『GTO』
(ジーティーオー)
(2012年)
[国内ドラマ]
・藤沢とおるの原作コミックを映像化したフジテレビ系ドラマ、AKIRAを主演に迎えたリメイク版。
伝説の暴走族にして教師の鬼塚英吉。大人たちをまったく信用できない生徒たちの心を変えていく。
生徒を演じる川口春奈、高田翔ら若手俳優にも注目だ。
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『GTO 国内ドラマ、GTO 2012』
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【音楽・サントラ】
主題歌:EXILE TRIBE「24karats TRIBE OF GOLD」は
レコチョクランキング6部門で1位を獲得!(8月21日付け)
(着うたフル(R)、着うた(R)、ビデオクリップ、着信ムービー、メロディーコール、
◆GTO(2012年)(サウンドトラック)[邦楽・洋楽]
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【基本情報】
リメイク版連続ドラマ(第1期)
エンディング:EXILE TRIBE「24karats TRIBE OF GOLD」
放送期間:2012年7月3日〜9月11日
放送時間:火曜日22:00〜22:54
放送枠:関西テレビ制作・火曜夜10時枠の連続ドラマ
放送分:54分
回数:11
・藤沢とおるの同名の漫画を原作とし、2012年から2014年まで放送されていた連続テレビドラマシリーズ。
1998年7月期に反町隆史主演で放送された同名のテレビドラマのリメイク版として製作された。
GTO 2012 全6巻 + 秋も鬼暴れスペシャル、正月スペシャル、完結編 さらば鬼塚!卒業スペシャル [レンタル落ち] 全9巻セット [マーケットプレイスDVDセット商品]
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【ストーリー・あらすじ】
伝説の暴走族にして、伝説の教師・鬼塚英吉の"ガチンコ授業"が今、始まる!!
「世間のルールなんかより、子供たちを守る方が大事なんだよ!!」
日本一破天荒で、日本一熱い男が、大人を信用出来なくなった子供たちのために激走する!!
子供よりも子供っぽく、スケベで粗野、自分勝手の乱暴者…。でも、誰よりも仲間思いで、熱く、真っ直ぐ…。
そんな男だからこそ心に響く“鬼塚流人生授業"が、たくさんの人を変えていきます。
第1回 2012年7月3日(火)放送 あらすじ
最強の教師誕生!生徒はダチだ
植木職人のアルバイト・鬼塚英吉(AKIRA)は、駅前のバス停で不良にからまれている明修学苑高校の教師・冬月あずさ(瀧本美織)と、生徒の相沢雅(川口春奈)を助ける。
一方、冬月が副担任を務める2年4組の生徒・吉川昇(中川大志)は、幼馴染みでクラスメートの上原杏子(新川優愛)を中心とした女子3人からいじめを受けていた。授業前、杏子らにゴミの収集場に連れ出された吉川は、恥ずかしい姿を写された写真をネタにお金を要求される。
そんな中、明修学苑の校庭にある樹木の剪定(せんてい)作業をしていた英吉は、屋上で思いつめた表情で、飛び降りようとしている吉川を発見。英吉に声を掛けられた吉川は慌ててその場を去る。
昼休み、英吉が校内の売店で、売店のおばさん・桜井良子(黒木瞳)と会話をしていると、通り掛かった冬月と遭遇。偶然に驚いていると、同校を退学させられた3人の元生徒が、教頭の内山田ひろし(田山涼成)を出せと乱入してくる。3人は、身に覚えの無いことを理由に退学させられたことを不服として、やって来ていた。
3人は内山田を見つけ、詰め寄る。萎縮していた内山田だったが、腕っ節の強い英吉に協力を仰ぐと態度を一転。強気になった内山田は、在学中、素行不良で問題児だったことあげて、3人をクズ呼ばわりする。それを聞いた英吉は、手助けをするかと思いきや3人を口汚くののしる内山田の言動に怒りを覚え、内山田をジャーマンスープレックスで投げ飛ばし、3人を連れて立ち去る。そんな様子を吉川、冬月、そして実はこの学苑の理事長である桜井が見つめていた…。
学苑を後にした英吉は、親友の弾間龍二(城田優)が店長を務めるカフェで、龍二に3人の仕事の世話を依頼していた。そんな中、警察官で英吉の親友・冴島俊行(山本裕典)が、店内をのぞいていた不審人物として吉川を連れて入ってくる。いじめについて相談された英吉は、吉川とダチになって助けてあげる約束をする。
その後、カラオケボックスで盛り上がっていた杏子らの元に、手錠やロープなどSM道具を持った店員らしき男がやってくる。その男とは、不敵な笑いをうかべながらイジメ女子達の退治に乗り出す英吉だった。
第2回 2012年7月10日(火)放送 あらすじ
2年4組担任外し始動!鬼塚VS危ない不登校女子
明修学苑の2年4組の担任教師となった鬼塚英吉(AKIRA)は、クラス委員の相沢雅(川口春奈)から不登校のクラスメート、葛城美姫(西内まりや)を助けてほしいと頼まれる。快諾した英吉は、意気揚々と美姫の家へ向かう。
葛城家に到着し、玄関チャイムを鳴らすが応答はない。しかも、ドアの鍵が開いており、中から女の子のすすり泣きが聞こえてくる。不審に思った英吉が、部屋の中に足を踏み入れると、服を破かれた美姫が顔を伏せて泣いていた。驚き、美姫に駆け寄った瞬間、大勢の警官が乱入。弁解する余地もないまま、英吉は拘束され、留置所に送られてしまう。これは、警察署長の父親を持つ美姫が、父親から渡されていた緊急通報ボタンを悪用して、英吉を罠に掛けたもので、雅の指示によるものだった。
美姫から英吉逮捕の連絡を受け、2年4組の生徒たちが、謀略の成功に沸く中、上原杏子(新川優愛)が「やり過ぎ」だと苦言を呈し、「英吉がいままでの教師とは違う気がする」と主張。そんな杏子に対し、雅が「『あの事』、忘れたわけじゃないよね?」と意味深な言葉で詰め寄る。杏子は返す言葉を失ってしまい…。
一方、英吉が逮捕された事を知った、2年4組の副担任の冬月あずさ(瀧本美織)は、教頭の内山田ひろし(田山涼成)と学年主任の山王丸浩子(ふせえり)と共に、理事長室へ。「学苑始まって以来の不祥事だ」とわめき散らす内山田をよそに、理事長兼校長の桜井良子(黒木瞳)は、冬月に英吉の引き取りを依頼する。
冬月と共に警察署を後にした英吉だったが、学苑には戻らず、親友の弾間龍二(城田優)が働くカフェへ。そこで、2年4組の吉川昇(中川大志)と親友で警察官の冴島俊行(山本裕典)から、一連の出来事は美姫の仕業だと聞かされるが、「とにかく、美姫を登校させる」と気に留めない。
翌朝、何事もなかったかのように登校した英吉に驚く生徒たち。雅を美姫の親友と信じて疑わない英吉は、雅に「美姫を一緒に説得してほしい」と依頼する。
待ち合わせ場所の公園に向かうと、そこには美姫しかおらず、「口先だけで、メンツや世間体のために関わられるのはうざい」と明かし、闇サイトで英吉に懸賞金を掛けたことを告白。英吉は、ゴルフクラブや金属バットなどの凶器を手にした男たちに囲まれてしまう。
第3回 2012年7月17日(火)放送 あらすじ
過激な恋の罠!鬼塚が真実愛を絶叫!
明修学苑2年4組の桑江遥(高月彩良)は、周りには内緒で、デートクラブでアルバイトをしていた。ある日、遥と幼馴染で、遥に思いを寄せるクラスメート・村井國男(森本慎太郎)は、中年男性とデートをしている遥の姿を目撃。翌日、遥のことが心配な村井は、遥に忠告するも、「あんたに関係ないでしょ。ほっといて」と拒絶されてしまう。
その夜、村井が帰宅すると、自宅に鬼塚英吉(AKIRA)が家庭訪問に来ていた。母親のつばさ(吉田羊)と談笑しながらも、鼻の下を伸ばす英吉に憤慨した村井は、英吉がSMプレーに興じる合成写真を作成、翌朝、学校の掲示板に貼り出す。
掲示板の前は騒然。写真を見た冬月あずさ(瀧本美織)は驚きを隠せず、開いた口がふさがらない。必死に自分じゃないと主張する英吉をよそに、早速この事件を問題視した教頭の内山田ひろし(田山涼成)は、理事長室に掛け込み、理事長兼校長の桜井良子(黒木瞳)に英吉の処分を直談判する。桜井は少し考え、「…検討、します」とお茶をにごす。
一方、2年4組の教室に向かった英吉は、村井に詰め寄ると「アイドルとヌードモデルの写真を使って合成写真を作って欲しい」と頼み込む。英吉の予想外の反応に生徒たちは戸惑う。
英吉の反応に怒りの収まらない村井は、放課後、藤吉晃二(山田裕貴)らと街を歩いていると、遥が恋人に高価なブランド品をプレゼントしているところに遭遇。胸中に複雑な思いが広がり…。
家庭訪問で遥の自宅を訪れた英吉は、遥の家が村井家の向かいであることに驚く。裕福そうな遥の印象とは違ったからだ。中に入ると遥は英吉に、団地に住むことを恥ずかしく思っていることを明かすが、一方で、恋人について「超お金持ちで、東大に行っている」と誇らしげに話し、「恋人にふさわしい人になるために頑張れる」と告白。そして、家が貧しいことに極度のコンプレックスを抱き、「こんなとこ住んでるって言ったら、学校やめるから」と言い放つ。さらに、これから出かけるという遥に英吉が「デートか?」と聞くと、遥はうろたえながら「なんでもいいでしょ!」と返答。そんな遥の不自然な対応を不審に感じる英吉だった。
第4回 2012年7月24日(火)放送 あらすじ
鬼塚がドジ娘に熱血指導!夢を諦めるな
2年4組の生徒・野村朋子(宮崎香蓮)は、クラスメートの相沢雅(川口春奈)らが考えた鬼塚英吉(AKIRA)を辞任に追い込む策に手を貸すが、朋子のミスにより失敗してしまう。朋子は、雅に失敗したことを謝るも、許してもらえず、雅から絶縁宣言されてしまう。普段から雅を慕っていた朋子は、雅の信頼を失ってしまったことに気を落とす。
一方、英吉と冬月あずさ(瀧本美織)は、生徒たちの進路指導を行うことに。生徒1人一人に将来の展望についてヒアリングするが、皆、自分の夢などは持っておらず現実的な進路しか選んでいない様子。中でも、父親の会社が倒産してしまい幼い弟や妹を抱える藤吉晃二(山田裕貴)は、家庭の事情を理由に、仕方なく就職を希望していた。自分が何をやりたいか、どうしたいのかを二の次にして、周りの環境を理由に夢をあきらめている生徒たちに、少々不満げな英吉。
英吉と冬月が職員室に向かっていると、進路指導に参加しなかった朋子と遭遇する。参加しなかった理由を聞くと、朋子は「何をやってもダメだし、勉強もできないダメ人間だから進路指導は必要ない」と言って走り去ってしまう。
その後、英吉が冴島俊行(山本裕典)と共に、生徒たちが夢を持っていないことを嘆いていると、朋子が複数の男性に囲まれているところを発見。朋子を助け出し、家まで送り届けた英吉は、朋子に歌の才能があることを知る。しかし、朋子は、かつて歌手を夢見たこともあったが、今では、トロくて失敗ばかりのため、周りから何も期待されていないことを受けて、「私なんて」とあきらめていた。そんな朋子に対し、英吉はアイドルオーディションに参加することを提案。賞金の100万円を目指し、朋子をプロデュースすることを宣言する。
そんな中、藤吉は林間学校の集金係を務めることに。翌日、集金した現金99万円を英吉に渡そうとするが、その日、初めての給料を手にしていた英吉は大興奮しており「明日にしてくれ」と言って、要件も聞かず走り去ってしまい、渡しそびれてしまう。やむなく帰宅した藤吉は、いつものように弟たちに夕食を作って食べさせる。自分の料理を喜んで食べる弟たちの笑顔を見て、喜びを感じる藤吉…。そんな中、ふと集金したお金のことを思い出し、かばんの中を探ると、大切な集金袋がなくなっていた。
第5回 2012年7月31日(火)放送 あらすじ
GTO一番の衝撃話!鬼塚怒り爆発!虐待親から涙の救出だ!
