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2016年03月15日
ヒルズはうちの猫には合わないのかなぁ?食欲は出てきたけど・・・
コタツに座っていると、ずっと膝の上で寝ている猫様です。
可愛いので写真撮りまくりです。
ご飯が合わない?!
ドクタ―ズケアのキドニーケアチキン味に飽きた猫様。
鰹節の香りだけ付けても、
シニア向けのフードを粉にしてまぶしても食べなくなり、
ヒルズプリスクリプションダイエットのk/dに切り替えました。
とはいえお腹が弱い猫様なので、徐々にですが。
最初は良かったんですよ。お腹の調子も。
でも、ほとんどk/dで少しだけキドニーケアになった時。
下痢しちゃいまして。。。
またキドニーケアの割合を増やしてあげたんですが、
これがまぁ嫌がって食べない。
仕方がないので、k/dの一部を粉にしてまぶしたりして食べさせてます。
k/dとキドニーケアの割合が2:1くらいだと下痢しないみたい。
これ以上にk/dの割合が増えると下痢です。
下痢というか、軟便〜下痢の間くらい。
そんで、どうもk/dの原材料がですね、
一番多いのがコメなんですよ。
↑コメがうちの猫様のお腹に合ってないのかもしんない。
一応、味としてはすごく気に入ってくれてるのと
キドニーケアとうまく合わせれば下痢はしないのですが・・・
でもやっぱ猫様のお腹に合ってないのなら、
あげ続けるのは良くないのかな?と思いまして。
2種類ほど、まだ試していない腎不全用の療法食を頼んでみました。
療法食ユーカヌバ Kアシスト リン・たんぱく調整食 猫用 1.5kg
イースター ベッツセレクション 腎ケア 猫用 1.5kg
ユーカヌバのKアシストと、イースターの腎ケア。
これらは500g入りのがないんですよね。
なので1,5kg入りが一番小さいのです。
その分料金もお高い・・・ってことで、試すのが後回しになってました。
しかしもう他に試せそうな療法食がなかったので、
ついに今回試すことに。
てか、これ2種類試すだけで8,000円超えとか。。
これで1粒も食べてくれなかったら、泣くわ。私泣くわ。
ちなみに腎ケアは100gあたり370kcalほどと、
うちの少食の猫様にはちょっとカロリー低めです。
ただ、今すごく食欲旺盛になってるんですよ。
いつも30g〜34gのところ、38gほど食べれてるのです。
(食べ過ぎで軟便という可能性もあるかも・・・)
なので、これなら腎ケアくらいのカロリーでもイケる!って思って頼んでみました。
炭入りだしね〜
予定としては、k/dとキドニーケアを今の調子でやり続けて、
その後、徐々にk/dと腎ケアの組み合わせに変えていこうかなと思ってます。
ただ、もともと軟便になりやすい子なのと、
新しい餌にするとしばらくお腹の調子が安定しなくなるので
すぐに切り替えるのは無理ですね。
いま換毛期じゃないですか。
お腹の調子をキープして、毛玉をウンチに出さないといけないんです。
でないとまた吐いて、鼻の奥を切って鼻血なんてことになってしまいかねません。
今、やっとお腹もk/dに慣れてきたので・・・
もうちょいキドニーケアとk/dの組み合わせで行く予定です。
ちなみにk/dをあげ始めた最初は、お腹も慣れてなかったので1回毛玉吐いちゃいました。
新しい餌にすると、途端に毛玉がウンチに出なくなるんだよなぁ。
この時期に餌に飽きられると困ります^^;
k/dはローテ入り?
k/dは療法食のローテーション入りさせるかどうかですが・・・
うーん・・・できれば外したいかなぁ。。
コメの粒が未消化のまま出てくるので、できるなら避けたいです。
うちの猫様は、ずーっとユーカヌバのIアシスト残渣ケア(元・腸管サポート)を食べてきたので
そういう意味ではユーカヌバのKアシストも食べてくれるんじゃないかと期待してます。
腎ケアはどうかなぁ・・・
薄くて食べやすそうなのと、活性炭入りなのでそれに期待してます。
うちの猫様は、まだ活性炭などのお薬は飲んでませんからね。
エサに混ぜてくれてるっていうのは画期的でいいですね!
ただコメを使ってるので、そこだけ心配ですが、
「米粉」と書かれているので、もしかしたらイケるかも。
k/dには粒で入ってるからね。
粉ならもしかしたら、消化できるかもしんない。
食べてくれよー!
でもすぐにはあげれないよー!
