2016年11月05日
久我良子さん
個人的には久我良子は竹中直人さんが監督した「119」に出演されているの観たことがあります。
昭和29年のキネマ旬報によれば、
「戦前の女優がよくもっていたような女性的な劣等感がない」そうで
「どんな役の中にも裸一貫の気持ちで飛び込んで行ける」とのことです。
また、「コンプレックスがないことは同時に自意識過剰の欠点もない」と論じ、
「いろいろな役に使える女優」となっています。
さらに「木下作品に出れば木下的な雰囲気の中に入っていけるし、
成瀬作品でも、黒沢作品でも自由になじめる」という
監督の作風に合わせていくことができる女優さんのようです。
「どんな役をやっても、しかも、それをどんなに巧みに演じても、
その女優自身の個性やタイプだけを印象づけてしまう女優」
ではない魅力があるということです。
確かに、「119」の演技でも出すぎず、さりげなく存在感を示していたように思います。
昭和29年のキネマ旬報によれば、
「戦前の女優がよくもっていたような女性的な劣等感がない」そうで
「どんな役の中にも裸一貫の気持ちで飛び込んで行ける」とのことです。
また、「コンプレックスがないことは同時に自意識過剰の欠点もない」と論じ、
「いろいろな役に使える女優」となっています。
さらに「木下作品に出れば木下的な雰囲気の中に入っていけるし、
成瀬作品でも、黒沢作品でも自由になじめる」という
監督の作風に合わせていくことができる女優さんのようです。
「どんな役をやっても、しかも、それをどんなに巧みに演じても、
その女優自身の個性やタイプだけを印象づけてしまう女優」
ではない魅力があるということです。
確かに、「119」の演技でも出すぎず、さりげなく存在感を示していたように思います。
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