お気に入りの１品

「もし遠征で搭乗する予定の飛行機が

欠航や大幅な遅れで運航することになった時

航空券はどういう取り扱いになるのかを

知っていますか？

はじめにお伝えいたしますが、

この記事の内容はせっかくの遠征にトラブルが

起きた時などネガティブな内容です。

その「トラブル」は数日前から予告されることもあれば、

突如起こることもあります。

個人的にも散々行った遠征の中で、

どちらも遭遇し切り抜けてきました。

嵐5×20 and more札幌ドーム11月公演に

遠征で搭乗する飛行機が「欠航、遅延、振替」など

トラブルに見舞われたら？という

ある意味「避けては通れないかもしれない」

お話です。



旅（遠征）は道中何事もなく様々な意味で

無事に帰ってくることができればいいし、

ほとんどはそういう旅だと思います。

でも、どうしてこの内容を書こうと思ったのか？

個人的に遠征もそうですが国内を旅するのが大好きで、

散々いろんなところへ参りましたが、

あるんですよ…。

様々な場面でトラブったことが…。

まずは冒頭でその時の様子と対処したことを

参考までに書いてみますね。

ちなみに全部地上交通機関での話です。

�@出発前日に大雨が降り出発当日になって
経路途中の線路横の土砂が崩れ列車が乗り上げ
不通になった。
→その不通区間を通過できる別の代替交通機関の
存在を知っていたため手前の駅まで行って
先に進めなければそれを使うつもりで出発。
到着予定時刻の2時間遅れではあったが、
無事目的地に到着。
→代替機関を予め調べておいた

�A�@の帰路、まだJRの不通区間は開通せず、
代行バスが走っていたのでそれを利用。
この時もともと乗る特急列車の特急券（指定席）を
持っていたが当然運休。
その特急列車の代わりの代行バスで不通区間を越え、
途中駅から全車自由席の臨時特急に乗り継ぐ。
出発前駅で持っていた特急券の取り扱いについて
聞くも（どういう取り扱いかは知っていたが…）、
訳の分からん回答のため早々にあきらめ
地元の駅まで持ち越し。
（誤った扱いを受け損している方がきっと多かった？）
地元駅で正しい規則通りの取り扱いを受けた。
→きっぷの取り扱いを予め知っておいた

�B東京から関西での所用を済ませ、
北海道を目指し寝台列車に乗ったが、
翌日暴風雪＆大雪。
函館に1時間半遅れで到着したが、
札幌行特急が結果的に終日運休に。
（夕方に1本だけ満員で出発したが
後日途中で立ち往生し札幌に着いたのは
翌日早朝だったと聞いた）
ずっと情報をチェックしていたが、
青森まで来た時点で当日中に札幌まで到達するのは
無理と判断し函館の宿を確保。
この時偶然だが東京の後輩たちが3人飛行機で
札幌を目指していた。
ところが北海道上空で悪天候（暴風雪・大雪）のため
羽田に引き返した。羽田に戻ったタイミングで
私のところに連絡があって事の事情を
初めて聞く。
今日中に行けるところまで行きたいとの希望で、
飛行機のめども立たないようなので、
多分超混雑していても構わなければ新幹線と
特急を乗り継いで函館まで来てひとまず
様子を見ることを勧めた。
ついでに3人分同じホテルにまだ空室が
あったので確保。
結果的に札幌方面は壊滅的な状況で、
函館市内のホテルは軒並み満室に。
あぶれてしまった方々が駅構内で右往左往する
修羅場状態となってしまっていた。
翌日天候も落ち着き3人は1番列車、私は午前中の列車で
無事札幌に到着した。
札幌での所用はこの日の午後遅い時間で、
真冬のこの時期ということもあり、
時間的余裕を持って前日入りする旅程だったこともあり、
無事に所用を終えた。
→旅程に余裕時間

�C九州から東京に帰るのに当時走っていた寝台列車に
乗ろうと駅に向かうと大雨で「運休」。
まだ東京まで行く最終の新幹線があることは知っていたので、
道中何かあった（見合わせ）時のために
グリーン車を確保（持っていたきっぷはグリーン車OK）。
結果的にほぼ定刻で到着。
→代替機関を予め調べておいた

