていた。
そんなある夜、夏祭りで葛木が他校の生徒・木内圭輔(高橋龍輝)とケンカをする騒ぎを起こした。ほなみは葛木から事情を聞くが、生徒に関心もないのに心配するふりをするなと突っぱねられてしまう。
明くる日、圭輔の父親で市議会議員の木内剛(佐戸井けん太)が学校に現れ、葛木が一方的に因縁をつけ、暴力を振るったと主張。葛木に処分を下すよう内山田(田山涼成)に迫る。鬼塚は、問題を起こすような生徒ではないと葛木をかばうが、ほなみは反論もせず、木内の要求を受け入れてしまう。
納得できない鬼塚に対し、ほなみは学校の雑事に忙殺される教師にすべての生徒の問題と向き合う時間などないと反発。これに激怒した鬼塚は「教師ならしっかり踏みとどまって生徒と向き合え」と厳しく非難し、立ち去る。1人残されたほなみは…。

視聴率:6.9%



第8回 2014年8月26日(火)放送 あらすじ
夢絶たれたバスケ部エースに鬼塚授業…人生は絶対やり直せる!

激しい頭痛に襲われたバスケ部のエース・芹澤(竜星涼)は、慢性硬膜下血腫と診断された。頭を打ったときに傷ついた血管から出血していたようだが、処置が早かったのが幸いし、大事には至らないと聞いた鬼塚(AKIRA)とほなみ(比嘉愛未)はホッと胸をなで下ろす。
しかし、快復まで安静を命じられ、練習を休むことになった芹澤は焦りを募らせていた。バスケ部の全国制覇がかかった大切な試合が近づき、1日も早く復帰したいが思うように体が動かないのだ。遊沢(荒井敦史)らチームメイトや顧問の神谷(丸山智己)に迷惑をかけたくないと、無理を押して練習に戻ろうとする芹澤を心配した鬼塚は、焦らずゆっくり治していこうとなだめる。
ところが、芹澤は完治を待たずに練習を再開。転倒して頭を打ち、病院に運ばれてしまう。医師の診断は残酷なものだった。治りかけていた血管の傷が再び出血し、脳が重いダメージを受けてしまったため、バスケはおろか立って歩くことすらできない深刻な障害が残るというのだ。
バスケでアメリカに留学することが決まり、夢だったプロ選手への道が開けようとしていた矢先、二度とバスケができないと宣告された芹澤は自暴自棄に。見舞いに来た遊沢らに当たり散らし、医師にはなんとしても治して欲しいと泣きすがる。一方、司令塔だった芹澤のいないバスケ部はチームプレーもままならず、イライラを募らせる部員たちも険悪なムードになっていく。
一方、あゆな(松岡茉優)から、2人をつなぐ赤ちゃんはもういなくなったので、普通の友達に戻ろうと告げられた葛木(菊池風磨)は…。

視聴率:5.9%



第9回 2014年9月2日(火)放送 あらすじ
不登校女子が教師と禁断の恋?危ない復讐でクラス崩壊の危機…鬼塚必死の救出劇!

めいり(三吉彩花)の不審な行動に気づき始めていた鬼塚(AKIRA)は、教室にめいりが姿を現さない理由をほなみ(比嘉愛未)に直撃。前の担任教師・木原元一(竹財輝之助)とめいりが禁断の恋愛関係にあったと聞かされる。木原は人気教師だったが、このことをきっかけに校内で激しいバッシングを受け、心を病んで休職に追い込まれたという。
この話を鬼塚がめいりに向けると、めいりは鬼塚が赴任してからA組で起こったトラブルは、自分が火付け役だったと白状。以前、みんなが自分や木原にしたのと同じ、ちょっとした実験だと明かし、「学校もクラスのやつらも許せない」と恨みを口にする。鬼塚は「俺が絶対におめぇをクラスに戻す」とめいりに心を開かせようとするが…。
翌朝、校内の壁に「志条あゆなは葛木隆一の子供を妊娠している」という怪文書と産婦人科から出て来るあゆな(松岡茉優)の写真が無数に貼られ、職員や生徒たちは騒然。内山田(田山涼成)らは、あゆなと葛木(菊池風磨)を問いただすが、すでに中絶手術を受けたとあゆなに打ち明けられ、この問題を隠匿しようとする。
翌日、鬼塚にめいりからメールが届く。そこに書かれたURLを開くと、「今から1時間後に…自殺します」と自殺をネットで生中継しようとするめいりの姿が…!