ご飯の切り替えって、難しいです・・・
2016年03月13日
腎不全の猫にシンプリーが最適って本当なのか?私の考えをまとめてみた
猫様が慢性腎不全になってから、ありとあらゆる情報をネットで探し回っています。
そんな時、とあるサイトを見つけました。
シンプリーというキャットフードが、腎不全に最適とうたっているサイトです。
シンプリーというのは一般に出回らず、公式サイトによるネット通販だけで販売されているキャットフードです。
我が家の猫様は、慢性腎不全です。
添加物も腎臓には負担になるという考えも分かりますから、まずは添加物の入っていない、人間が食べられるもので作られたプレミアムフードの中から腎不全の猫用に作られた療法食を買ってあげてみました。
↑これらが、私がプレミアムフードの中の療法食で試してみたものです。
ただ、全てうちの猫様は食べなかったので、ヒルズやロイヤルカナン、ドクターズケアなどの療法食をあげています。
気になる添加物の入っているものもあるのですが、ただでさえ腎不全用の療法食は食いつきが悪いので、とにかく「腎不全用に作られていて、なおかつ食べてくれる療法食を選ぶ」ことが大事と思っています。
シンプリーは本当に「腎不全に最適」なのかを考えていきたいと思います。
まず、保証分析値を見ましょう。
シンプリーの保証分析値
粗タンパク質 31.0%、脂質 14.0%、粗繊維 1.5%、粗灰分 8.5%、オメガ6脂肪酸 2.74%、オメガ3脂肪酸2.06%、ナトリウム 0.7%、カルシウム 2.1%、リン1.5%、カリウム1.1%、マグネシウム0.14%、水分7%
見てもらうと分かりますが、リンが1.5%です。腎不全用の療法食では、だいたいリンは0.45%〜多くても0.6%です。
ただ、それぞれドライフードと言っても商品ごとに水分量が違うので、リンの%は一緒に比べられません。
パーセンテージで比べる場合は乾燥重量で計算をします。
乾燥重量で計算をすると↓
:シンプリー:水分7%でリンが1.5%・・・水分量が0%の場合、リンが1.613%
:ヒルズk/d(腎不全用の療法食):水分8.0%以下でリンが0.60%以下・・・水分量が0%の場合、リンが0.652%
:キドニーケア(腎不全用の療法食):水分10.0%以下でリンが0.3%以上・・・水分量が0%の場合、リンが0.333%
・・・こうなります。
シンプリーのリンの値が、腎不全用の療法食に比べるとかなり高いのが分かると思います。
ヒルズのk/dという療法食は、療法食の中ではリンの値が高い方です。それでも乾燥重量計算で0.652%です。シンプリーはその倍以上。
キドニーケアと比べると、4,8倍もリンが多く含まれてます。これは、同じ量のエサを食べても、摂取するリンの量が4.8倍になるってことです。
次に、キャットフードを100g食べた時に摂取することになるリンの量を見ていきましょう。
:シンプリー:1.5g
:ヒルズk/d(腎不全用の療法食):0.6g
:キドニーケア(腎不全用の療法食):0.3g
・・・こうなります。
腎不全であればリンの値が低い餌を選ばなくてはいけません。
シンプリーが腎不全の猫のエサに最適とうたっているサイトでは、『オメガ脂肪酸が配合されているから腎不全に最適だ』と書いていました。
オメガ脂肪酸さえ摂取すれば腎不全に効果があるのだとすれば、普通のエサにオメガ脂肪酸のサプリを混ぜればそれで済む話です。
でも、そうじゃないんですよね。たんぱく質とリンを制限しなくちゃいけないんです。
シンプリーの保証分析値を見ると、粗タンパク質 31.0%とあります。
タンパク質が30%を超えるっていうのは、腎不全の猫には高すぎます。
たんぱく質は25%以下のものを、高くても27%までのものを選びたいところです。
先ほども書きましたが、我が家では、添加物の入っていない、人間が食べられるくらいのいいもので作られた療法食は全て試しました。
我が家の猫は、全部食べませんでした。
なので、添加物の入っているロイヤルカナンの療法食もあげてます。
なぜか。
「良い原材料で作った、療法食ではない普通の総合栄養食」よりも、「添加物は使っているが腎不全の為に低たんぱく低リンで作られた療法食」の方が腎不全の猫に食べさせる餌として良いと思うからです。
ここは人によって考え方の別れるところではありますが、
それでも、猫のエサについてよく知らないにもかかわらず『シンプリーにはオメガ脂肪酸が多く入っているから腎不全の猫に最適!』・・・とうたっているサイトを見つけてビックリして、今回この記事を上げることとなりました。
実際にあのサイトを見て、シンプリーを購入された方もいたからです。
ああいう情報を発信するのであれば最低でも、腎不全には低たんぱく低リンのエサを選ぶべきだという知識くらいは身に着けるべきです。