�D九州から東京に戻るのに寝台列車に乗車。
翌朝、小田原の手前で集中豪雨があり
運転見合わせに。
結果、2時間後運転再開した。
この日は仕事も予定も入れなかったので
（基本、旅に出たとき帰着日翌日まで休み
にしている）
2時間以上遅れて特急券の払戻を狙うくらいの余裕あり。
（東京駅に1時間58分遅れだったので払戻なし…orz）
→長距離の旅行帰着日に予定を組まず

�E朝の新幹線にホテルで寝坊して乗れなかったが、
次の新幹線でも結果同じ行程にあえてしていたので
途中で無事予定どおりの行程に。
→旅程に余裕時間

個人的に旅に出るときは、

他の代替できるであろう交通機関や

自分が持っている「きっぷ」がトラブルに

見舞われた際の取り扱いの規定など

予め調べて置いたり、

よっぽどのことがない限り仕事や予定など

段取りをしておいて、

旅行帰着日の翌日は余裕日とすることや、

出来るだけ行程に時間の余裕を入れること

行っています。

冒頭から長々書いてしまいましたが、

時間はともかくとしてあなたが乗る予定の

交通機関のチケット類がもし欠航、遅延など

トラブルに見舞われた時その取扱いを

知っているか知らないかで

きっとその後の心構えや対処法に

差がつくのは身をもって経験済みです。



交通機関のトラブルといえば

「運休」「欠航」「遅延」が代表的。

こんなトラブルに遭遇すると、

予定していた時間に到着できなかったり、

場合によっては旅行（遠征）自体を

あきらめなければならなかったりと、

「できることなら遭遇したくはない」です。

「運休」「欠航」「遅延」は様々な原因で

発生します。

遭遇するであろう代表例を２つ。

�@悪天候が原因のもの
（交通機関側の責任はなし）


こんな天気ならいいんですが・・・
ちょっと秋めいた
JR石勝線追分→南千歳駅間の風景です


�A機材車両の不具合故障によるもの
（交通機関側の責任あり）



交通機関側の責任のありなしを問わず、

基本的には下記の３つが挙げられます。

�@旅行そのものを取りやめ払戻

�A事前に発表があった場合搭乗予定便の
前（日・時間）に運航する空席ある便への変更
（条件付き運航もこれ）

�B当該欠航便以降（日・時間）の
空席ある便への振替

このうち�Bのパターンは例えば欠航を知らずに

または欠航するかどうか微妙で

ひとまず空港に行ったら結果欠航が決まったなど、

のようなケースが考えられますね。

この�Bの場合、搭乗する航空会社や欠航する理由により

明暗が分かれる部分だったりします。



搭乗予定の便が欠航（条件付きで離陸も

到着地の都合で出発地に戻った）場合で、

遠征そのものを中止せず何としても

続行するとした場合、

�B当該欠航便以降（日・時間）の
空席ある便への振替

例えば、その後に運航する便で空席があれば

その便に「振り替えて」搭乗できます。

但し、大前提として基本的にその便に空席が

無ければ物理的に搭乗できないわけですから、

「空席」があることかないかで、

その後が決まってきます。

さらに「なぜ欠航したか」事由によって

また航空会社によって振替できる範囲も

あります。

例えば、ANA全日空やJAL日本航空などでは

悪天候（航空会社側に責任なし）が理由の時は、

振替の対象は自社便のみですが、

機材整備故障（航空会社の責任あり）だった場合、

自社便での振替ができないときは、

提携の他社便や他の交通機関を利用することが

出来たりします。

一方、LCCなどでは、

航空会社の責任を問わず振替は自社便のみ

が一般的です。

羽田・成田〜新千歳間路線を持つ
航空会社「欠航・遅延時の取扱」
公式ページをまとめました。

変更/払い戻し〜
ANA全日空ホームページ
https://www.ana.co.jp/ja/jp/book-plan/refund/

運航に影響が見込まれる際の変更・払い戻し〜
JAL日本航空ホームページ
https://www.jal.co.jp/dom/change/irregular.html