視聴率:6.9%



第10回 2014年9月9日(火)放送 あらすじ
最終章突入鬼塚10年前の悲劇とは危険な逆襲で絶体絶命生徒守れ

突然の腹痛に襲われたあゆな(松岡茉優)。病院に運んだ桜井理事長(黒木瞳)は、あゆなが鬼塚(AKIRA)や葛木(菊池風磨)らにはウソをついてまで、妊娠を継続していたことに驚く。一方、ほなみ(比嘉愛未)は、10年前に亡くなった兄・沢村(金井勇太)が鬼塚の高校時代の親友だったと富士宮(小野武彦)から聞かされ、思わぬ偶然に驚いていた。
翌朝、桐谷(片寄涼太)と遊沢(荒井敦史)が見知らぬ男たちにリンチを受け、校門の前に放置される騒ぎが起こった。前代未聞の事件に内山田(田山涼成)や大前(風見しんご)は動揺。ほなみは桐谷の体に鬼塚の過去を告発する怪文書が貼られているのを見つけるが、その驚くべき内容に衝撃を受け、とっさに文書を隠してしまう。
放課後、ほなみは鬼塚につきまとう男・瀧澤(阿部亮平)に声をかけられる。瀧澤は「鬼塚英吉は人殺しだ」と告げると、「沢村はあいつに殺されたようなもんだ」と言って立ち去った。捨てられないでいた怪文書を思わず見返すほなみ。そこには、生徒へのリンチは10年前に人を殺した鬼塚への「復讐」と書かれていた。
この件を龍二(城田優)に問いただしたほなみは、兄の死の真相を聞いてがく然となる。翌日、ほなみは自分が沢村の妹であることを鬼塚に告白。「あなたがいなければ、兄は、死ぬことはなかった!」とあふれ出す感情をぶつけて…。

視聴率:6.9%



第11回 2014年9月16日(火)放送 あらすじ
GTOシリーズ遂に完結!妊娠女子高生の涙…鬼塚が一番伝えたい命のグレート授業

子どもを産むと決心したあゆな(松岡茉優)を案じる鬼塚(AKIRA)とほなみ(比嘉愛未)。だが、大前(風見しんご)は学校の評判に関わるという理由で、産むならあゆなを退学させるという。改めて意思を確かめる鬼塚に、あゆなは自分に宿った命を守り抜くといい、子どもを育てるために学校も辞めると宣言。その覚悟を聞いた桜井(黒木瞳)に、ある思いが…。
そんな折、家出をした葛木(菊池風磨)があゆなの前に現れ、子どもと3人で暮らそうと駆け落ちを持ちかけた。だが、あゆなは「何もわかってない」と拒絶。その理由がわからず、混乱する葛木は鬼塚の手で家に連れ戻されてしまう。
さっそく母親の一美(床嶋佳子)と口論になった葛木は、2人の仲を認めてくれなければ死ぬと自分に刃物を向ける。そんな葛木を鬼塚は「それがてめぇの覚悟か」と一喝。銀行へ連れて行くと、あゆなと子どもとの生活のため、現金輸送車を襲って金を奪えと葛木をけしかけ、包丁を持って駆け出す!
一方、妊娠のうわさは広まり、ネット上にあゆなや葛木の実名までさらされ、学校や葛木家にマスコミが押しかける事態に。PTA会長の一美は、葛木の関与をもみ消して騒動をおさめるよう学校に圧力をかけるが、桜井はあゆなと葛木の双方を退学処分にすると宣告。桜井の思わぬ決断に職員らも驚く中、あゆなが出血して病院に運ばれたと知らせが入り…。

視聴率:8.5%

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【受賞歴】

調査中

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【キャスト】

[登場人物:声優]

◆主要登場人物(全シリーズ共通)

鬼塚 英吉(おにづか えいきち)〈25 → 27〉
⇒演:AKIRA
 物語の主人公。明修学苑高等部2年4組及び3年4組担任(第1期)→明修湘南高校2年A組副担任(第2期)。担当教科は社会科。通称「鬼の英吉」で、かつて史上最強の暴走族として龍二とのコンビで「鬼爆」と呼ばれて世間の不良から恐れられていた。友人を「ダチ」と呼び、生徒に対しても「ダチ」感覚で接する。ダチになった時やその絆を確認する時には拳を合わせることがあり、第2期では「ウィ?ッス!」という効果音が追加された。
 型破りな方法で2年4組(第1期)や2年A組(第2期)の問題を解決していき、その過程であずさ(第1期)やほなみ(第2期)の信頼を得ていく。
弾間 龍二(だんま りゅうじ)〈25 → 27〉
⇒演:城田優
 鬼塚の親友にしてルームメイトで、通称「爆弾龍二」。海外を駆け回る恋人・渚の名前をモチーフにした「CAFE&DINER NAGISA」を経営。
 普段は冷静で温厚だが、怒ると手が付けられず喧嘩も強く、左手で殴ることが多い。情報収集に協力して鬼塚をサポートするが、悪事には手を貸さずに叱責したり、美姫が父親の再婚で自暴自棄になった際には本気で叱責するなど厳しい一面もある。
 スペシャル第3弾で店を畳んで年商1億の起業家を目指すことを決意した。
 第2期では鬼塚が明修湘南高校に赴任したことに伴い、湘南でカフェバーを開く。