生徒たちの水泳の授業を見に来た鬼塚英吉(AKIRA)は、堂島誠也(白濱亜嵐)が見学しているのを発見。見学している理由が泳げないからだと勘違いした英吉は、「俺が教えてやる」と、強引に堂島の服を脱がしてしまう。すると、生徒たちが騒然。堂島の背中には、一面に入れ墨が入っていた。クラスメートからの恐怖と好奇の視線にさらされた堂島は、その場から逃走。そんな様子を見ていた相沢雅(川口春奈)は、口元に笑みを浮かべ、何やら事情を知っている様子で…。一方、英吉と村井國男(森本慎太郎)は、堂島の後を追うが、途中で見失ってしまう。
水泳の授業後、冬月あずさ(瀧本美織)が2年4組で授業をしていると、堂島の義理の父親だという一之瀬慎治(高杉亘)が乱入してくる。一之瀬は、半年前から家に戻って来ない堂島を血眼になって捜していた。教室で暴れ回ったあげく堂島が不在だと分かると、堂島への伝言を残し教室を後にする。一之瀬が去った後、凶暴に暴れまわる一之瀬を前に何もできなかった冬月に対し、雅は「それでも教師なんですか?」と厳しく非難。冬月は、生徒たちの冷ややかな視線に何も言えず…。
そんな中、堂島を見失い村井と共に学苑に戻る途中、英吉は村井から堂島の境遇を聞く。それは、半年前に家庭内暴力をふるう一之瀬と付き合っていた堂島の母親が、置き手紙だけを残して失踪。堂島は、母親の失踪の原因となった一之瀬に怒りをぶつけるも返り討ちにあい、気絶させられている間に、一之瀬と同じ入れ墨を入れられていたというものだった。学苑に戻った英吉と村井は、一之瀬に荒らされた教室を目の当たりにして驚く。さらに、一之瀬が堂島を捜していたと聞いた村井は、そのことを堂島に知らせるため英吉と共に堂島が暮らす養護施設に向かう。
養護施設を訪れた英吉たちは、堂島が一之瀬に対して激しい殺意を抱いていることを知る。堂島の決心をどうにかして止めたい村井の思いとはうらはらに、英吉は「また明日な」と止めようともせず、その場を立ち去ってしまう。
第6回 2012年8月7日(火)放送 あらすじ
鬼塚夏合宿で勃発!女生徒VS新米女教師
2年4組の生徒、鯨川冬美(高良光莉)は、密かに思いを寄せるクラスメートの石田拓海(佐野岳)から、自分のコンプレックスである高身長について軽口をたたかれてしまう。校内で落ち込んでいると、心配した冬月あずさ(瀧本美織)がやってきて「何でも話して!」と迫られる。冬月の勢いに押され、コンプレックスについて明かすが、「そんなことで悩まない!」とばっさり。自分の悩みを軽くあしらわれてしまいショックを受ける鯨川。そんな様子を見ていた相沢雅(川口春奈)らは、冬月を「担任はずし」の標的にすることに決める。
夏休みに入り、他のクラスが林間学校へ向かう中、2年4組は、鬼塚英吉(AKIRA)が費用を工面できなかったため、学校で行うことに。生徒たちが不満を漏らす中、英吉は「グレートな夏にしてやる!」と自信満々な様子。
一方、雅らは浅倉恵(三宅ひとみ)を筆頭に“冬月いじめ”を開始。いたずら電話や嫌がらせを受けた冬月は、なぜ自分が標的にされたのか原因が分からず悩む。自然に生徒と打ち解ける英吉を見て、自信がなくなっていく冬月。そんな冬月に対し、勅使川原優(矢野聖人)は「教師と生徒は友達じゃない。一定の距離を保つべき」と持論を展開し、「あなたが傷つく必要はない」となぐさめる。落ち込む冬月に優しい言葉を掛けた勅使川原は、冬月に背を向けると不敵な笑みを浮かべていて…。
その夜、英吉の提案で肝試し大会を開催。おばけ役を任された冬月は、途中で急な腹痛に襲われトイレへ駆け込む。それは、恵が冬月の夕食に異物を混入して、引き起こしたものだった。そうとは知らず、個室から出ようとするが、扉が開かない。閉じ込められ、焦っていると、何人かの生徒たちの声で「私たちのこと考えてくれるなら、教師辞めてよ!」と罵声を浴びせられ、頭から水を掛けられ、ずぶ濡れに。さらに、「生徒を理解するために」と作成していた「生徒のプロフィール帳」も、ボロボロにされた状態で投げ入れられる。ひどい仕打ちにショックで涙があふれ…。
個室の外では、鯨川が、冬月のおえつを聞きながら「全部あんたのせい」とつぶやいて、トイレを後にする。
第7回 2012年8月14日(火)放送 あらすじ
鬼塚命がけ!IQ200天才少女を救え!
2年4組の生徒、神崎麗美(本田翼)は、IQ200を誇る天才児で、特別待遇児として国が認定した特別な生徒。その頭の良さから、いつもどこか達観している様子で、何をするにも「人生なんて、ただの暇つぶし」と投げやりな態度をとっていた。そんな麗美に対し、明修学苑の教師たちも腫れ物に触るような扱いで、対応に困っていた。
ある日、麗美は、電車が入ってくる駅のホームから線路の上に飛び降りる。ぎりぎりで衝突を免れるが、大問題に発展。理事長室に連れられ、内山田教頭(田山涼成)から糾弾されるも、涼しい顔で「(計算上)私がひかれる可能性はあり得ない」と主張し、全く反省の色を見せない。
帰宅した麗美は、母親から「電車を止めるようなことに頭を使わず、私のために使いなさい。そのために選んだ脳なんだから」と言われてしまう。自分の存在ではなく、自分の頭脳しか必要とされていないことに、傷つく麗美。
そんな中、匿名の告発文により鬼塚英吉(AKIRA)が暴走族だったという過去を知ったPTAの役員たちが、学苑に抗議にやってくる。鬼塚の即刻解雇を要求する役員たちに対し、勅使川原(矢野聖人)が、英吉の残留の条件として、「1週間後に行われる全国模試に参加し、全国1位の成績をとること」を提案。心配する冬月あずさ(瀧本美織)をよそに英吉はその条件を快諾する。そんな実現不可能な展開に、内山田、勅使川原ら英吉の離職を願う面々は、「(英吉に)思い切り恥をかかせて追い出すことができる」とほくそ笑む。
自信満々の英吉は、とえあえず過去問を解いてみることに。だが、得点は5教科500点満点中の49点。全国1位などとうてい無理だと悟った英吉は、村井國男(森本慎太郎)や上原杏子(新川優愛)らを弾間龍二(城田優)が店長を務めるカフェに連れて行き、「食事をごちそうする替わりにカンニングの仕方を教えてほしい」と懇願。さらに、カフェに居合わせた冴島俊行(山本裕典)が提案する「テスト問題を盗み出す」という話に興味を示しだす。
そんな不正を画策する英吉に幻滅した生徒たちが帰ろうと席を立った矢先、麗美が店内に入ってきて「私が家庭教師やってあげる」と申し出る。天才児の思ってもみない提案に英吉は「これで全国トップ間違いなしだ!」と大喜び。一方、杏子らは、急に協力的な態度をとる麗美に、裏の目論見があるのではないかと疑って…。
第8回 2012年8月21日(火)放送 あらすじ
担任外しの謎が遂に…暴走する少女に鬼塚も降参!?
学苑内に、神崎麗美(本田翼)が精子バンクから優秀な精子を買って作られた天才児だという貼り紙が貼り巡らされ、学苑は騒然となる。麗美は、自身の出生の秘密を暴露した相沢雅(川口春奈)に「この国からあんたの居場所をなくしてやる」と言い放ち、姿を消す。
職員室では、内山田(田山涼成)らが、騒動が外部に漏れないようにと心配するばかりで、麗美の身を案じない。そんな教師たちに鬼塚英吉(AKIRA)は「1人の生徒も救えないで、何が教師だ」と一喝し、麗美を捜しに飛び出していく。
冬月あずさ(瀧本美織)と共に麗美の自宅を訪れた英吉は、麗美の母・伸子(宮田早苗)が娘の心配より仕事の心配をしていることを知り、麗美が母親から愛されておらず、ずっと孤独だったことに気がつく。
一方、2年4組の教室では、村井國男(森本慎太郎)が、雅に対し「やり過ぎだ」とその行動をとがめていた。しかし、雅は一年前に起こった水樹ななこが自殺した事件に触れ、「みんなあの事、忘れたの?」と取り合わない。村井が必死に「鬼塚は今までの大人と違う」と説得するも、「1人になってもななこのカタキをとる」と言って出て行ってしまう。
そんな中、麗美を探す英吉の元に冴島俊行(山本裕典)から「明修学苑の女子生徒が補導されて警察署にいる」という連絡が入る。急いで駆けつけると、その女子生徒は、中年男性とラブホテルに入ろうとしていたところを補導された雅だった。麗美との対立が原因かと尋ねる英吉に対し、雅は「死ねばいいのよ、あんな奴!」と言い捨て、「私には友達なんていない」と言い切る。そんな雅の態度から、1年前の事件が雅の心に大きな影を落としていることを知り、かけてやる言葉が見つからず…。
自宅に戻った雅は、自室のベットに寝転び、何げなくクマのぬいぐるみを胸に抱く。違和感を感じ、そのぬいぐるみを見ると、お腹の部分に小型のカメラを発見。ぞっとして、部屋中を調べると、次々と盗撮用のカメラが出てくる。訳が分からず動揺していると、麗美からメールが届く。メールを開くと、ホームページが開設されており、そこでは雅の盗撮された画像が公開されるようになっていた。すでに公開までのタイマーが作動しているのを知った雅は絶叫する。
第9回 2012年8月28日(火)放送 あらすじ
最後の授業…担任外し真相へ。アイツを救う!皆で!!