遅延・欠航時の対応について〜
ADOエアドゥホームページ
https://www.airdo.jp/reservation/refund/involuntary/

欠航遅延発生時の航空券の取扱について〜
SKYスカイマークホームページ
https://www.skymark.co.jp/ja/change/ticket/

ジェットスター・ジャパン株式会社
運送約款
https://www.jetstar.com/jp/ja/conditions-of-carriage-gk

変更・取消・払戻〜peachホームページ
https://www.flypeach.com/pc/jp/lm/fares/fare_conditions#alternative_flight

運賃・変更・取消〜
Spring Japan (春秋航空日本株式会社)
ホームページ
https://jp.ch.com/rules-refund#3

嵐のコンサートが行われるなど目的地の地域で

大イベントがあるときなどは、

基本的にその日の交通機関は混雑してはいるんですが、

天候であれ機材整備であれ欠航や大幅遅延が発生し、

他の便に「振替」というケースになった場合、

単純ではありますがその航空会社の「便数」が

結構重要なキーポイントになりえることが

考えられます。



下記の線がいっぱい書いてある表ですが、

いったい何を表しているかわかりますか？



実は8月下旬のとある日に、

羽田空港・成田空港〜新千歳空港間を行き来する

飛行機全便を「ダイヤグラム」というもので

表したものです。

ちなみに「ダイヤグラム」とはこんなものです。




冒頭のダイヤグラムに、

縦軸＝空港、横軸＝時間を加えたものが

下記のものです。



こう見るといかに多くの飛行機便が飛んでいるかが

お分かりになると思います。

でもこれは全航空会社の便を載せているので、

各航空会社ごとに抽出してみます。

�@ANA全日空（大手）



ANAは自社便の他ADOエアドゥ便を

コードシェアしているのでその便も

含まれ東京〜新千歳間では最も多い

便数を誇ります。

�AJAL日本航空（大手）



ANAに次ぎ便数が多いのがJALです。

概ね1本/時間です。

�BADOエアドゥ（大手）



やや便数は減ります。

就航機材は中型機か小型機になり、

キャパも上記2社には及びません。
（全便ANAとのコードシェア便なこともあり）

�CSKYスカイマーク（大手）



大手4社の中では「我が道を行く（個人的印象です」

SKYですが便数はそう多くなくすべて小型機が

就航しておりキャパは少ないです。

�DJJPジェットスター（LCC）



LCCの代表格のジェットスター、

路線によってはJALとのコードシェアもありますが、

新千歳線はありません。

LCCにしては便数が多い？印象ですが、

就航機材は小型機でキャパは少ないです。

�EAPJピーチ（LCC）



先日バニラエアを吸収したANA系列のLCC

ピーチもジェットスターと同じ印象です。

なお、ANA系列とはいえ振替はどんな理由があれ

「自社便のみ」です。

�FSJOスプリングジャパン（春秋航空日本）
（LCC）



国内LCCの中では最近参入したスプリングジャパン。

新千歳線はご覧の通り数本で機材も小型機。

★番外編
JR（北海道新幹線+道内特急）



便数的にはANAやJALの比ではないのですが、

飛行機と決定的に違うのは、

当日座席の指定がなくても（自由席・立席）

飛び乗れること。
（あまり知られてはいませんが
新幹線は全車指定ですが満席になると
立って乗ることを条件に「立席特急券」が
発売されます）

一冬に何回かは雪で空港が閉鎖されることがあって、

そんな時は一斉にこちらに流れて

大混雑の様子がニュースになります。

札幌ドームに遠征するあなたが乗る航空会社は

どんな感じでしたでしょうか？



大事な部分なので重複します。

欠航遅延時の取扱はその理由や航空会社により

違ってきます。

まとめると概ね下記の感じです。

★悪天候など航空会社に「責任なし」


★機材整備など航空会社に「責任あり」


せっかくの遠征でこんなことに

巻き込まれたくはないですが、

過去には11月といえども雪が影響したことも

あります。

この部分を知っているのか？知らないのか？で

その後の素早い対処や心構えもできるんじゃないかと

これまでさんざん旅をし様々なトラブルを経験した

私が実感したことです。

羽田・成田〜新千歳間路線を持つ
航空会社「欠航・遅延時の取扱」
公式ページをまとめました。

変更/払い戻し〜
ANA全日空ホームページ
https://www.ana.co.jp/ja/jp/book-plan/refund/

運航に影響が見込まれる際の変更・払い戻し〜
JAL日本航空ホームページ
https://www.jal.co.jp/dom/change/irregular.html