弾間龍二が経営する「CAFE&DINER NAGISA」の撮影に使用された「キチジョウジギャラリー」(三鷹市井の頭)の外観

冴島 俊行(さえじま としゆき)〈24 → 26〉
⇒演:山本裕典
 鬼塚と龍二の後輩でルームメイト。通称「鎌倉の狂犬」。鬼塚を「えいきっさん」と呼んでいる。
 警視庁は吉祥寺中央警察署・地域課の巡査だが、警邏中に女の子を職務質問と称してナンパする、簡単に拳銃を使用する、持出禁止の押収品を無許可で持ち出すなど、仕事に軽薄な不良警官である。警官の立場を利用し、主に個人情報がらみの仕事で鬼塚をサポートする。
 あずさに一目惚れするが、全く相手にされていない。また、鬼塚の友人の中では唯一の喫煙者である。
 第2期では私的な理由で神奈川県警察に異動している。

内山田 ひろし(うちやまだ ひろし)〈55 → 57〉
⇒演:田山涼成
 明修学苑高等部教頭(第1期)→明修湘南高校副校長(第2期)。第1期で鬼塚の辞職後、一時的に2年4組の臨時担任になる。第2期の最終話では校長に昇格した。1956年12月27日生まれ。 栃木県出身で、東京教育大学卒業。大学時代にはワンダーフォーゲル部や釣り同好会に所属。
 自らの保身と世間体を第一に考える、典型的な事なかれ教師。校内での問題にはもみ消しと表面的な解決に力を注ぎ、面倒な問題には取り合おうとしない。校長の椅子を狙って桜井に対して常に媚を売っては受け流されている。鬼塚とは敵対しているが、理解している節がある。
 家庭では妻・良美や娘・好子から疎まれており、家族の再建を目指して新車を購入したが、鬼塚が恵を救出する際に壊された。
 鬼塚を信頼する桜井に不信感を募らせ、学園の理事会に新校長の赴任を要請した。大門の赴任当初は従順であったが文化祭が行われた際、大門に自分どころか生徒や他の教師までをクズ呼ばわりされたことに怒りを覚え、教師としての情熱を取り戻す。
 スペシャル第1弾では大門の辞職後、桜井から新校長に推薦されたが、理事会において満場一致で却下されたことが桜井の口から語られる。また、御鷹山に登ったウミとソラの捜索に向かうが、2人を見つけられなかった上、既に現場に到着していた鬼塚らとも出会うことなく遭難し、レスキュー隊に救出される。
 スペシャル第2弾では小型船舶の免許を取得していたことを明かし、堂本の島に向かって連れ去られた好子を救出するために自分の船に鬼塚、龍二、冴島、マリアとその子供たちを乗せ、鬼塚たちに協力した。この活躍の甲斐もあって、好子との関係も修復されている。
 第2期でも基本的に第1期と同様に典型的な事なかれ主義だが、性格がやや丸くなり、その立場を学年主任の大前に押され気味でもある。大前の意見に賛同することが多いが、瀧澤の襲撃事件に便乗して鬼塚を解雇しようとした大前を一喝し、副校長としての威厳を見せた他、あゆなと葛木の卒業式に協力した。最終話では校長となり、悩みを持つ生徒のために悩み箱を設置した。

桜井 良子(さくらい りょうこ)〈49 → 51〉
⇒演:黒木瞳
 明修学苑校長兼理事長(第1期)→明修湘南高校校長兼理事長(第2期)。鬼塚の教師としての資質を見抜き、2年4組の担任にスカウトする。生徒間の殺伐とした雰囲気を察し、この空気を変えなければ近い将来学苑は崩壊すると危惧している。
 学校内の状況を把握するために校内売店の店員として働いているが、この事実を知っているのは鬼塚とあずさだけ。過去に起こった出来事が原因で菊地から恨まれている。鬼塚の必要性を感じて幾度か彼を庇い、後に鬼塚の言葉で気づかされ、1年前に発生した事件の公表を考えていた。鬼塚の辞職後は理事会から自らに代わる校長として赴任し、かつて自身が推進しようとして間違いだと気づいた管理教育の方針を打ち出す大門と対立し、彼女の暴走を止めようと奮闘する。
 スペシャル第2弾には未登場。
 スペシャル第3弾では鬼塚に「生徒を突き放すことも大事」と告げる。
 第2期では明修学苑の傘下に入った明修湘南高校の理事長に就任し、第1期同様に普段は購買部の店員として働いている。

