2012年02月03日
フェラーリのニューマシンが大変な事になってます
F1の世界は、ぼちぼち2012年シーズンに向けて動きが見え始めました。
F1という世界は非常に特殊な世界です。
他のスポーツ界には無い最たるポイントが、毎年繰り返されるルール改正です。
引き合いに出すのはおかしいかもしれませんが、サッカーとか野球では、
大きなルール改正と言うのはあまりありませんよね。
もちろん、競技を面白くするため、プレイヤーの安全を守るため、
より公正をきするために細かなルール改正がされた事はありますし、
サッカーを例にとってみても、審判のシステムやオフサイド判定、スローイン等が
改正の検討がされたりしたものの、導入までには何度もテストを繰り返すなど、
非常に慎重に改正の検討が行われるのは確かです。
しかしF1はかなり違いますね。
近年では、毎年ルールの見直しが行われるのは当たり前になってきましたし、
更には数年先はこの様に変更しようとロードマップの様なものまで話合われています。
また、日本人では理解し難いことですが、
シーズン中でのルール変更なんてものもあったりします。
建前としては、スピードアップし過ぎる事で起こりうる危険からドライバーを守る事ですが、
事実上、一部のチームが速くなり過ぎ興行的に面白くなくなる事を防ぐために、
様々なテクノロジーを廃止させたり、制約をつけたりと、
あの手この手で運営側も必死だったりするのです。
まぁチーム側もルールの抜け道を見つけて、
新しい技術を導入したり、あの手この手で他のチームを出し抜こうと必死な訳で、
そのイタチごっこ的な部分もF1の面白さと言えば面白さなのかもしれません。
とにかく、2012年シーズンの大きな変更点を挙げてみます。
○ブロウンディフューザーの禁止
○追い越しディフェンスのためのライン変更は一度のみ
○セーフティーカー導入時の周回遅れマシンのルール改正
まぁだいたいこんなところでしょうか?
ブロウンディフューザーは説明が難しいので、興味のある方はググッてみてください。
簡単に言うと、排気ガスを使ってダウンフォースを得られる技術を禁止にしたと言うところですね。
ちなみにマシンには他の制約も加えられました。
ノーズの高さの制限です。
チーム側としては、ノーズを高く保ち、多くの空気をマシンの下へ流し込む事によって、
ダウンフォース得ようとする考え方が主流なのですが、
安全性の観点から高さが制限されています。
詳しいレギュレーションの内容は、確認してないので憶測ですが、
これまでに発表された2012年マシンを見たところ、フロントタイヤの車軸より前では、
ある一定の地上高以内に高さを収めるように明記されている様ですね。
結果として、トップチームのフェラーリでさえ、こんなデザインになってしまいました。
今年は何としても優勝したいフェラーリですから、”見た目”よりも”速さ”なんでしょうが、
フェラーリがこの醜さとは、ガッカリも良いところです。
ちなみに同じく2012年マシンを発表したマクラーレンには
こんな段差(バンプノーズと呼ばれている)はありません。
ただし、どちらのマシンが速いのか?は、もちろん今のところ分かりません。
フェラーリは速くないとフェラーリではないと思いますが、
同時にフェラーリはカッコよくないとフェラーリでもないと思うのですが如何でしょうか?
他にも色々と変更点はあります。
タイヤのカラーリングの変更ですね。
これはルール変更とは違いますが、観戦する人達がよりF1を楽しめるように変更されるもので、
今どんなタイヤを履いているのか、より分かりやすく工夫されたものです。
グリップレベルが極度に変化するタイヤの導入で成功したピレリですが、
より面白いレースを演出するための仕掛けは今後も続けられる様ですね。
個人的な要望としましては、一部のサーキットでは、
ハードとソフトの耐久性が微妙だったので、より明確な性能差をつけて欲しいものです。
そんな訳で、週明けには小林可夢偉が所属するザウバーもマシンを発表する予定です。
今年1年の成績が可夢偉のレーサー人生そのものを左右する様な
大事な大事なシーズンになると思うので、
ザウバーこそは見た目よりも実力のあるマシンであって欲しいと思います。
あ、F1のルール改正ではないですが、今年からF1は地上波では放送されないそうです。
残念な事に間違いないのですが、
放送権の購入費用と視聴率でバランスが取れないのならば仕方のない事ですね。
BSで放送を続けてくれるだけでも有り難いと思うしかないんでしょうね。
おサイフに余裕があればCS契約するのが一番なんですが。。。
ともあれ、2012シーズン開幕まで、あと約1ヶ月です。
楽しみです!!