遅延・欠航時の対応について〜
ADOエアドゥホームページ
https://www.airdo.jp/reservation/refund/involuntary/

欠航遅延発生時の航空券の取扱について〜
SKYスカイマークホームページ
https://www.skymark.co.jp/ja/change/ticket/

ジェットスター・ジャパン株式会社
運送約款
https://www.jetstar.com/jp/ja/conditions-of-carriage-gk

変更・取消・払戻〜peachホームページ
https://www.flypeach.com/pc/jp/lm/fares/fare_conditions#alternative_flight

運賃・変更・取消〜
Spring Japan (春秋航空日本株式会社)
ホームページ
https://jp.ch.com/rules-refund#3

ちなみに弊ブログで「LCC」をお勧めしない理由は

この部分でもあります。

LCCは「上手に使えば」格安で旅することが

可能で決して否定するわけではありません。

多くの方はきっと

LCCは「航空券が安い」印象を持ちがちですが、

黙っていても乗客が乗るようなこういったときは

思った以上に安くありません。

ましてやLCC側の責任の有無にかかわらず

振替は自社便のみ（地上交通も不可）、

さらに航空券のルールもかなりがんじがらめな

部分も含めると費用対効果を考えると

大手会社と比べ大した価格差も

ないこういった時期は個人的にはLCCは手を

出しにくいです。

そのあたりも踏まえてご選択くださいね。



楽しみに指折り数えてこの日を待っていた遠征が

飛行機トラブルに見舞われたらどうするか？

多分（私なら）遠征そのものを中止せず、

何とかして遠征先に向かうことを

模索すると思います。

幸運にも後続便に空席があり振り替えて

もらえる状況ならそれでいいと思います。

でも、嵐さんの遠征に行かれた経験がある方なら

十分ご理解いただいている通り交通機関の

予約は満席になっているケースがほとんど。

後続便に振り替えたくてもその後続便に

空席が無ければ物理的に不可能です。
（なので便数が少ないLCCなどでは
振り替える便が数日後…なんてことも）

仮に東京から遠征されるケースで、

札幌に公演当日に入る旅程だと、

飛行機をあきらめて新幹線経由にしたくても

ほぼ公演開始時刻までにはたどり着けない。

お仕事や学校などお忙しい方には解決策には

なっていないかと思いますが、

やはり長距離移動の旅の場合、

そして雪が降るかもしれない地域が目的地

だった場合には前日の最終便でも構いません、

できるだけ前日入りされることを強くお勧め

させていただきます。

多少でも時間的に余裕を作ってさえいれば、

その余裕時間が決め手になることもあります。

これから始まる11月公演は、

これまでの公演と異なり飛行機も札幌のホテルも

現段階で思った以上に空席空室があります。
（価格は高めですが）

また、航空会社や旅行会社で発売する

飛行機＆ホテルのダイナミックパッケージ

ツアーでもかなり空いている状況です。

弾丸ツアーをご予定されている遠征民の方は、

今一度旅程の再検討をされてみては

いかがでしょうか？




★飛行機＆ホテル

ANA
ＡＮＡ ＳＫＹ ＷＥＢ ＴＯＵＲ
航空券+宿泊「旅作」国内ダイナミックパッケージ

JAL
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【格安国内旅行ならスカイパックツアーズ】

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★新幹線＆ホテル

びゅうJRで行く国内ツアー｜えきねっと
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ダイナミックレールパック
https://fanblogs.jp/kyounookiniiri/archive/917/0


ご覧いただきありがとうございました。