◆第2期

登場人物(第2期)

第2期で初登場するキャラクターは全て本作オリジナルキャラクターである。
明修湘南高校 教職員

藤川 ほなみ(ふじかわ ほなみ)
⇒演:比嘉愛未
 2年A組担任。沢村功也の妹。幼少の頃に親が離婚し、母親の元へ引き取られたために苗字が変わった。担当教科は現代文。酒好き。生真面目な性格であり、副担任となった鬼塚に対して初めは冷たい態度で接していたが、型破りながらも2年A組が引き起こす問題に真正面から向き合い解決する彼の姿を見ているうちに一番の理解者となっていく。兄の死の真相を知り鬼塚に怒りをぶつけるが、富士宮の語った話や体を張って生徒を守ろうとしている鬼塚の姿を見て、兄の死を理解する。

富士宮 司(ふじみや つかさ)
⇒演:小野武彦
 学校用務員を担う職員であり、教師時代の教え子の一人に鬼塚がいる。温厚な性格だが、以前は生徒達からは恐れられており、10年前には沢村の死にショックを受け、怒りに任せて復讐しようとする鬼塚を殴りつけて諭した事もある。鬼塚たちには「富士さん」と呼ばれている。

大前 広利(おおまえ ひろとし)
⇒演:風見しんご
 学年主任兼生徒指導担当。2年C組担任。担当教科は英語。教職員の中で最も権力を持つ人物。事なかれ主義で生徒の事よりも学校の評判を第1に考えており、型破りな方法で生徒の問題を解決する鬼塚とは度々対立している。瀧澤の起こした騒ぎに便乗して鬼塚を解雇しようとするが、他の教師たちからは異議を唱えられ内山田からは一喝される[注 12]。また、葛木とあゆなの妊娠騒動をマスコミに嗅ぎつかれた際、2人を見捨てたような対応をとったことで鬼塚から内山田の時と同様にジャーマンスープレックスをかけられてしまった。

神谷 憲治(かみや けんじ)
⇒演:丸山智己
 担当教科は体育。バスケ部顧問。エース格の芹澤には期待を抱いていた。芹澤がバスケが出来なくなった時には失望したが、彼が鬼塚たちによって希望の光を見つけたことで自身も諦めずに背中を押し続けることを決意する。

野上 多恵子(のがみ たえこ)
⇒演:馬渕英俚可
 養護教諭。ほなみと仲が良い。心理カウンセラーの資格を持つ。

入江 ちか(いりえ ちか)
⇒演:阿南敦子
 2年B組担任。担当教科は古文。大前には賛同することが多い。

向井 優美(むかい ゆうみ)
⇒演:藤沢あやの
 2年B組副担任。担当教科は地学。

明修湘南高校 2年A組生徒

第2期で鬼塚が副担任を務めるクラス。生徒それぞれ様々な問題を抱えていたが鬼塚に救われ、彼のダチとなった。

志条 あゆな(しじょう あゆな)
⇒演:松岡茉優
 第2期でのキーパーソン。学級副委員長を務め、葛木と共にクラスを諌めることが多い。数年前に父親が他界してからは祖母と暮らしている。葛木とは恋人同士でめいりと親友であり、彼女が保健室登校になった後も話すことが多かった。高校2年にして妊娠によって子供を授かるが、周囲には堕胎したと嘘をついていた。体調不良で病院に運ばれて嘘がばれるが、体を張って生徒を守ろうとする鬼塚の姿を見て出産[注 12]を決意する。葛木と共に退学処分になったが、鬼塚や桜井の言葉によって取り消される。

葛木 隆一(くずき りゅういち)
⇒演:菊池風磨
 クラスの学級委員であり、時折クラスメートの行動を諌める役目を担う。実家は病院を経営している。交際中のあゆなから子供を身篭った件を聞かされたことで動揺する。湘南ゆかた祭りの会場で絡んできた市会議員の息子・圭輔と暴力事件を起こして退学に追い込まれそうになるが、鬼塚が目撃者である富井を捜してきたことで処分を免れる。あゆなが出産を決意した際、自身も彼女と共に生きると決めたが母に反対され、自殺しようと試みるが、鬼塚に論されたことで自身の行いが間違ったことに気付き、覚悟を決めた。その後、母親を説得することに成功して、あゆなや子供と幸せに生きていくことを決意する。