これまでの鬼塚英吉(AKIRA)の破天荒な行いが何者かの仕業でマスコミにリークされた。明修学苑にはマスコミが殺到して大騒ぎに。理事長室に呼び出され、内山田教頭(田山涼成)にクビを宣告された英吉は、辞職を受け入れる代わりにもう1日だけ待ってほしいと頼む。それは、不登校となった相沢雅(川口春奈)に最後の授業を行うためだった。
2年4組の教室に戻った英吉は、生徒たちから“担任はずし”のきっかけとなったクラスメートの水樹ななこ(谷内里早)が自殺した事件の詳細を聞く。
1年前、文化祭のために集めた準備費用が紛失した。当時の担任・藤森(折井あゆみ)は、文化祭の実行委員だったななこを疑い、厳しく追及。必死に否定するななこの訴えも聞き入れず、保身のため、ななこを責め続けた。ほどなくして、ななこは、雅の机の中に「信じて欲しかった。藤森先生にだけは」という遺書を残し、学苑の屋上から飛び降りた。その後、生徒たちは大人に復讐するため“担任はずし”を始めていた。
率先して“担任はずし”を実行していた雅が、英吉と出会うことで改心していく生徒たちから孤立していき、そのことを知った英吉は雅の自宅へ。冷たい態度を取る雅に「もうすぐクビになるから、最後に教師っぽいことをさせてくれ」と言って雅を連れ出す。
一方、雅の失踪に気付いた雅の母親は、誘拐だと勘違いして警察沙汰に。その報告を受けた内山田は、英吉の仕業であることに勘付き頭を抱える。しかし、「自宅からの失踪は親の責任で、教師の管轄外だ」と責任回避を主張する教師陣に、冬月あずさ(瀧本美織)は失望。責任の所在ではなく雅のことを気にすることが先決だと訴えて、職員室を飛び出していく。
英吉にクラブに連れて来られた雅は、そこで英吉の後輩の不良たちに囲まれる。後輩たちに「たっぷり教えてやってくれ。このお嬢ちゃんにな」と意味深な言葉を掛ける英吉。その言葉を聞いて雅は不安になる。
第10回 2012年9月4日(火)放送 あらすじ
新校長の陰謀…学苑と生徒を守れ!
明修学苑の校長として大門美鈴(西田尚美)が赴任してきた。大門は、かつて桜井良子(黒木瞳)が推し進めていた“絶対的管理教育”を提唱しており、徹底的な管理体制のもとで、学苑を一流校にしようと考えていた。そんな大門に、鬼塚英吉(AKIRA)の排除をアドバイスする菊地善人(高田翔)。菊地は大門の息子だった。
教師を辞め、弾間龍二(城田優)が店長を務めるカフェで働く英吉のもとに大門が訪ねてくる。「学苑に近づけば、今まで起こした騒動すべてを訴え、2年4組の生徒たちも全員退学にする」と圧力をかける大門に対し、もう担任ではないことに気後れしている英吉は「もともと近づくつもりはない」と力なく答える。
翌日から学苑改革に着手した大門は、教師たちの給料を点数制に変更。細かい項目ごとに点数が決められており、教師たちは給料の増額のため、点数稼ぎに躍起になる。生徒たちも校長から配布されたタブレットに夢中に。そんな状況に冬月あずさ(瀧本美織)は不安を覚えて…。
菊地は、密かに生徒たちの行動をチェックし、反抗的な態度を取る生徒を逐一大門に報告していた。生徒たちを監視していると桜井がやってきて「こんなことすべきじゃない」と苦言を呈すが、菊地は「これは僕のあなたに対する復讐だから」と言って突っぱねる。菊地は、桜井の管理教育理論を実践するために大門が自分を捨てたことで桜井を恨んでおり、その復讐のために桜井から学苑を奪おうともくろんでいたのだった。
そんななか、プロボクサーを目指す草野忠明(鈴木伸之)がボクシングジムで練習していると、付き合っている浅野麻由子(石井杏奈)の母親から携帯電話に連絡が入る。麻由子の母親は「二度と麻由子と会わないでください。ウチの娘は、あなたのような野蛮な方とは釣り合いません」と言い放って一方的に電話を切ってしまう。突然のことで訳が分からない草野は、その時偶然、ジムに出前にやってきた英吉に助けを求める。
草野の自宅を訪れた英吉は、ボクサーになってチャンピオンを目指しているという草野の夢を聞き「適当に将来を考えているわけじゃないのに、このままだと麻由子ちゃんと別れさせられちまう。先生、助けてくれよ!」と懇願される。草野を助けてやりたい英吉だったが、自分が関わることで生徒が退学になってしまうため、申し訳ない気持ちで草野の自宅を後にする…。
第11回 2012年9月11日(火)放送 あらすじ
さらば鬼塚…生徒全員が涙!最後のグレート授業!
2年4組の担任として復帰した鬼塚英吉(AKIRA)に脳動脈瘤が見つかる。医師からこのまま放置すると命の保証はないと知らされた英吉だが、付き添いで病院に来ていた弾間龍二(城田優)に病状を明かさず、病院を後にする。英吉が本当のことを話していないと気付いた龍二は、診察室から出てきた医師を呼び止め、英吉の病状を聞く。「日常生活に支障をきたしているはず」という医師の言葉に龍二はショックを受けつつも、そんな素振りも見せずに学苑に戻った英吉の生徒たちを守ろうとする決意が見えて…。
学苑の改革を推し進める新校長・大門美鈴(西田尚美)は、教師だけでなく生徒たちにもポイント制の導入を宣言。それは、偏差値と普段の素行ポイントを総合して算出し、ポイント上位の生徒には名門大学の推薦が優先的に与えられるというもの。また、学力向上の妨げになるものは減点対象となる。
このポイント制により、文化祭を間近に控えているにも関わらず、学苑の生徒たちから笑顔がなくなってしまう。冬月あずさ(瀧本美織)は、話しかけても校長から配布されたタブレットに集中している生徒たちの姿に、心が見えなくなってしまう危機感を覚える。同じく、職員室内でも自身の評価を上げるため、他の教師のマイナスポイントを報告しあうという足の引っ張り合いのような状況に陥る。ギスギスした雰囲気に内山田教頭(田山涼成)も違和感を覚え始める。
そんななか、2年4組に大門の息子・渋谷翔(野村周平)が編入してくる。英吉たちは、翔がクラスを監視する役割を持って編入したことに動揺を隠せない。その日の放課後、中庭で楽しそうに文化祭の準備を進める英吉と生徒たち。その様子を物陰から渋谷が見ていて…。
翌日、渋谷の報告を受けた大門校長が、文化祭の廃止を決定。それを知った英吉は、大門に抗議するが、「学苑再建のために無駄な時間をさく猶予はない」とにべもなく断られ、「(気に入らなければ)別の職場をお探しください」と言われてしまう。
GTO 秋も鬼暴れスペシャル / TVドラマ
鬼塚、教壇にカムバック! 国会議員の謀略にあえぐ養護施設を救え!!鬼塚は、”国”にジャーマンを決められるか!? 2012年7月クールNo.1視聴率ドラマ!(関東地区平均)が早くもスペシャルドラマで登場! スペシャルな新キャラクターとして主人公・鬼塚英吉の元彼女(!?)役に女優の桐谷美鈴、「児童帰宅支援政策」を推進する国会議員・牧田次郎役に升毅、容姿端麗、学力優秀な転校生・和久井繭役に葉山奨之、繭と同じ養護施設で育ったアゲハ役に黒川芽以が出演! ――明修学苑に戻ってきた鬼塚英吉(AKIRA)は、久しぶりの出勤途中で、養護施設・スマイルダックを放火した犯人を捕まえる。その晩、英吉と親友の弾間龍二(城田優)は、警察に捕まりたくて万引きをしようとしている中学生・川原遼一(吉川史樹)と大垣郁子(大出菜々子)に遭遇。住まいはスマイルダックで「親のところに帰りたくない」と主張する二人を保護し、スマイルダックの職員を呼ぶことに。駆け付けた職員は、昔、英吉の彼女と噂されていた藤崎志乃美(桐谷美玲)だった。英吉らは、志乃美から”児童帰宅支援政策”のために、たいした調査も行われず子供たちが家に帰されていること、親の中には子供を虐待する者がいること、施設が焼失したため自宅で子供たちを引き取っていることを知らされる。
GTO TAIWAN
2014
大ヒット漫画「GTO」を原作に、2012 年から放送された人気ドラマシリーズ「GTO」の新たなプロジェクト“日台共同制作”が実現!
「GTO TAIWAN」は監督や主要キャスト、主要スタッフ以外は全て台湾キャスト、スタッフによる日台共同制作となり、撮影はオール台湾。
ストーリー、脚本は、「GTO TAIWAN」用に新たに書き下ろした新シリーズ。
台湾キャストによる中国語での会話シーンやロケーションなど、台湾スタッフにより全体が台湾の学園ドラマの装い。
そして、その中で言葉も通じず孤軍奮闘する鬼塚、龍二、冴島のキャラクターは、「GTO」シリーズ史上、最も場違いな存在感を放っているが、AKIRA、城田優、山本裕典の作り出すキャラクターによって、このドラマは純度100%の「GTO」シリーズとして完成!