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F1という世界は非常に特殊な世界です。
他のスポーツ界には無い最たるポイントが、毎年繰り返されるルール改正です。
引き合いに出すのはおかしいかもしれませんが、サッカーとか野球では、
大きなルール改正と言うのはあまりありませんよね。
もちろん、競技を面白くするため、プレイヤーの安全を守るため、
より公正をきするために細かなルール改正がされた事はありますし、
サッカーを例にとってみても、審判のシステムやオフサイド判定、スローイン等が
改正の検討がされたりしたものの、導入までには何度もテストを繰り返すなど、
非常に慎重に改正の検討が行われるのは確かです。
しかしF1はかなり違いますね。
近年では、毎年ルールの見直しが行われるのは当たり前になってきましたし、
更には数年先はこの様に変更しようとロードマップの様なものまで話合われています。
また、日本人では理解し難いことですが、
シーズン中でのルール変更なんてものもあったりします。
建前としては、スピードアップし過ぎる事で起こりうる危険からドライバーを守る事ですが、
事実上、一部のチームが速くなり過ぎ興行的に面白くなくなる事を防ぐために、
様々なテクノロジーを廃止させたり、制約をつけたりと、
あの手この手で運営側も必死だったりするのです。
まぁチーム側もルールの抜け道を見つけて、
新しい技術を導入したり、あの手この手で他のチームを出し抜こうと必死な訳で、
そのイタチごっこ的な部分もF1の面白さと言えば面白さなのかもしれません。
とにかく、2012年シーズンの大きな変更点を挙げてみます。
○ブロウンディフューザーの禁止
○追い越しディフェンスのためのライン変更は一度のみ
○セーフティーカー導入時の周回遅れマシンのルール改正
まぁだいたいこんなところでしょうか?
ブロウンディフューザーは説明が難しいので、興味のある方はググッてみてください。
簡単に言うと、排気ガスを使ってダウンフォースを得られる技術を禁止にしたと言うところですね。
ちなみにマシンには他の制約も加えられました。
ノーズの高さの制限です。
チーム側としては、ノーズを高く保ち、多くの空気をマシンの下へ流し込む事によって、
ダウンフォース得ようとする考え方が主流なのですが、
安全性の観点から高さが制限されています。
詳しいレギュレーションの内容は、確認してないので憶測ですが、
これまでに発表された2012年マシンを見たところ、フロントタイヤの車軸より前では、
ある一定の地上高以内に高さを収めるように明記されている様ですね。
結果として、トップチームのフェラーリでさえ、こんなデザインになってしまいました。
今年は何としても優勝したいフェラーリですから、”見た目”よりも”速さ”なんでしょうが、
フェラーリがこの醜さとは、ガッカリも良いところです。
ちなみに同じく2012年マシンを発表したマクラーレンには
こんな段差(バンプノーズと呼ばれている)はありません。
ただし、どちらのマシンが速いのか?は、もちろん今のところ分かりません。
フェラーリは速くないとフェラーリではないと思いますが、
同時にフェラーリはカッコよくないとフェラーリでもないと思うのですが如何でしょうか?
他にも色々と変更点はあります。
タイヤのカラーリングの変更ですね。
これはルール変更とは違いますが、観戦する人達がよりF1を楽しめるように変更されるもので、
今どんなタイヤを履いているのか、より分かりやすく工夫されたものです。
グリップレベルが極度に変化するタイヤの導入で成功したピレリですが、
より面白いレースを演出するための仕掛けは今後も続けられる様ですね。
個人的な要望としましては、一部のサーキットでは、
ハードとソフトの耐久性が微妙だったので、より明確な性能差をつけて欲しいものです。
そんな訳で、週明けには小林可夢偉が所属するザウバーもマシンを発表する予定です。
今年1年の成績が可夢偉のレーサー人生そのものを左右する様な
大事な大事なシーズンになると思うので、
ザウバーこそは見た目よりも実力のあるマシンであって欲しいと思います。
あ、F1のルール改正ではないですが、今年からF1は地上波では放送されないそうです。
残念な事に間違いないのですが、
放送権の購入費用と視聴率でバランスが取れないのならば仕方のない事ですね。
BSで放送を続けてくれるだけでも有り難いと思うしかないんでしょうね。
おサイフに余裕があればCS契約するのが一番なんですが。。。
ともあれ、2012シーズン開幕まで、あと約1ヶ月です。
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