宮地 めいり(みやじ めいり)
⇒演:三吉彩花
 あゆなの親友。保健室登校。あゆな以外のクラスメートとは距離をとっていた。かつて担任だった木原と恋仲だったが、学校に知られた上に度重なる中傷の末に木原が心を壊されて休職したことでクラスメートを恨み、復讐を企てていた。鬼塚の赴任後に発生した一連の事件[注 109]を裏で仕組んでいた。復讐の一環としてクラスメートたちの心に一生消えることがない傷を残すために自殺しようとするが、鬼塚から木原の思いを聞かされたことで自殺を思い止まり、クラスメートとも和解する。その後は教室で授業を受けるようになった。あゆなが妊娠してる時には応援した。

芹澤 航平(せりざわ こうへい)
⇒演:竜星涼
 バスケ部のエースで、チームの司令塔的存在かつクラスの中心的存在。意志が人一倍強く直情的な性格。夏休みにはアメリカ留学が決まり、夢であるプロへの道が開けようとしていたが、練習中にふとしたことから頭を打ち、慢性硬膜下血腫を発症。症状が完治しないまま無理に練習を再開しようとした際、再び頭を打ったことで左半身不随となる。夢を絶たれて絶望に陥るが、車いすバスケを鬼塚と佳永子から紹介され、気力を取り戻す。そして、自身が不在となったバスケ部にアドバイスを与え、チームを勝利に導く。

成瀬 つぐみ(なるせ つぐみ)
⇒演:小芝風花
 演劇部所属。友達想いで誰とでも仲良くなれる心優しい性格であり、芯が強く相手の長所と短所を客観的に見極めることが出来る。太一とは幼馴染であり、彼の最大の理解者でもある。智美たちの行動を大前に告発したことで、劇の練習にかこつけて陰湿ないじめを受けるが、鬼塚の作戦で彼女らと和解し、クラスの劇を成功させた。また普段は周りに押されがちであまり自分の意見を主張出来ないが演劇のことになると急に積極的になり、歌手デビューを果たしたいという佐奈のために厳しい指導を行うこともあった。

宇佐美 太一(うさみ たいち)
⇒演:佐野玲於
 注意欠陥多動性障害を抱える。転校を阻止するために自らマラソン大会への出場を志願し、無事に完走した後は家族と和解する。智美たちが演出するシンデレラでは、王子役を買って出た。第10話で瀧澤の部下に襲われて怪我を負い、更に体育館に拉致された際にナイフで自分を傷つける鬼塚に駆け寄ったことで瀧澤に蹴飛ばされる。

波多野 麻理子(はたの まりこ)
⇒演:松浦雅
 読者モデル。中学時代に母親の不注意で額に火傷を負ってしまい、その傷を隠すために整形手術を受けた。ライバルを蹴落とすために裏工作をしていたことをクラスメートに知られ、交際していた遊沢にも別れを告げられた挙句、イベント会場で整形前の写真をばら撒かれるが、直前に鬼塚に諭されたことで事実を告白してありのままの自分を受け入れ、更に読者モデルもやめた。最初は髪を下ろしていたが、鬼塚とダチになって以降は髪を束ねるようになった。つぐみと智美たちの一件では、智美たちを諌めた他、佐奈にはオーディションに出場するよう勧めて協力した。

桐谷 優(きりたに まさる)
⇒演:片寄涼太(幼少期:田中レイ / 少年期:細野涼聖)
 苛烈な性格をしており、単独行動を好む。以前は芹澤と共にバスケ部のエースと期待されていたが、両親が里親という事実を知ったショックからバスケ部を退部して不良グループとつるむようになる。リーダー格の村田から覚醒剤の運び屋をさせられるが、鬼塚によって阻止される。鬼塚に諭されたことで義父・徹也と和解し、バスケ部に再入部する。第10話にて瀧澤の部下たちに襲われ、遊沢と共に怪我を負った際、鬼塚の過去について戸惑う2年A組のクラスメートに対して鬼塚を信じるように呼びかけた。

遊沢 亮斗(ゆざわ りょうと)
⇒演:荒井敦史
 バスケ部のNO.2。バスケの実力で芹澤、外見で女生徒の人気を二分していて常に颯爽としているが、劣等生や疎外された者への配慮に欠ける面がある。麻理子と交際していたが、めいりが鬼塚と麻理子の写真を撮影してばら撒いたことにより別れを告げた。精神面は意外と脆く、芹澤の代わりにバスケ部の部長と司令塔の役割を命じられたプレッシャーから部員に八つ当たりしてしまい、険悪な雰囲気になったこともある。第10話で桐谷と共に瀧澤の部下たちに襲われて負傷した。