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【受賞歴】
調査中
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【キャスト】
<フルバージョン>
AKIRA 瀧本美織 山本裕典 ・ 高知東生 滝沢沙織 矢野聖人 藤沢あやの 長澤奈央 小林優美 スギちゃん ふせえり ・
田山涼成 城田優 黒木瞳
【明修学苑2年4組生徒】
川口春奈 高田翔(ジャニーズJr.) 森本慎太郎(ジャニーズJr.) 西内まりや 本田翼 宮ア香蓮
白濱亜嵐 中川大志 山田裕貴 鈴木伸之 佐野岳 高月彩良 高良光莉 新川優愛 ・
石井杏奈、佐山彩香、坂口莉果子、三宅ひとみ、疋田英美、坂東希、安田聖愛、夏緒、
三橋奈波、藤井千帆、桐嶋美結、内海啓貴、塩野瑛久、町田宏器、佐藤王宝、小森翔太、
下山葵、矢山博夢、永山輝
<28名バージョン>
AKIRA 瀧本美織 山本裕典 ・ 高知東生 滝沢沙織 矢野聖人 藤沢あやの 長澤奈央 小林優美 スギちゃん ふせえり ・
田山涼成 城田優 黒木瞳 ほか
【明修学苑2年4組生徒】
川口春奈 高田翔(ジャニーズJr.) 森本慎太郎(ジャニーズJr.) 西内まりや 本田翼 宮ア香蓮
白濱亜嵐 中川大志 山田裕貴 鈴木伸之 佐野岳 高月彩良 高良光莉 新川優愛 ほか
<6名バージョン>
AKIRA 瀧本美織 山本裕典 ・ 田山涼成 城田優 黒木瞳 ほか
<3名バージョン>
AKIRA 瀧本美織 黒木瞳 ほか
[登場人物:声優]
主要登場人物(全シリーズ共通)
鬼塚 英吉(おにづか えいきち)〈25 → 27〉
⇒演:AKIRA
物語の主人公。明修学苑高等部2年4組及び3年4組担任(第1期)→明修湘南高校2年A組副担任(第2期)。担当教科は社会科。通称「鬼の英吉」で、かつて史上最強の暴走族として龍二とのコンビで「鬼爆」と呼ばれて世間の不良から恐れられていた。友人を「ダチ」と呼び、生徒に対しても「ダチ」感覚で接する。ダチになった時やその絆を確認する時には拳を合わせることがあり、第2期では「ウィ?ッス!」という効果音が追加された。
型破りな方法で2年4組(第1期)や2年A組(第2期)の問題を解決していき、その過程であずさ(第1期)やほなみ(第2期)の信頼を得ていく。
弾間 龍二(だんま りゅうじ)〈25 → 27〉
⇒演:城田優
鬼塚の親友にしてルームメイトで、通称「爆弾龍二」。海外を駆け回る恋人・渚の名前をモチーフにした「CAFE&DINER NAGISA」を経営。
普段は冷静で温厚だが、怒ると手が付けられず喧嘩も強く、左手で殴ることが多い。情報収集に協力して鬼塚をサポートするが、悪事には手を貸さずに叱責したり、美姫が父親の再婚で自暴自棄になった際には本気で叱責するなど厳しい一面もある。
スペシャル第3弾で店を畳んで年商1億の起業家を目指すことを決意した。
第2期では鬼塚が明修湘南高校に赴任したことに伴い、湘南でカフェバーを開く。
弾間龍二が経営する「CAFE&DINER NAGISA」の撮影に使用された「キチジョウジギャラリー」(三鷹市井の頭)の外観
冴島 俊行(さえじま としゆき)〈24 → 26〉
⇒演:山本裕典
鬼塚と龍二の後輩でルームメイト。通称「鎌倉の狂犬」。鬼塚を「えいきっさん」と呼んでいる。
警視庁は吉祥寺中央警察署・地域課の巡査だが、警邏中に女の子を職務質問と称してナンパする、簡単に拳銃を使用する、持出禁止の押収品を無許可で持ち出すなど、仕事に軽薄な不良警官である。警官の立場を利用し、主に個人情報がらみの仕事で鬼塚をサポートする。
あずさに一目惚れするが、全く相手にされていない。また、鬼塚の友人の中では唯一の喫煙者である。
第2期では私的な理由で神奈川県警察に異動している。
内山田 ひろし(うちやまだ ひろし)〈55 → 57〉
⇒演:田山涼成
明修学苑高等部教頭(第1期)→明修湘南高校副校長(第2期)。第1期で鬼塚の辞職後、一時的に2年4組の臨時担任になる。第2期の最終話では校長に昇格した。1956年12月27日生まれ。 栃木県出身で、東京教育大学卒業。大学時代にはワンダーフォーゲル部や釣り同好会に所属。
自らの保身と世間体を第一に考える、典型的な事なかれ教師。校内での問題にはもみ消しと表面的な解決に力を注ぎ、面倒な問題には取り合おうとしない。校長の椅子を狙って桜井に対して常に媚を売っては受け流されている。鬼塚とは敵対しているが、理解している節がある。
家庭では妻・良美や娘・好子から疎まれており、家族の再建を目指して新車を購入したが、鬼塚が恵を救出する際に壊された。
鬼塚を信頼する桜井に不信感を募らせ、学園の理事会に新校長の赴任を要請した。大門の赴任当初は従順であったが文化祭が行われた際、大門に自分どころか生徒や他の教師までをクズ呼ばわりされたことに怒りを覚え、教師としての情熱を取り戻す。
スペシャル第1弾では大門の辞職後、桜井から新校長に推薦されたが、理事会において満場一致で却下されたことが桜井の口から語られる。また、御鷹山に登ったウミとソラの捜索に向かうが、2人を見つけられなかった上、既に現場に到着していた鬼塚らとも出会うことなく遭難し、レスキュー隊に救出される。
スペシャル第2弾では小型船舶の免許を取得していたことを明かし、堂本の島に向かって連れ去られた好子を救出するために自分の船に鬼塚、龍二、冴島、マリアとその子供たちを乗せ、鬼塚たちに協力した。この活躍の甲斐もあって、好子との関係も修復されている。
第2期でも基本的に第1期と同様に典型的な事なかれ主義だが、性格がやや丸くなり、その立場を学年主任の大前に押され気味でもある。大前の意見に賛同することが多いが、瀧澤の襲撃事件に便乗して鬼塚を解雇しようとした大前を一喝し、副校長としての威厳を見せた他、あゆなと葛木の卒業式に協力した。最終話では校長となり、悩みを持つ生徒のために悩み箱を設置した。
桜井 良子(さくらい りょうこ)〈49 → 51〉
⇒演:黒木瞳
明修学苑校長兼理事長(第1期)→明修湘南高校校長兼理事長(第2期)。鬼塚の教師としての資質を見抜き、2年4組の担任にスカウトする。生徒間の殺伐とした雰囲気を察し、この空気を変えなければ近い将来学苑は崩壊すると危惧している。
学校内の状況を把握するために校内売店の店員として働いているが、この事実を知っているのは鬼塚とあずさだけ。過去に起こった出来事が原因で菊地から恨まれている。鬼塚の必要性を感じて幾度か彼を庇い、後に鬼塚の言葉で気づかされ、1年前に発生した事件の公表を考えていた。鬼塚の辞職後は理事会から自らに代わる校長として赴任し、かつて自身が推進しようとして間違いだと気づいた管理教育の方針を打ち出す大門と対立し、彼女の暴走を止めようと奮闘する。
スペシャル第2弾には未登場。
スペシャル第3弾では鬼塚に「生徒を突き放すことも大事」と告げる。
第2期では明修学苑の傘下に入った明修湘南高校の理事長に就任し、第1期同様に普段は購買部の店員として働いている。
第1期
登場人物(第1期)
凡例
×は本作オリジナルキャラクター
▲は原作に登場しているが、鬼塚が担任でない生徒
○は『GTO SHONAN 14DAYS』の登場人物
■は原作及び『GTO SHONAN 14DAYS』と名前が異なる人物
明修学苑高等部 教職員
冬月 あずさ(ふゆつき あずさ)〈23〉
⇒演:瀧本美織
2年4組及び3年4組副担任[注 16]。担当教科は国語で、新潟県出身。昔想いを寄せていた異性から「胸が洗濯板みたい」と嘲笑われたことが原因で、貧乳がコンプレックスとなっている。
新人教師で教育に指標もなく、内山田に生徒の問題を解決するように指示されたが「皆いい生徒で改善する事柄がない」と報告し、真実に気づいていなかった。生徒たちとの接し方で悩むあまり、鯨川の悩みを軽く聞き流して恵たちから副担任外しの嫌がらせを受けてしまうが、鬼塚の言葉もあって生徒と対等な目線で向き合うことを決意し、主に鬼塚の側についた生徒たちとの距離を埋めていった。当初は鬼塚の姿勢に疑問を持っていたが、徐々に惹かれるようになり、内山田たちの「事なかれ主義」に対しても気後れせずに意見している。
生真面目で冴島から好意を寄せられていることにすら気づかないほど恋愛関係に疎いが、自身は鬼塚に好意を持っている。同じく鬼塚に好意を持つ麗美からライバル視されており、最初ははぐらかしていたがスペシャル第2弾で鬼塚に子作りを要求した際には全力で止めようとした。
スペシャル第2弾では出番は少なく、中盤には未登場だったためにストーリーにはほとんど関わっていない。
スペシャル第3弾では二輪免許を取得した。
森高 尚子(もりたか なおこ)〈29]〉
⇒演:滝沢沙織
養護教諭。容姿端麗で鬼塚の言動や大門の教育方針に対しても、冷静かつ中立的に観察している。麗美を助ける芝居の際には、合コンで知り合った医師の人脈を使って鬼塚たちに協力した。
○白鳥 あやめ(しらとり あやめ)〈28〉
⇒演:藤沢あやの
担当教科は英語。
×片山 早紀(かたやま さき)〈27〉
⇒演:長澤奈央
担当教科は家庭科。
○澤田 法子(さわだ のりこ)23〉
⇒演:小林優美
担当教科は社会(主に地理と公民)。
森高、白鳥、片山、澤田は4名とも教師は完全に腰掛けであり、授業や生徒のことよりも合コンでいい男探しに余念がない。一方で、内山田、山王丸、橋本、勅使川原が鬼塚の辞職を嘲笑った時には怪訝そうに見つめ、鬼塚の行動に感化されて教師としての自覚を持つようになる。
勅使川原 優(てしがわら すぐる)〈28〉
⇒演:矢野聖人
担当教科は数学。1984年6月4日生まれ、東京大学卒業。嫌味な性格をしており、万事に几帳面である。一方であずさのストーカーであり、あずさの部屋に隠しカメラを仕掛け、彼女の隣の部屋を借りて隠し撮りした写真を自分の部屋一面に貼り付けている。
あずさへの嫌がらせを主導した恵を作業用ゴンドラで作業させて制裁を加えるが、そのことで恵を命の危機に陥れてしまい、その危機を救った鬼塚に面目を潰されたことから鬼塚を逆恨みし、鬼塚の過去をPTAに暴露した上、更に橋本と共謀してマスコミにも鬼塚の過去を公表した。大門が自分や同僚たちをクズ呼ばわりした際には、彼女に対して「反面教師にさせてもらう」と批判している。
スペシャル第2弾では未登場。
×橋本 哲夫(はしもと てつお)〈44〉
⇒演:高知東生
担当教科は音楽。1968年8月13日生まれ、茨城県出身で桜華音楽大学卒。職員室ではパソコンで株取引をしている。
朋子と抱き合っている写真をネタに雅たちから脅されて担任外しの計画に利用され、藤吉に林間学校費用の集金を依頼した。勅使河原と共謀してマスコミに鬼塚の過去を公表し、一度は辞職に追い込んだ。大門が生徒達をクズ呼ばわりした際、「生徒達を思いやる心はある」と主張。
