2021年11月06日
【交通機関版のどうみん割】JR北海道の「HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス」を買ってみた【道内交通需要喚起の取組】
2021年11月6日追記
改めて11月から再発売を始めました!
主に十勝や胆振、空知管内方面に出掛けました。
今回は自分の仕事が繁忙期に入るなど、
連続した休暇取得は見込めず使うことはできそうも
ありません・・・。
新型コロナの状況も落ち着いてはいますが、
どうぞ従来からの感染対策に十分留意されて、
冬直前の道内をお楽しみください。
※上記ロゴマークはhttps://hokkaidolove.jp/logodl/にて
11/6ロゴマーク利用申請済み
改めて11月から再発売を始めました!
「HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス」を発売します!前回は1度だけ使う機会に恵まれ、
〜JR北海道webページ〜
https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20211029_KO_HOKKAIDO_LOVE.pdf
主に十勝や胆振、空知管内方面に出掛けました。
今回は自分の仕事が繁忙期に入るなど、
連続した休暇取得は見込めず使うことはできそうも
ありません・・・。
新型コロナの状況も落ち着いてはいますが、
どうぞ従来からの感染対策に十分留意されて、
冬直前の道内をお楽しみください。
※上記ロゴマークはhttps://hokkaidolove.jp/logodl/にて
11/6ロゴマーク利用申請済み
(注)以下は前回の発売時の記事になります
7月17日から発売され話題となっている
「交通機関版のどうみん割」のような
JR北海道の「HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス」。
道庁の新型コロナ感染拡大に伴い、
需要が落ちた道内交通需要の喚起の取組である
「公共交通の需要喚起等に向けた取組の実施について」
という施策が関係するきっぷです。
補助割合が「交通機関版のどうみん割」に
似たものですが、
利用できる方はどうみん割と違い利用環境にあれば
道外の方々でも使えます。
この「HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス」を
実際に買ってみました。
地域間はあるものの新型コロナは
6月に入り道内では落ち着きを・・・
6月に入り道内では落ち着きを・・・
2020年に入り世界的にも新型コロナウイルス感染症の
影響により社会は広く未曽有の影響を受けました。
一度は下火になったと思われた感染拡大は、
現在も地域により拡大傾向が顕著となるなど
予断を許す状況ではないと思います。
一方、私の住む北海道の主要な交通機関である
JR北海道も例外ではなく乗車率の著しい低下などで
ただでさえ厳しい経営は危機的な状況であることは、
私の通勤経路上の光景でも明らかでした。
その光景とは・・・。
「混雑している」と言われ・・・
時間4本から5本に増発した快速エアポートも
時間4本から5本に増発した快速エアポートも
新千歳空港へのアクセス列車である快速エアポートの
uシート(普通車指定席)の乗車人数が、
私の見る列車すべて0〜1桁台のしかも前半(2~3人)。
残りの車両もある程度のスピードの中、
目視で人数をはっきりと数えられる程度でした。
これまで本当に見たことのないこの光景は、
緊急事態宣言終結後徐々に回復していますが、
依然として国内国外からの飛行機利用客が
少ない現状であることから
ほとんどのuシート(普通車指定席)は、
今もかなり空いている状態です。
7月11日上り列車の様子
この日は土曜日の夕方ちょい前の列車でしたが、
自分含め4人でした。
さすがに学校休校が明けてからの利用状況は
比較的戻ったとはいえ、
やはり国内の地域間移動や訪日外国人がいない状況では
快速エアポートや道内遠距離列車の乗車率は
回復とはなりませんね。
JR北海道の「HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス」の
発売価格が「破格」なわけ
発売価格が「破格」なわけ
今回発売されたJR北海道の「HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス」は、
新型コロナ感染拡大による自粛の影響で
冷え込んでしまった道内交通需要の喚起を
目的とした道庁の下記施策に係る補助金を
活用しています。
道内の公共交通事業者は、新型コロナウイルス感染症の拡大により利用者が大幅に減少する中、緊急事態宣言の期間中においても、国民生活や経済活動等を支える重要なインフラとして事業を継続しており、その経営は非常に厳しい状況となっています。そして、
道としては、公共交通ネットワークの維持・確保に向けては、様々な活動自粛によって失われた交通需要を道内、国内、海外へと段階的に回復させることが重要と考え、今回、道内の交通需要の喚起に向けた対策を実施します。
2020年7月6日
北海道総合政策部交通政策局交通企画課公共交通支援班
公共交通の需要喚起等に向けた取組の実施について
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/stk/guruttohokkaido.htm
本施策の中の取組(キャンペーン)がこれ。
「ぐるっと北海道・公共交通利用促進キャンペーン」の展開引用させていただいた上記のうち、
〈ぐるっと北海道・公共交通利用促進補助事業〉
○支援制度の概要
※当事業は交通事業者を対象とした補助事業ですが、当補助が活用されることで、道内周遊等の際に
公共交通機関を利用する皆様が通常より割安な価格で移動可能になるものです。
【補助対象経費等】
交通事業者が発行する乗車券等の割引相当額、PR経費等
<割引相当額等>
・一事業者単独 30%以内
・複数交通モードの連携 50%以内
公共交通の需要喚起等に向けた取組
(ぐるっと北海道・公共交通利用促進キャンペーン)
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/stk/guruttocampaighn.pdf
”複数交通モードの連携 50%以内”が今回の
「HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス」が、
価格破壊的な「神きっぷ」と言われる所以です。
(一事業者単独では30%以内であるはずなのですが、
「HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス」は道内のJR在来線のほか、
都市間高速バス路線などを除くJR北海道バスも範囲に
入っていることから「複数交通モードの連携」に該当し
50%(半額)になっているものと思われます。)
JR北海道の「HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス」
自体は「北海道フリーパス(7日間用)」と変わらない
自体は「北海道フリーパス(7日間用)」と変わらない
「HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス」の本来の価格は
24000円ですが上記の北海道庁の施策によって、
50%相当額(12000円)が差し引かれた価格、
つまり発売額12000円が利用者が支払う価格となります。
もし、補助金分50%が充当されていなければ、
価格的にも、また仕様でも北海道フリーパス(7日間用)を
6日間用に仕立て直したようなもので、
本来価格なら特に話題になるようなものでは
無いのかなと個人的には思ってますが、
この仕様で12000円なら間違いなく私は飛びつきます。
(てか、もう飛びつきましたが・・・)
割引率などから「交通機関版のどうみん割」ってところですね。
(本来のどうみん割は使えませんでしたが・・・)
JR北海道の「HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス」
中身は?