森野 真(もりの まこと)
⇒演:新里宏太
 バスケ部所属。明るい性格。芹澤の離脱後はレギュラーに選ばれたが、芹澤がいないことで上手く司令塔の役割を務めることが出来ない遊沢と対立してしまう。

国分 つかさ(こくぶん つかさ)
⇒演:西川俊介
 バスケ部所属。口数が少ない。

柊 佐奈(ひいらぎ さな)
⇒演:岡本夏美
 4人姉弟の長女。父親を早くに亡くしており、家計を助けるために揚げ物屋でアルバイトをしている。その間に自らが歌っている動画をネットにアップしていた。鬼塚やクラスメートの協力でプロシンガーオーディションの1次審査に合格するが、苦労させたくないと考える母・久美子によって父の形見のギターを壊されてしまう。そのことで久美子と対立するが、鬼塚から母が倒れた理由を聞かされたことで真意を知る。最終審査に落選して諦めかけたが、鬼塚の助言もあって歌を続けることを決意する。

百合原 さつき(ゆりはら さつき)
⇒演:木アゆりあ
 「はぁ?ん」が口癖。美貌と社交的な性格から学校のアイドル的存在。徳山と交際していたが、アルバイト先で知り合ったノリと付き合うために一方的に別れを告げる。自分に良く似たキャラクターが惨殺されるゲームが出回った際、徳山を犯人と決め付ける。親しい関係になったノリらに脅迫されていたところを、鬼塚らに助けられる。しかし、その直後にゲームを作成した真犯人グループ[注 112]に拉致されるが、鬼塚や徳山によって助けられて徳山とも和解する。

徳山 宏尚(とくやま ひろなお)
⇒演:堀井新太
 沼尻、橋本、大場と一緒にいることが多い。明るくひょうきんだが裏表が激しく、相手によって極端に態度が変わる。恋愛には真面目だが不器用でもある。さつきと交際していたが、一方的に別れを告げられる。さつきを拉致した犯罪グループのアジトに乗り込み、鬼塚と共にさつきを救出した。

大場 拓矢(おおば たくや)
⇒演:岡本カウアン
 ミュージシャン志望でいつも音楽を聴いている。佐奈のオーディション練習ではギターを教えていた。

社本 高明(しゃもと たかあき)
⇒演:町山博彦
 葛木の親友。陸上部所属。つぐみと智美たちの一件では、麻理子と共に智美たちを諌めた。

水田 智美(みずた ともみ)
⇒演:宮武美桜
 嫌いな挨拶はセイホー。ライバルを蹴落とすために裏工作をしていた麻理子を非難し[注 113]、彼女が整形した写真をイベント会場でばら撒くも、麻理子が真実を公表したため失敗に終わる。めいりが自分たちの写真をエアガンで撃ち抜いた際、犯人を沼尻と決め付けてエアガンを唐揚げにするが、それを大前に告発したつぐみを逆恨みして演劇の練習にかこつけて彼女に陰湿ないじめを行う。しかし、鬼塚の作戦で自分たちの行為を反省し[注 110]、以降はクラスメートに嫌がらせはしていない。

楠見 加奈子(くすみ かなこ)
⇒演:伊藤沙莉
 45°が好きな角度。智美と合わせて「KT」と呼ばれている。遊沢のことが好きで援交しているということを麻理子が遊沢に話したことで、智美と共に誹謗中傷を先導した。また、自分たちの写真を撃ち込んだ犯人を沼尻と思い込み、エアガンを唐揚げにしてそれを大前に告発したつぐみをいじめた。しかし、彼女がクラス全員のことをよく見ていることを知って素直に謝り、仲直りした。

前畑 由亜(まえはた ゆあ)
⇒演:久松郁実
 映画のエンドロールは見ない。智美や加奈子がつぐみをいじめた際には彼女らに協力した。葛木とあゆなのことを盗み聞きしてクラスに伝えた。