スペシャル第2弾では未登場。
■山王丸 浩子(さんのうまる ひろこ)45〉
⇒演:ふせえり
学年主任。担当教科は英語。
ヒステリックな言動で生徒や同僚の教師にも嫌われており、人望がない。あずさには教師の自覚が足りないと叱咤する一方、内山田に媚を売る腰巾着である。
スペシャル第2弾では未登場。
袋田 はじめ(ふくろだ はじめ)37〉
⇒演:スギちゃん
担当教科は体育。ややいやらしさが目立つ暑苦しい言動と押し付けがましい指導法から女子生徒に嫌われている。鬼塚のことは少々変わった人だと思っている。
最終話では文化祭の「袋田先生の筋肉教室」のポスターで登場しているのみであった[注 27]。
スペシャル第1弾では入院している姿で登場。同じ病院に遼一と和久井が運ばれたものの、鬼塚たちとの接触はなかった。
スペシャル第2弾では自身があずさ、森高、雅を始めとする女性にモテると勘違いをしていた。
大門 美鈴(だいもん みすず)〈42〉
⇒演:西田尚美(第9話 - 最終話)
理事会で任命された新校長。菊地の実母で渋谷の継母[注 29]。桜井の元教え子。
雑誌では「学校の敏腕再建者」と特集を組まれるほどの実力の持ち主だが、実際は傲慢かつ尊大な性格で目的のためなら冷徹な手段も厭わず、菊地を自らの目的のために家庭もろとも捨て去り、渋谷のことも自身の目的のための道具及び手段としてしか見ていない。
教師や生徒の行動を徹底的に監視カメラで監視したり、教師の給与を生徒への指導に応じて増減するといった点数制度を実施したり、自らが用意したタブレットで教師・生徒の状況を管理するなど、かつて桜井が推進していた成果主義を近代的に発展させたものを導入した。しかし、生徒個人の人格はおろか教師個人の人格すら否定するという捻じ曲がった方針とあまりに度を越した手段から、内山田を初めとする教師たちや2年4組の生徒たちの反感を買い、タブレットを投げつけられて孤立した挙句、それまでのやり方をマスコミに公表される自業自得の結果となった。
渋谷が暴走した際、血の繋がりのないことを盾に責任逃れをしようとするが、桜井から平手打ちされ、鬼塚から教育者としてではなく母親として渋谷と向き合うように怒号を浴びせられたことで自らの間違いに気づき、菊地と和解。その後、渋谷が起こした騒動に対する責任を取る形で明修学苑から手を引いて辞職する。
スペシャル第1弾では渋谷の帰りを待ってもう一度向き合い、菊地ともやり直すと話していたことが桜井の口から語られる。
明修学苑高等部 2年4組 → 3年4組
元々は生徒全員が仲良くし、笑顔の絶えないクラスだったが、1年前のクラスメートが自殺した事件(詳細は後述)がきっかけでバラバラになり、笑顔を失ってしまった。同時に、「担任外し」と称したいじめを行って担任となった教師3人を担任から外し、教員たちから問題視されていた。しかし、鬼塚の人間性に触れて全員が改心して本来の笑顔と仲の良さを取り戻しただけでなく、優しさと思いやりを併せ持つようになる。
村井 國男(むらい くにお)
⇒演:森本慎太郎(幼少期:田口翔大)
鬼塚の一番の理解者にしてクラスの中心的存在。短気で直情的だが、義理堅く男気に溢れた性格で友達思い。勉強は苦手。幼馴染の遥に恋心を抱いている。
鬼塚がSMプレイに興じる合成写真を作成して校内に掲示し、鬼塚からは逆に作成方法を教えてほしいと懇願されたが、遥との一件を通して鬼塚の人間性を知り、鬼塚が担任ならかつてのクラスに戻れると確信し、他のクラスメートにも担任外しを止めるように呼びかけた。母・つばさと2人暮らしで、鬼塚が彼女と仲が良いことに嫉妬している。
スペシャル第1弾では杏子や美姫とともにスマイルダックの子供たちと知り合い、再建のための署名活動を行った。
スペシャル第3弾では将来への不安から東ゼミ模試の試験中にカンニングしてしまったが、気持ちを入れ替えて勉強に励み、英照大学に合格した。将来は教師を目指すことを誓う。
相沢 雅(あいざわ みやび)
⇒演:川口春奈(幼少期:旦海カノン)
第1期でのキーパーソンにして、鬼塚の理解者となった1人。1995年12月10日生まれ。学級委員を務めている優等生であるが、担任外しの主犯格。麗美や朋子と幼馴染。父親(劇中未登場)が医者であるため、裕福な家庭で暮らしている。
鬼塚を学苑から追放しようとあらゆる手段を企て、そのためにはクラスメートを平気で利用するなど手段は選ばない。
親友のななこが自殺したことで担任外しを行うようになるが、実はななこが自殺した真の理由を知っており、ななこの遺書を書き換えてその事実を隠していた。ななこへの贖罪の念から自殺しようとしたところを鬼塚、あずさ、2年4組のクラスメートに止められ、かつての笑顔を取り戻すためにもう一度やり直すことを決意。
スペシャル第3弾では母・麗子から父親の跡を継いで医者になるために明稜大学医学部への進学を頼まれるが、鬼塚の言葉によって幼少期からの夢であるファッションデザイナーを目指すことを決意。卒業後は海外留学のためニューヨークに旅立った。
菊地 善人(きくち よしと)
⇒演:高田翔
第1期でのもう1人のキーパーソンにして、鬼塚の理解者となった1人。全国模試首席の秀才で、大門の息子。
常に人が考え付かない行動を取る麗美に興味がある。共に頭脳明晰でクラスメートとの関わりが少なく、親の愛情を知らずに育って人生に退屈さを感じているなど、多くの共通点があることから行動を共にし、担任外しを面白半分に傍観している。美姫や雅の危機には自らの高度なパソコンの技術で鬼塚たちに協力している。自身が恨む桜井のお気に入りである鬼塚を毛嫌いしており、全国模試でクビにすべく自ら全国1位を獲ったものの、鬼塚を追い出すには至らなかった。鬼塚が辞職した際、それを悲しむクラスメートを嘲笑った。
大門に協力する素振りを見せながら都合よく利用することにより、桜井への復讐を実行しようとするため、鬼塚の辞職や大門の赴任後は鬼塚やクラスメートと敵対するが、鬼塚から人生を楽しむことの大切さを説かれたことで大門のやり方の過ちに気づき、大門に学園から手を引いて貰うために大門が導入した明修学苑の教育方針の問題点をネット上に公表。それに逆上した渋谷から負傷させられたが、鬼塚に暴走した渋谷を止めるように頼む。そして、大門と一緒にもう一度親子関係をやり直すことを誓って和解した。
スペシャル第2弾では麗美と共に爆弾解除に協力し、鬼塚たちの危機を救った。
スペシャル第3弾で学苑卒業後は創武大学に特待生として進学し、発生工学を学んでいる。三橋から自身が纏めた研究成果のレポートに目を付けられて盗作されかけたが、麗美の助言などもあって三橋の不正を暴くことに成功した。
神崎 麗美(かんざき うるみ)
⇒演:本田翼(乳児期:中島夢乃 / 幼少期:堀井咲希)
鬼塚の理解者となった1人。1995年8月18日生まれ。IQ200の才媛で「悪魔の天才児」の異名を持つ。文部科学省の特別待遇児。マイペースでフランクな性格。
鬼塚が話している時や授業中は本を読んでいることが多かったが、鬼塚の理解者になって以降は本を読む描写がなくなった。教師から特別扱いされているため、クラスの一部からは反感を買っている。菊地同様にクラスメートとは深く関わろうとせず、担任外しを面白半分に傍観していた。雅を挑発するような言葉を投げかけては苛立たせているが、それは雅のことを心配しての忠告であり、また雅や朋子とは幼馴染である。
精子バンクから買った優秀な人物の精子で人工受精して産まれた試験管ベイビー。母・伸子などの周囲の大人たちから、自分の頭脳しか必要とされていないことに傷ついて生きることへの執着心を失っており、様々なことを「暇つぶし」としか見ていなかった。鬼塚が全国模試で1位を取らなければ解雇されると知った時も、あくまで暇つぶしで家庭教師を買って出たが、本気で頼ってくる鬼塚に心を揺さぶられる。そして、伸子から愛されたいと願い、自身が作成したコンピュータウイルスで伸子のミスを誘発させたことで株取引の損害を被った暴力団に拉致され、救出に来た鬼塚の言葉で救われた。その後、出生の秘密を学校中に暴露した雅に、作成したサイトで彼女の部屋を盗撮した映像を公開するという制裁を加え、鬼塚の行動によって伸子との溝を埋めた。鬼塚の側に就いて以降は彼に好意を持っており、あずさをライバル視している。
スペシャル第2弾では鬼塚に子作りを要求した上、クリスマスに鬼塚の部屋に忍び込んでGPS機能を搭載したネックレスをプレゼントするなど、鬼塚も困惑するほどのアプローチを仕掛けていたが、その行動は結果的に鬼塚たちを救うことになった。
スペシャル第3弾では鬼塚の妻としての永久就職を志望していたが、最終的には東京大学に進学して発生工学を学ぶことになる。研究で鬼塚のクローンを作ることが夢と話しており、やはり鬼塚に対する執着心は強い様子。
○葛城 美姫(かつらぎ みき)
⇒演:西内まりや
鬼塚の理解者となった1人。春に転校して来たが、元々クラスで孤立しがちだったことから不登校に陥っていた。このため、2年4組の生徒で唯一、1年前の事件を知らなかった。よく事件に巻き込まれており、ヒロイン的存在である。
中学時代に母親が病死して以来、父・幸雄と2人で暮らしているが、仕事を優先する幸雄とは不仲にあり、反発心として幸雄に渡された緊急通報システムの備わったGPS付きの携帯電話を悪用していた。このことから大人を嫌い、不登校でありながらも担任外しに加担していた。鬼塚の赴任時、3人組の男達に拉致されてアダルトビデオを撮影される寸前、鬼塚に間一髪で助けられ、幸雄と和解して登校再開する。
スペシャル第1弾では村井や杏子とともにスマイルダックの子供たちと知り合い、再建のための署名活動を行った。また、自分を助けてくれた和久井に好意を持つ。
スペシャル第2弾では幸雄が幼い息子を連れた同僚・裕子と再婚することで悩んでいたところを、真田に付け込まれて売春させられそうになったが、鬼塚と龍二に救われる。この時、自暴自棄になっていたところを龍二に一喝されて考え直し、裕子やその実子・大介と仲良くやっていくことを決意。
スペシャル第3弾では子供たちを助けるために心理カウンセラーを目指すが、心理士の資格を取得してもカウンセラーの求人が少ないことに悩んでいた。どんな逆境でも諦めず、何度も立ち上がって努力を結果に変えてきた鬼塚の姿を通し、自分たちも諦めないで向かっていこうと龍二に励まされ、菊地と同じ創武大学に合格した。
吉川 昇(よしかわ のぼる)
⇒演:中川大志
控えめで優しい性格。生徒の中では最初に鬼塚の理解者となった。1995年6月14日生まれ。