中身は?
「HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス」の詳しい仕様は
下記リンクから公式ページに載っているものに
目を通せばわかります。
2020.07.10
「ぐるっと北海道・公共交通利用促進キャンペーン」を活用するおトクなきっぷを発売します!!
https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20200710_KO_HOKKAIDO%20LOVE.pdf
HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス
https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Otoku/006417/
「HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス」に関する
ネット上のページはこの公式ページをコピペしたような
内容ばかりですので、
だったら一番信頼できる公式ページを閲覧いただくか、
発売元(JR北海道)の駅窓口やコールセンターに
お聞きになるのが一番いいと思いますが、
ごく簡潔に箇条書きしておきますね。
- 使用開始日含めて連続する6日間有効 ※18きっぷみたいではなく「連続する6日間」
- 使用期間は7.23〜来年1.31まで
- 盆暮れは使えない期間あり ※「お得なきっぷ」によくある
- 前売りは使用開始の1か月前から前日まで ※当日乗る前には買えない!
- 発売箇所は道内のみ ※道外で買えるのは奥津軽今別駅だけ(でも新幹線は範囲外)
- 窓口の他、指定席券売機でもOK ※私は券売機で購入、多分自動改札OK
- 補助金が切れたら発売終了
- 普通車指定席4回だけ乗れる
- 5回以上の普通指定とグリーン車は特急券(グリーン券)別払い
- 道内のJRバスも範囲内(一部高速バスは×)
- 新幹線は範囲外!
仕様はこんな感じかと思います。
長期休暇で北海道をくまなく回りたい場合などは
相当の威力を発揮すると思いますが、
そうじゃなくても例えば・・・、
札幌⇔新千歳空港は片道運賃1150円、
有効期間6日間で毎日1往復(2300円)するのと
ほぼ同じ価格なので(2300×6)、
いろんな使い方ができるかと思います。
うちは札幌近郊の自宅をベースに日帰りで2日を
使ってほぼ無計画で乗り歩きする予定です。
私は無類の乗り鉄ですが、乗り鉄の悪いところは、
訪れた先で金を使わないこと。
このきっぷが生まれた経緯も鑑み、
今回はできるだけ訪れた地元でもいくばくかの
金を使って微々たるものですが、
経済を回せたらと思います。
道内の感染状況と個人で出来る最大限の感染防止策を気遣いながら、微々たる額だが経済を回してくる。
— りゅう (@ryuryu7410) July 17, 2020
「乗る」ことだけに終始せず、着地・経由地で何かしらの消費をしていく。#HOKKAIDOLOVE pic.twitter.com/78Sufo6pW0
【7/29追記】
「HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス」
「安く買っているんだから・・・」
人として最低限ルールは守ろうよ!
「HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス」
「安く買っているんだから・・・」
人として最低限ルールは守ろうよ!
このきっぷは連続した6日間が有効です。
うちもそうだったんですが、
実際に使用したのは6日間有効のうち「3日間」。
旅程の都合で例えば後半3日間を使わなかったとして、
これをSNS・フリマやオク系で「転売」に出している
事例を確認してます。
そもそもこのきっぷの使用条件は、
券面に使用者の名前を記入すること。
そして、その記名人のみが使用できるというものです。
あるフリマ系で3日間分の余りを転売にかけていて、
「記名を条件としていない」→「名前を書き替えて使え」
とめちゃくちゃなことを・・・書いて転売にかけている
トンでも野郎がいました。
これ、JRに直接聞いたんですが、
記名人を変更(書き換えて)しての使用もNGです。
今後、このような転売ヤーが増える気がしますので、
くれぐれもご注意ください。
(恐らく、不正使用が発覚した場合、転売ヤーから購入した
6日間周遊パスは無効となり・・・、
その6日間周遊パスで実際に乗った本来の運賃・料金の
3倍の金額を請求されることになるかと思います)
ご覧いただきありがとうございました。
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