平野 楓(ひらの かえで)
⇒演:高田夏帆
 智美たちといることが多く、彼女達がつぐみをいじめた際には協力した。あゆなと隆一の関係をクラスに広めた。

古谷 佳永子(ふるや かえこ)
⇒演:松井愛莉
 バスケ部のマネージャー。佐奈と仲がよい。反射的に募金する癖がある。芹澤が希望を失った際には車椅子バスケを勧め、彼が希望を取り戻すきっかけを作った。
沼尻 圭(ぬまじり けい)
⇒演:武井証
 カリブ出身。ミリタリー好きでエアガンを持ち歩いており、めいりが智美たちの写真をエアガンで撃ち抜いた時には犯人扱いされ、持っていたエアガンを唐揚げにされた。その後、鬼塚の作戦で椅子に縛られた智美たちに対して、周りにあった風船や花瓶をエアガンで撃った。佐奈のオーディションには協力したが佐奈に「これ必要?」と言われる。
橋本 英多(はしもと えいた)
⇒演:池田永吉
 プロレスファン。太目な体格や、外見とは裏腹の大人しい性格からクラスでは弄られることが多い。もっぱら沼尻と行動をともにしている。見た目に反して気概があり、のぞみがいじめられた時には彼女をかばおうとしていた。佐奈のオーディションにも協力した。
住吉 のぞみ(すみよし のぞみ)
⇒演:瑞季
⇒演劇部所属。自分を畦道に例えている。つぐみと仲が良いが、彼女と智美たちの一件では保身のためにつぐみを裏切り、最後には箒で殴ろうとするが鬼塚に止められ、つぐみと仲直りした。

明修湘南高校 2年A組保護者・家族

複数話・単話登場の場合は演者名の横の括弧()内に表記。

波多野 玲子(はたの れいこ)
⇒演:宮地雅子(第1話)
 麻理子の母。「クリーニングハタノ」の店主。かつて自分の不注意で麻理子の顔に火傷を負わせてしまい、そのことに責任を感じていた。鬼塚の言葉で麻理子と和解する。

宇佐美 雅史(うさみ まさし)
⇒演:奥田達士(第2話)
 太一の父。息子に障害があると判明した時に太一の気持ちを一番に考えずに、全寮制の支援学校に転校させることを検討する。美代子や鬼塚の反対を押し切るが、マラソン大会を経て太一と和解し、転校を撤回する。

宇佐美 美代子(うさみ みよこ)
⇒演:山下容莉枝(第2話)
 太一の母。太一の転校を反対している。

宇佐美 佑二(うさみ ゆうじ)
⇒演:横山幸汰(第2話)
 太一の弟。来年、中学受験を控える。兄に障害があることを理由にクラスメートからいじめを受けて太一を恨むようになるが、マラソン大会で太一を応援して和解する。

桐谷 徹也(きりたに てつや)
⇒演:嶋田久作(第4話)
 優の養父。桐谷製作所経営者で元実業団バスケットボール選手。優を連れ戻しに来たシモたちに暴行を受けて重傷を負わせられるが、鬼塚に助けられる。

桐谷 佐百子(きりたに さゆこ)
⇒演:安田亜矢(第4話)
 優の養母。優が5歳の時に他界。

柊 久美子(ひいらぎ くみこ)
⇒演:舟木幸(第6話)[注 114]
 佐奈の母。すでに他界したミュージシャンの夫に安定した収入もなく苦労させられた辛い日々から、夫のような歌手になりたいと夢を描く娘を素直に応援できずにいる。そのため夫の形見のギターを壊すが、娘を応援したい気持ちもあり、ギターの修理費を捻出するために身体を酷使し、過労で倒れてしまう。

柊 衣奈(ひいらぎ えな)
⇒演:柴田花恋(第6話)
 柊家の次女で、佐奈の妹。

柊 壮(ひいらぎ そう)
⇒演:須田瑛斗(第6話)
 柊家の長男で、佐奈の弟。

柊 蓮(ひいらぎ れん)
⇒演:朝日出響也(第6話)
 柊家の次男で、佐奈の弟。「Let it go」がお気に入り。

葛木 一美(くずき かずみ)
⇒演:床嶋佳子(第7・10・最終話)
 隆一の母でPTA会長。葛木家が経営する病院の跡を継ぐ者として隆一に過度な期待を掛ける。

芹澤 美登里(せりざわ みどり)
⇒演:建部和美(第8話)
 航平の母。

志条 真知子(しじょう まちこ)
⇒演:二宮弘子(第10話:最終話)
 あゆなの祖母。

その他(第2期)

複数話・単話登場の場合は演者名の横の括弧()内に表記。

はしごおじさん[11]
⇒演:諏訪太朗
 野上、入江たちの飲み仲間。夜な夜な色々な酒場にどこからともなく現れるおじさん。

千葉 輝男(ちば てるお)
⇒演:山中聡(第1話)
 「DOKUMO POPULARITY CONTEST 2014」に登場するDJ。

今井 ユナ(いまい ユナ)
⇒演:山下永夏(第1話)
 麻理子のライバルの読者モデル。

峰崎(みねざき)
⇒演:平沼紀久(第3話)
 シェアハウスオーナー。海辺でさつきと知り合う。

幸子(さちこ)
⇒演:三浦透子(第3話)
 さつきのアルバイト先の先輩。さつきのキャバクラ嬢のような接客態度に苛立ちを見せる。

ノリ
⇒演:平沼紀久(第3話)
 さつきがバイト先で知り合った男性。正体は女子高生を誘惑して援助交際を強要して荒稼ぎする犯罪グループのリーダー格。さつきに客を取るように強要するが、鬼塚に叩きのめされ仲間共々警察に逮捕される。