杏子とは幼馴染[注 43]だが、中学生時代に不良に絡まれている杏子を見捨てたのが原因で杏子、麻由子、奈緒美からいじめを受けていた。そんな弱い自分から逃げて自殺未遂を起こすが、鬼塚と出会って壁を破ることの大切さを教えられる。そして、ヤクザの男達に拉致された杏子を助けようと身を挺して立ち向かい、彼らに袋叩きにされながらも杏子を守る男らしさを見せ、杏子と仲直りした。
スペシャル第3弾では母親が久瀬の名門大学戦略セミナーに参加して多額の金を支払っていたが、自力で成望大学の合格を掴み取った。
○堂島 誠也(どうじま せいや)
⇒演:白濱亜嵐(幼少期:小野伶広)
鬼塚の理解者となった1人。半年前に母・宏美の愛人である一之瀬から背中に入れ墨を入れられ、それがきっかけで児童養護施設・ホワイトスワンで暮らしている。鬼塚の赴任時は鉛筆を刃物で研いでいた。
宏美は一之瀬の暴力に耐えられなくなって姿を消したと思っており、宏美や入れ墨の恨みを晴らすために一之瀬の命を狙っていたが、宏美と再会した際に彼女に捨てられたことを知り、鬼塚の言葉もあって宏美と決別した。
口数が少なく、鬼塚の側に就いてからもそれは変わらなかった。また、村井たちと行動を別にすることが多いが、麗美が作成したサイトの件でクラスメートが騒いだ際には怪訝そうに見つめていた。
スペシャル第3弾では託児所で子供たちの世話をするが、同僚に入れ墨を見られたことでクビにされてしまった。自分はどこにも受け入れられないから派手に遊んで暮らせばいいと考え、ホストクラブで働くようになったが、笠原が老人ホーム「泉の森」で生き生きと高齢者の世話をしているのを目にし、どんな人間でも喜んで迎えてくれる場所は必ずどこかにあることを改めて実感する。そして、学苑卒業後は「泉の森」で高齢者の世話をしている。
野村 朋子(のむら ともこ)
⇒演:宮崎香蓮(幼少期:丹羽絵理香)
鬼塚の理解者となった1人。勉強も運動も苦手な劣等生で、通称「トロ子」。おどおどした態度と失敗の多さからクラスメートから嘲笑の対象になることもしばしばあるが、何事も前向きに頑張る心優しい少女。実家は父親(⇒演:野添義弘)が営む中華料理店[注 47]。
雅や麗美とは幼馴染で、雅と一緒に習っていた合唱が切っ掛けで歌を好きになる。鬼塚から才能を見出されて夢を叶える第1歩としてアイドルオーディションに臨んだ。優勝は逃したものの、前向きにアイドルの夢を叶えることを決意し、その後は文化祭やスペシャル第1弾のお楽しみ会で歌を歌っている。
スペシャル第3弾では新たに結成されたアイドルユニット[注 48]のメンバーとして活動を始めている。
藤吉 晃二(ふじよし こうじ)
⇒演:山田裕貴
村井の取り巻きにして、鬼塚の理解者となった1人。5人兄弟の長兄[注 50]で、仕事で忙しい両親に代わって幼い弟妹の面倒を見ている。自称「シェフ藤吉」。
料理を得意としており、調理学校への進学を考えていたが、父親が勤めていた会社の倒産によって進学を諦めていた。だが、朋子の一件を通して夢を叶える勇気を知り、奨学金を利用して調理学校への進学を決意。その後もスペシャル第1弾やスペシャル第2弾で料理を作っている。
スペシャル第3弾では洋食店の厨房でアルバイトを始め、夢への第一歩を踏み出した。
草野 忠明(くさの ただあき)
⇒演:鈴木伸之
村井の取り巻きにして、鬼塚の理解者となった1人。ボクサーだった父親(⇒演:岡崎瑶治)[注 51]に男手ひとつで育てられ、父親が成し遂げられなかった夢を自分が叶えるため[注 52]、アルバイトをしながらプロボクサーを目指している。
大門の赴任時に麻由子との交際を始めるが[注 53]、大門の学校改革を否定したことで大門から目の敵にされ、無期限の停学処分となるが、鬼塚が停学撤回を訴えたことで停学は取り消された。
スペシャル第3弾では父親が体調を崩したことでボクシングジムの月謝が払えなくなり、ファイトクラブで傷つきながら金を稼いでいたが、鬼塚の説得でボクシングジムに戻る。卒業式当日に行われたプロテストでは、テスト前の練習で拳を痛めたために合格できなかったが、何度でも立ち上がることを決意。
石田 拓海(いしだ たくみ)
⇒演:佐野岳
村井の取り巻きにして、鬼塚の理解者となった1人。陽気な性格でクラスのムードメーカー。
朋子がアイドルオーディションを受ける時にはダンスを熱心に教え、文化祭やお楽しみ会での朋子のステージでは、麻由子や常盤とともにバックダンサーを務めた。特に問題は抱えていなかったが、背が低いことをコンプレックスに思っており、自分より背の高い鯨川に不用意な一言を発してしまう。
スペシャル第3弾では村井と同じ英照大学に合格した。
上原 杏子(うえはら あんこ)
⇒演:新川優愛
昇の幼馴染[注 43]にして、昇と共に最初に鬼塚の理解者となった。1995年12月28日生まれ[注 55]。
弁護士の父親(⇒演:樋渡真司)と教育評論家の母・久子は共働きで忙しく、家庭の悩みを抱える寂しさや中学生時代の一件から昇に対していじめを行うことで、心の悩みを解消しようとしていた[注 56]。しかし、ヤクザの男達に覚醒剤を打たれそうになった際、それを阻止しようとした昇と共に鬼塚に助けられ、「家の“冷たい壁”を壊したい」という思いを聞いた鬼塚によって家庭の問題からも救われ、これがきっかけで昇とも仲直りした。鬼塚の赴任後、行動を共にしていた麻由子や奈緒美とは担任外しが終息するまで距離を置いていた。
スペシャル第1弾では村井や美姫とともにスマイルダックの子供たちと知り合い、再建のための署名活動を行った。
スペシャル第3弾では久子が久瀬の名門大学戦略セミナーに参加して多額の金を支払っていたが、自力で昇と同じ成望大学の合格を掴み取った。
▲鯨川 冬美(くじらかわ ふゆみ)
⇒演:高良光莉
控えめで大人しい性格。1995年4月2日生まれ[注 58]。通称「くじ」。進路面談では「安定したいから大学を経て公務員を目指す」と話す。
石田に想いを寄せているが、石田よりも背が高いことにコンプレックスを持っており、その悩みをあずさに相談するが、全く相手にしてもらえなかったことから、恵たちの副担任外しに利用されてしまう。しかし、あずさの本心を聞いたことでお互いのわだかまりが取れて関係は修復され、鬼塚の言葉もあってコンプレックスを受け入れた。
スペシャル第3弾では桜華大学に合格した。
○桑江 遥(くわえ はるか)
⇒演:高月彩良(幼少期:甲斐恵美利)
村井の幼馴染で村井と同じ団地に住んでおり、隣人同士でもある。1995年8月10日生まれ[注 61]。
家が貧しく、裕福な家庭の子女が多いクラスメートにコンプレックスを抱いてデートクラブのアルバイト代で稼ぎ、彼氏である亮治にも貢いでいた。村井の忠告も聞こうとしなかったが、肝心の亮治からは金蔓としてでしか認識されておらず、騙されていたことを知ってショックを受けて襲われそうになったところを鬼塚に助けられ、人間の価値を説かれた。その後、金目の調度品は全部質屋に売り飛ばしたが、村井から貰った結婚指輪の代用品であるジュースの栓は大切に取ってある。
スペシャル第3弾では母親(⇒演:辻しのぶ)が久瀬の名門大学戦略セミナーに参加して多額の金を支払っていたが、自力で蹊泉大学の合格を掴み取った。
浅野 麻由子(あさの まゆこ)
⇒演:石井杏奈
鬼塚の赴任前は杏子に便乗し、昇に対していじめを行っていた。普段は杏子を持ち上げて親友ぶっていたが、窮地に陥った杏子を保身のために見捨てるなど、友人関係は表面的なものであった。鬼塚の赴任後は雅の悪事に手を貸している]。
後に草野と交際するが、大門が自宅に送った偽物のFAXに踊らされた母親(⇒演:松永玲子)によって強引に草野と別れさせられそうになる。娘の幸せのためだと世間体を気にする母親に嫌気が差し、包丁で自殺しようとしたところを鬼塚に止められ、交際を認めてもらえる努力をするように檄を飛ばされ、母親も「成績の良さやいい大学に進学することだけがすべてではない」と鬼塚に一喝された。文化祭やお楽しみ会での朋子のステージでは、石田や常盤とともにバックダンサーを務めた。
スペシャル第3弾では東京明栄大学に合格した。
■泉 奈緒美(いずみ なおみ)
⇒演:佐山彩香
麻由子同様、鬼塚の赴任前は杏子に便乗して昇に対していじめを行い、杏子の危機には簡単に見捨てた。鬼塚の赴任後は雅の悪事に手を貸している。
スペシャル第1弾では冴島に追われて逃走していた牛山にバスジャックの人質に取られるが、鬼塚に救われる。
スペシャル第3弾では麻由子と同じ東京明栄大学の合格を掴み取った。
浅倉 恵(あさくら めぐみ)
⇒演:三宅ひとみ
遥と行動を共にしていたが、ブランド品をデートクラブで稼いだ金で買っていたことを知り、その行動が許せずに見捨てた。進路面談では進学すると話すが、クラスメートがそうしているからだった。1995年7月10日生まれ。
鯨川を傷つけたあずさに対し、主犯格となって副担任外しのいじめを行った。それに逆上した勅使河原から作業用のゴンドラに乗せられてワイヤーを1本切られ、予想を超えた負荷がワイヤーに掛かってゴンドラがバランスを崩して転落するが、あずさが体を張ったことや鬼塚の機転もあって命を救われた。
スペシャル第3弾では母親が久瀬の名門大学戦略セミナーに参加して多額の金を支払っていたが、自力で神和女子大学の合格を掴み取った。
▲中西 優美(なかにし ゆみ)
⇒演:疋田英美
恵の取り巻きで、副担任外しに加担した。
スペシャル第3弾では受験した大学に合格した。
白井 知佳子(しらい ちかこ)
⇒演:坂口莉果子
恵の取り巻きであるが、副担任外しには加担していない。
スペシャル第3弾では受験した大学に合格した。
常盤 愛(ときわ あい)
⇒演:坂東希
進路面談で「まだ進路は決めていない」と話す。文化祭やお楽しみ会での朋子のステージでは、石田や麻由子とともにバックダンサーを務めた。
スペシャル第1弾では「鬼塚は他の教師とは違う」と評価していた。
スペシャル第3弾では受験した大学に合格した。
▲岩田 由紀子(いわた ゆきこ)
⇒演:桐嶋美結
文化祭の朋子のステージでギターを担当。
スペシャル第3弾では受験した大学に合格した。
▲植田 馬之助(うえだ うまのすけ)
⇒演:小森翔太
大食い勝負には自信があるという。
スペシャル第3弾では受験した大学に合格した。
▲太田 秀美(おおた ひでみ)
⇒演:夏緒
鬼塚の赴任直後は雅たちと行動をともにし、副担任外しに加担した。
スペシャル第3弾では受験した大学に合格した。
▲大塚 真由美(おおつか まゆみ)
⇒演:藤井千帆
文化祭の朋子のステージでキーボードを担当。
スペシャル第3弾では受験した大学に合格した。
▲黒川 博幸(くろかわ ひろゆき)
⇒演:佐藤王宝
スペシャル第1弾では鬼塚に「夢を見つけて頑張る」と誓っている。
スペシャル第3弾では受験した大学に合格した。
○里見 圭一(さとみ けいいち)
⇒演:町田宏器
1996年1月3日生まれ。スペシャル第1弾ではオネエ系発言をしていた。
スペシャル第3弾では受験した大学に合格した。
▲中島 エリカ(なかじま エリカ)
⇒演:三橋奈波
交際中の彼氏がいる。
スペシャル第3弾では受験した大学に合格した。
三島 軍人(みしま ぐんじ)
⇒演:下山葵
スペシャル第1弾では鬼塚の体を気遣っていた。
スペシャル第3弾では受験した大学に合格した。
■水原 僚一(みずはら りょういち)
⇒演:塩野瑛久
文化祭の朋子のステージでギターを担当。
スペシャル第3弾では受験した大学に合格した。
宮森 勇気(みやもり ゆうき)
⇒演:内海啓貴
文化祭の朋子のステージでドラムスを担当。
スペシャル第3弾では大学受験に失敗し、来年のリベンジを誓う。
▲森下 鈴香(もりした りんか)
⇒演:安田聖愛
進路面談で「親が大学に行けと口うるさいから進学する」と話す。
スペシャル第3弾では受験した大学に合格した。
×菅原 保(すがわら たもつ)
⇒演:永山輝
文化祭の朋子のステージでベースを担当。
スペシャル第3弾では大学受験に失敗し、来年のリベンジを誓う。
×鈴木 大輔(すずき だいすけ)
⇒演:矢山博夢
周囲には内緒で喫煙している。
スペシャル第3弾では学苑卒業後の進路は不明だが、東ゼミ模試を受験しなかったことから、専門学校に進学したか就職した様子。
明修学苑高等部 その他生徒
水樹 ななこ(みずき ななこ)
⇒演:谷内里早(第8話 - 第10話)
雅の親友。1年前、雅たちの目の前で校舎の屋上から飛び降りて自殺し、この出来事が2年4組の生徒達の心に影を落とすことになる。
自殺の理由は、当時の担任だった藤森から文化祭の準備費用を盗んだ[注 81]と疑われたことが原因と思われていたが、本当は雅をはじめとするクラスメート全員が信じてくれなかったことにショックを受けたからだった。日記を自殺する日まで書き溜めており、クラスメートへの思いを綴っていた [注 82]。
渋谷 翔(しぶや しょう)
⇒演:野村周平(第10話 - 最終話)(幼少期:山田日向)
菊地の父との離婚後、大門が再婚した男性の連れ子。大門を偏愛・盲信しており、大門の邪魔をする者は無関係でも徹底的に制裁を加える他、異性にも拳を振るう残忍かつ醜悪な性格。喧嘩の実力は相当。
全生徒の動きを監視するため、大門から2年4組の風紀委員として送り込まれた。大門の文化祭中止の意を受け、2年4組の文化祭の準備を妨害するも自身の行き過ぎた制裁がきっかけとなって失敗した。自らが仕掛けた事故で鬼塚を襲い、大門の管理教育を公にした菊地をナイフで切りつけるといった暴走を始め、「風紀を乱す者達の制裁」と称して武闘派チーマー集団を呼び出して2年4組の生徒達を痛めつけて、文化祭のために作成したモザイクアートも無惨に切り裂いた挙句、鬼塚を昏睡状態に陥らせる重傷を負わせた。大門から用済みとばかりに見捨てられたショックで桜井や大門を巻き込んで手榴弾で学苑を爆破しようとして自殺を図るが、鬼塚に阻止された。そして、大門を一喝する鬼塚の言葉を聞いて号泣する。
スペシャル第1弾では鬼塚と菊地が訴えを取り下げたことで刑が軽くなったことが、桜井の口から語られる。
明修学苑高等部 2年4組保護者
複数話・単話登場の場合は演者名の横の括弧()内に表記。
■上原 久子(うえはら ひさこ)
⇒演:滝沢涼子(第1話・スペシャル第3弾)
杏子の母親で教育評論家[注 86]。弁護士の夫や杏子とは不仲にあったが、鬼塚から壁を乗り越えることの大切さを教えられて溝を埋めた。
スペシャル第3弾では裏口入学のため多額の金額を久瀬に寄付していたが、鬼塚に論され杏子を応援することを決意した。
○葛城 幸雄(かつらぎ ゆきお)〈48〉
⇒演:尾美としのり(第2話・スペシャル第2弾)
美姫の父親で、警視庁吉祥寺中央警察署署長。「現実の世界では地位と権力が大切」と美姫に話し、仕事の多忙を言い訳にして妻の臨終に立ち合わなかったため、美姫と対立状態にあった。しかし、鬼塚の「仕事の代わりはいても親の代わりはいない」という言葉で考えを改め、降格と減給を承知で署内のイベント関連部署に異動した。
スペシャル第2弾では同じ職場の同僚・裕子と再婚。裕子の実子である大介とキャッチボールなどをして遊んでいる。美姫が裕子を「お母さん」と呼んだ際は嬉しそうな顔をしていた。
■村井 つばさ(むらい つばさ)〈33〉
⇒演:吉田羊(第3話)
國男の母親。未成年時代に國男を出産し、夫(國男の父親)の失踪を機に母子家庭を理由に國男に苦労をかけまいと昼は弁当屋、夜はキャバクラで休みなく働きながら立派に育てている。
○堂島 宏美(どうじま ひろみ)〈36〉
⇒演:笠木泉(第5話)
誠也の母親。男癖が悪く、誠也の幼少時代から愛人を作っていた。一之瀬からのDVに耐えられなくなって家を飛び出したが、実は一之瀬とよりを戻して再び同居を始めていた。一之瀬には依存レベルの愛情を持っており、彼がいない状況は精神的に耐えられない。誠也には罪悪感はあったが、一之瀬に依存してるために助けなかった。一之瀬が連行される際、銀竜興業の組員に何度突き飛ばされても泣き付いて追い続けた。
■神崎 伸子(かんざき のぶこ)〈44〉
⇒演:宮田早苗(第7話 - 第8話)
麗美の母親で個人投資家。麗美の幼少時代から麗美の頭脳しか必要としておらず、仕事を優先して家事全般も家政婦に任せていた。麗美の仕掛けたコンピュータウイルスで情報が漏洩したことで多額の損失を出して夜逃げし、再び自宅に戻ってきた後も相変わらずの態度を見せて麗美を傷つけた。麗美が自殺を図って重体になった芝居の時も麗美を心配しなかったが、鬼塚から怒号を浴びせられたことでようやく間違いに気づき、麗美に謝罪した。
相沢 麗子(あいざわ れいこ)〈38〉
⇒演:麻里万里(第8話 - 第9話・スペシャル第3弾)
雅の母親。麗美の一件で部屋から出てこれなかった雅を心配していた。
スペシャル第3弾では雅に父の後を継いでほしいと頼み、裏口入学のために多額の金額を久瀬に寄付していた。しかし、鬼塚に論されて夢を追いかける雅を応援した。
その他
複数話・単話登場の場合は演者名の横の括弧()内に表記。
明修学苑の元生徒
⇒演:長田成哉 他(第1話)
明修学苑を不当な理由で退学させられたと主張し、お礼参りと称して売店に乱入するも鬼塚に阻止される。また、3人に「クズ」と連呼した内山田は鬼塚にジャーマンスープレックスをかけられた。鬼塚から龍二に3人の仕事の世話を依頼されて事なきを得た。
×辻本 亮治(つじもと りょうじ)〈20〉
⇒演:佐藤祐基(第3話)
遥と交際していた大学生。遥の嘘を当初から見抜いており、デートクラブで稼いだ金だと知りながらも貢がせていた。喧嘩が強く、村井を痛めつけた。
仲間を引き連れ、遥と村井を助けに来たあずさを風俗に売り飛ばそうとしたが、鬼塚に阻まれた。そして、鬼塚、龍二、冴島から「お仕置き」として仲間共々上半身裸の状態でフェンスに縛り付けられ、サッカーボールをひたすらぶつけられる制裁を受けた。
×大河内 さだみ(おおこうち さだみ)
⇒演:天野浩成(第4話)
音楽プロデューサー。「夢を掴め!!全国アイドル発掘オーディション」審査員。朋子の歌唱力を見抜き、レッスンに勧誘する。
×一之瀬 慎治(いちのせ しんじ)〈45〉
⇒演:高杉亘(第5話)
1966年8月9日生まれ。宏美が最後に関係を持ったチンピラで誠也の義父である。4回の逮捕歴がある。自己中心的かつ凶暴な性格。暴力団・銀竜興業の末端組織の構成員だったが、組の金を盗んで逃亡しており、誠也を身代わりにするために誠也の背中に刺青を入れた。その結果、彼の卑怯な行いに怒りを爆発させた鬼塚から右ストレートと回し蹴りを食らった上に、鬼塚の誘導[注 92]によって行方を捜していた組員たちに発見・確保され、ベーリング海の蟹工船に売られた。
○榊 莉子(さかき りこ)、榊 神子(さかき みこ)
⇒演:AMIAYA(第5話)
堂島の気持ちを理解している双子姉妹。2年4組の生徒たち同様、大人を嫌っている。非常にマイペースな性格で交互に喋る。父親の虐待によって児童養護施設「ホワイトスワン」で暮らしていたが、暴力団の組長に引き取られる。堂島と共に一之瀬に拉致されたところを鬼塚によって救われ、鬼塚の人間性を知って改心した模様。
■内山田 良美(うちやまだ よしみ)〈48〉
⇒演:松山尚子(第6話・スペシャル第1弾・第2弾)
ひろしの妻。ひろしを煙たがっている。
内山田 好子(うちやまだ よしこ)〈16〉
⇒演:小松美月(第6話・スペシャル第1弾・第2弾)
ひろしの娘で高校生[注 93]。ひろしが入った後の風呂に入りたくないほど毛嫌いしている。スペシャル第2弾で真田に誘拐された際、ひろしが鬼塚たちと共に助けに来たことで見直した。
×小笠原 玲奈(おがさわら れな)〈28〉
⇒演:坂間恵(第7話 - 第8話)
鬼塚の担当医で、吉祥寺総合病院の医師。
水樹 浩子(みずき ひろこ)〈38〉
⇒演:舟木幸(第9話)
ななこの母親。鬼塚と麗美を自宅に招き入れ、遺品を見せた。
藤森(ふじもり)
⇒演:折井あゆみ(第9話 - 第10話)
1年4組(現・2年4組)元担任。高圧的な性格の事なかれ主義で、自らの責任が追及されることを何より嫌う。文化祭の準備費用が紛失した際、文化祭の実行委員だったななこが盗んだと決めつけてクラスメート全員の前で追及した。ななこの死後、真犯人が逮捕されたことでななこの冤罪が判明し、雅たちの担任外しを受けて学苑を追われた。
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【スタッフ】
原作・構成協力:藤沢とおる『GTO』『GTO SHONAN 14DAYS』(講談社刊)
企画協力:栗田宏俊
音楽:羽岡佳
主題歌:EXILE TRIBE「24karats TRIBE OF GOLD」(rhythm zone)
演出補:藤田智弘
助監督:西岡健太郎
音響効果:竹嶋あゆみ
オープニングタイトル:熊本直樹、大木秀晃
CG:奥田圭一
スタントコーディネーター:江澤大樹
カースタント:野呂真治
ガンエフェクト:大宮敏明
歌唱指導:久保田智子
楽曲協力:大槻優菜
振付指導:あさづきかなみ
ダンス監修:EXPG
ボクシング指導:梅津正彦
宣伝:栄川歩美(関西テレビ)
広告:北村友香理(関西テレビ)
編成:尾上太基(関西テレビ)、加藤達也(フジテレビ)
プロデューサー:河西秀幸(関西テレビ)、山本喜彦(メディアミックス・ジャパン)