村田(むらた)
⇒演:渡邉紘平(第4話)
 家庭に問題を抱え苦しむ優を仲間に引き入れて利用する不良グループのリーダー格。関西弁で話す。覚醒剤を持ち逃げした優を捕まえるために学校に乗り込むが、駆け付けた警察に逮捕される。鬼塚のことは「カラオケで洋楽を歌われるぐらいうざい」と評価している。

シモ
⇒演:八木将康(第4話)
 村田の不良仲間。優を探して桐谷製作所に乗り込み徹也に重傷を負わせるが、鬼塚に叩きのめされる。その後は仲間共々警察に逮捕されたことが、鬼塚の口から語られる。

木内 剛(きうち たけし)
⇒演:佐戸井けん太(第7話)
 市議会議員。息子・圭輔と葛木が起こした騒動に対して、葛木の退学を申し立てるが、鬼塚の証言で、退学を撤回される。

木内 圭輔(きうち けいすけ)
⇒演:高橋龍輝(第7話)
 剛の息子。湘南ゆかた祭りの会場にて、あゆなの妊娠の一件で気が動転していた葛木と肩がぶつかったことで揉め事に発展し、仲間と共に葛木に暴力を振るう。その後、鬼塚の証言から仲間と共に喫煙、飲酒、器物損壊、窃盗などの様々な悪事を働いていたことが分かる。

富井(とみい)
⇒演:五頭岳夫(第7話)
 葛木と圭輔が起こした暴力事件の目撃者で、葛木の無罪を証明するきっかけとなった人物。

木原 元一(きはら もといち)
⇒演:竹財輝之助(第9話)
 2年A組の元担任。かつては生徒や教師からも好かれる人気の教師だった。めいりと恋仲であったがそのことが校内に知られ、激しい中傷を受けた末に心を病んで休職する。現在は療養中であるが、鬼塚からめいりの事を聞き、鬼塚を通して彼女に自分の思いを伝える。

瀧澤 茂(たきざわ しげる)
⇒演:阿部亮平(第9話:第10話)
 10年前に鬼塚が戦った不良グループのリーダー格。弟分が事故に遭って死亡したことを鬼塚のせいだと逆恨みしている。刑務所に服役していたが、出所後に鬼塚への復讐として2年A組の生徒たちを襲い、更に元川と手を組んで2年A組の全生徒を体育館に拉致して人質に取り、ナイフで鬼塚に怪我を負わせるが、騒乱の末に駆けつけた冴島によって仲間共々連行された。

沢村 功也(さわむら こうや)〈没18〉
⇒演:金井勇太(第10話)
 鬼塚の高校時代の親友。ほなみの兄で、幼少期に両親が離婚して父親に引き取られた。高校時代はいじめに遭っており、海に入って自殺しようとしたところを鬼塚に助けられて親友となったが、10年前に鬼塚と瀧澤のグループとの喧嘩に巻き込まれて命を落とす。死に際に鬼塚に言った言葉が、彼が教師の道に進むきっかけとなる。

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【スタッフ】

(第2期)

原作・構成協力:藤沢とおる『GTO』『GTO SHONAN 14DAYS』(講談社刊)
監督・脚本・編集・脚本協力:飯塚健
主題歌:E-girls「Highschool ? love」(rhythm zone)
挿入歌:DOBERMAN INFINITY 「INFINITY」(TOY'S FACTORY)
助監督:鈴木アラタ
撮影:山崎裕典
照明:佐藤浩太
音声:福部博国
音響効果:松浦大樹
CG:奥田圭一
タイトルバック:熊本直樹、大木秀晃(博報堂ケトル)
スタントコーディネーター:小池達朗、富田稔
産婦人科指導:丸茂元三
編成:山中厚史(関西テレビ)、吉田寛生(フジテレビ)
コンテンツプロデューサー:野村亙(関西テレビ)
宣伝:前田香久(関西テレビ)
広告:栄川歩美(関西テレビ)
企画協力:栗田宏俊(講談社)
プロデューサー:河西秀幸(関西テレビ)、山本喜彦(MMJ)
アソシエイトプロデューサー:笠置高弘(関西テレビ)
AP:佐々木裕美子
制作:関西テレビ、MMJ

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【レビュー】

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【ロケ地】

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