アソシエイトプロデューサー:笠置高弘(関西テレビ)
AP:佐々木裕美子、小菅由佳乃
制作:関西テレビ放送、メディアミックス・ジャパン
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【レビュー】
調査中
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【ロケ地】
参考引用
http://loca.ash.jp/show/2012/d201207_gto.htm
【ロケ地一覧】
主なロケ地
0001
◎明修学苑
神奈川県横浜市緑区西八朔町:横浜商科大学みどりキャンパス
0002
◎弾間龍二のカフェ「NAGISA」
東京都三鷹市井の頭3丁目:マンション
0003
×鬼塚英吉が住む家
放映順ロケ地
0004
○冬月あずさの前に鬼塚英吉が現れた駅前(1)
東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目:JR中央線吉祥寺駅北口ロータリー
0005
◎上原杏子の家(1)
東京都練馬区東大泉7丁目:住宅
0006
東京都港区六本木7丁目:Lovenet
0007
◎かつて上原杏子がカツアゲされたときに吉川昇が逃げ出した場所(1)
東京都三鷹市井の頭3丁目:井の頭公園駅付近のガード
※上原杏子が鬼塚英吉を誘った場所(1)
0008
○上原杏子と鬼塚英吉が一緒に歩いているのを冬月あずさが見た商店街(1)
東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目:吉祥寺サンロード商店街
0009
○かつて鬼塚英吉たち3人が暴走族のときにいた場所(1)
神奈川県横浜市中区海岸通5丁目:駐車場
0010
◎上原杏子が自分の両親のことを話した公園(1)
神奈川県横浜市青葉区田奈町:田奈第2公園
++++
○上原杏子と吉川昇が一緒に登校した駅前(1)
東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目:JR中央線吉祥寺駅北口ロータリー
0011
×桜井良子が鬼塚英吉を明修学苑の教師に誘った駅(1)
0012
◎葛城美姫の家(1,2)
東京都世田谷区上用賀3丁目:マンション
0013
○冬月あずさが鬼塚英吉を引き取りに行った「吉祥寺中央警察署」(2)
神奈川県横浜市都筑区牛久保3丁目:オンワード総合研究所
※葛城美姫の父がいる警察署(2)
0014
◎鬼塚英吉が葛城美姫を待っていた野外ステージ(2)
埼玉県所沢市並木1丁目:所沢航空記念公園の屋外ステージ
0015
○鬼塚英吉が葛城美姫を連れていった鉄塔(2)
東京都西東京市芝久保町5丁目:スカイタワー西東京(田無タワー)
0016
○葛城美姫が黒いバンに乗った場所(2)
神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎中央:キーサウス前の道
0017
○鬼塚英吉が黒いバンを追っていた道(2)
東京都立川市泉町:立川駐屯地東側の道
0018
○鬼塚英吉が黒いバンを止めた場所(2)
東京都調布市西町:味の素スタジアム
0019
○鬼塚英吉が弾間龍二たちにお礼を言った商店街(2)
東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目:ゲームセンターZEST
0020
○葛城美姫が拉致されていた倉庫(2)
東京都立川市高松町1丁目:新立川航空機
0021
○葛城美姫の父が着ぐるみに入っていた公園(2)
東京都三鷹市井の頭4丁目:井の頭公園の屋外ステージ
0022
○桑江遥がバイトするデートクラブが入るビル(3)
東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目:柏栄第一ビル
0023
○相沢雅たちが話していたショッピングモール(3)
東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目:コピス吉祥寺
0024
◎村井國男と桑江遥が住む団地(3)
神奈川県横浜市青葉区梅が丘:マンション
0025
○桑江遥が男にブランド品をプレゼントした場所(3)
神奈川県横浜市都筑区茅ケ崎中央:Borsa港北東急ショッピングセンター店
0026
○村井國男が桑江遥を問いつめた学校の並木道(3)
東京都日野市大坂上4丁目:実践女子大学
※桑江遥に友達がプレゼントを返した学校の並木道(3)
0027
○冬月あずさたちが合コンに行ったレストラン(3)
東京都港区六本木7丁目:RISTORAZIONE LE.G.A
++++
○かつて村井國男と桑江遥が結婚の約束をした公園(3)
神奈川県横浜市青葉区田奈町:田奈第2公園
++++
○桑江遥が男にプレゼントを買うのを鬼塚英吉が止めた店(3)
神奈川県横浜市都筑区茅ケ崎中央:Borsa港北東急ショッピングセンター店
0028
○鬼塚英吉が村井國男の母と歩いているのを村井國男が見た場所(3)
神奈川県横浜市都筑区茅ケ崎中央:東急百貨店港北店横の陸橋
0029
○鬼塚英吉と冴島俊行と神崎麗美が、男たちに撮影されている野村朋子を見た公園(4)
東京都府中市浅間町1丁目:府中の森公園
0030
◎野村朋子の自宅のラーメン屋(4)
東京都府中市若松町2丁目:中華料理十五番
0031
×藤吉晃二が林間学校の費用をなくしたスーパー(4)
0032
○鬼塚英吉が目を覚ました路上(4)
東京都新宿区新宿3丁目:御苑大通り
++++
?相沢雅が野村朋子を呼び出した公園(4)
東京都府中市浅間町1丁目:府中の森公園
0033
○アイドルオーディション会場(4)
東京都府中市浅間町1丁目:府中の森芸術劇場
0034
○鬼塚英吉と村井國男が堂島誠也を見失った場所(5)
東京都大田区大森北1丁目:道路
0035
○堂島誠也が暮らしている施設(5)
神奈川県三浦郡葉山町堀内:洋館
0036
○堂島誠也がいたゲームセンター(5)
東京都豊島区東池袋1丁目:スポルト池袋店
0037
○堂島誠也が父親を殺そうとした場所(5)
東京都大田区蒲田4丁目:道路
0038
○鬼塚英吉がレンガを投げた銀竜興業の事務所(5)
東京都大田区大森北1丁目:小林ビル
0039
×内山田ひろしの家(6)
0040
×冬月あずさが住む団地(6)
0041
○鬼塚英吉が冬月あずさを連れてきた池(6)
神奈川県横浜市青葉区奈良町:こどもの国
++++
○鬼塚英吉がゴンドラから落ちる浅倉恵をつかまえた学校(6)
東京都日野市大坂上4丁目:実践女子大学
0042
◎神崎麗美が線路に飛び込んだ駅(7)
千葉県八千代市緑が丘1丁目:東葉高速鉄道八千代緑が丘駅
0043
○神崎麗美が住むマンション(7)
東京都品川区東品川3丁目:マンション
0044
○神崎麗美が座っていたビルの屋上(7)
東京都港区六本木3丁目:ハリファックスビルディング
++++
○神崎麗美と菊地善人が話していた歩道橋(7)
神奈川県横浜市都筑区茅ケ崎中央:東急百貨店港北店横の陸橋
※相沢雅と神崎麗美が話していた場所(7)
0045
○神崎麗美と鬼塚英吉が一緒に乗った観覧車(7)
東京都江東区青海1丁目:パレットタウンの大観覧車
0046
○鬼塚英吉が診察に行った病院(8)
千葉県柏市豊四季:おおたかの森病院
0047
○鬼塚英吉と冬月あずさが話しながら歩いていた橋(8)
東京都品川区東品川3丁目:東品川海上公園のアイル橋
0048
○相沢雅が男に声をかけられた場所(8)
東京都新宿区西新宿2丁目:新宿住友ビル前の中央通
0049
○相沢雅と男が入ろうとしたホテル(8)
東京都新宿区歌舞伎町2丁目:ホテルG7
0050
○鬼塚英吉が神崎麗美と似た人を見つけた場所(8)
東京都江東区青海1丁目:センタープロムナード(青海側)
++++
○鬼塚英吉と冬月あずさが相沢雅を迎えに行った「吉祥寺中央警察署」(8)
神奈川県横浜市都筑区牛久保3丁目:オンワード総合研究所
0051
◎相沢雅の家(8,9)
神奈川県横浜市都筑区東山田2丁目:一軒家
++++
○神崎麗美が鬼塚英吉と電話で話していたビルの屋上(8)
東京都港区六本木3丁目:ハリファックスビルディング
0052
○鬼塚英吉が相沢雅を連れてきたクラブ(9)
東京都渋谷区宇田川町:渋谷STAR LOUNGE
0053
○神崎麗美が鬼塚英吉に、相沢雅が水樹ななこの未来を奪ったことを電話で話した場所(9)
東京都港区台場1丁目:デックス東京ビーチ南側の道
0054
×水樹ななこの家(9)
0055
○村井國男たちがメールを受け取った場所(9)
東京都調布市仙川町1丁目:カルディ COFFEE FARM 仙川店
++++
○相沢雅が飛び降りようとした校舎(9)
東京都日野市大坂上4丁目:実践女子大学
※鬼塚英吉がバイクで学校を去って行った場所(9)
0056
○鬼塚英吉が腕相撲をしていた場所(10)
神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎中央:港北東急百貨店東側の道
0057
○冬月あずさが鬼塚英吉に学校に帰ってくるように話した場所(10)
神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎中央:スキップ広場
0058
○草野忠明が通うボクシングジム(10)
東京都足立区千住龍田町:野口ボクシングジム
0059
◎草野忠明が住むアパート(10)
神奈川県横浜市青葉区梅が丘:アパート
++++
○桜井良子と鬼塚英吉が話していた高台の公園(10)
神奈川県横浜市青葉区田奈町:田奈第2公園
0060
○鬼塚英吉が忍び込んだ浅野麻由子が住むマンション(10)
東京都江東区辰巳1丁目:マンション
0061
○かつて大門美鈴が渋谷翔を子供にした場所(終)
神奈川県横浜市都筑区茅ケ崎中央:つどい歩道橋横の階段
※鬼塚英吉が菊地善人と話していた階段(終)
↑画面TOPへ↑
『その他』
調査中
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『関連』
調査中
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『サイト更新・追加情報』
このページ内を書き換えや更新・追加したときの為のサイト更新履歴情報です。
なし
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---以上
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