それもせずにめちゃくちゃな理論で「腎不全に最適」だなんて・・・ショックを受けました。
というかそもそも、オメガ3・6脂肪酸を配合している腎不全用の療法食、けっこう多いですよ。
シンプリーというキャットフード自体はもちろん否定していません。
というか、もう一度、シンプリーの保証分析値を見てみましょう。
粗タンパク質 31.0%、脂質 14.0%、粗繊維 1.5%、粗灰分 8.5%、オメガ6脂肪酸 2.74%、オメガ3脂肪酸2.06%、ナトリウム 0.7%、カルシウム 2.1%、リン1.5%、カリウム1.1%、マグネシウム0.14%、水分7%
タンパク質は成猫にはちょうどよく、やたらと高タンパクにしているエサに比べれば、タンパク質の摂り過ぎについての心配もありません。
脂質も高すぎず、かといって少なすぎず、少し低めくらいで丁度いい感じです。(脂質も少なすぎるとダメですし、多すぎてもダメです)
繊維質は少し少なめなので、長毛猫で毛玉ケアを期待したい・腸内環境のために食物繊維を摂らせたいなら4%以上のものなどを選ぶといいかと思います。
オメガ脂肪酸も配合されているので、わざわざサプリで摂取する必要もなく、またオメガ脂肪酸は体にいいのは間違いないのでいいですね。
安全性にこだわって作られているのも、公式サイトを見れば分かります。
(ただ、リンの値を見ると成猫向けかなぁと個人的には感じますが・・・7歳以上のシニアになれば、リンを低減しているエサにすることで、腎臓への負担が和らぎます。できればドライフードの場合だいたいリンが1%未満のものがオススメです)
ただ、【腎不全向けに作られた療法食ではない】といっているだけです。
というか、そもそも療法食として作られていません。
メーカーさんもそんな意図はないはずで、某サイトの管理人さんがかってにああいう記事を書いたのかなと思います。
あと、腎不全用の療法食は、健康な猫にあげるとよろしくないですよ。普通食に比べると脂肪分が多すぎだし、タンパク質は足りないので。
もちろん、どの療法食も全く食べない。なにか食べてくれるエサはないか、何でもいいから食べさせなければ・・・
・・・となった場合であれば、添加物などの入っていないフードは体に良くていいと思います。
その中でもやはり、低たんぱく低リンのものを選ぶべきとは思いますが。。
(なので療法食を食べない猫さんに私がお勧めするならば、腎臓に配慮して低リンにしていると公式サイトではっきり書かれている総合栄養食になります)
(ただ、タンパク質制限自体に疑問を持っているとか、そういう場合であれば、別にどのエサを選んでもいいとは思います。それは飼い主さん次第かなと。そしてその場合にシンプリーを選ぶのは問題ないと思います)
(あと、品質にこだわるならドイツ製のエサで特にシニア向けに作られたものがオススメです。ちなみに、海外製のエサは正規輸入店にて購入してください。並行輸入だと温度管理していないので品質が保てません)
・・・とまぁ、色々書いてきましたが、「何かよく分からんけどこのエサは腎不全に最適なんだよ!だから買え!」ってサイトには本当に怒りを覚えます。
あちこち詳しくサイト中を見回りましたが、猫の写真さえ他人のブログの写真の無断転載でした。(あの有名なうにちゃんの写真を無断で使ってました・・・)
どう考えても、キャットフードに対する知識がない方が作ったと思われます。もう・・・怒りが沸いて。はぁ。。
あんなサイトがあるなんて、恐ろしいことですね。。。
・・・と、そんなこんなでつらつら書いてきましたが、先ほども書いたように、普通に食べさせる分にはシンプリーはいいと思います。
特に高タンパクやグレインフリーにこだわるのでなければ、シンプリーの成分値というのはバランスが取れていると感じました。
オリゴ糖、クランベリー、グルコサミンなども配合されていて、腸内環境や関節にも配慮されているなと思います。
タウリンも、猫のエサには入っていて欲しい成分ですが、ちゃんと入ってます。
今回はあくまでも『慢性腎不全や急性腎不全のエサとして最適かどうか』をまとめていますので、そこのところご了承くださいm(_ _)m
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そんな時、とあるサイトを見つけました。
シンプリーというキャットフードが、腎不全に最適とうたっているサイトです。
シンプリーというのは一般に出回らず、公式サイトによるネット通販だけで販売されているキャットフードです。
我が家の猫様のご飯
我が家の猫様は、慢性腎不全です。
添加物も腎臓には負担になるという考えも分かりますから、まずは添加物の入っていない、人間が食べられるもので作られたプレミアムフードの中から腎不全の猫用に作られた療法食を買ってあげてみました。
↑これらが、私がプレミアムフードの中の療法食で試してみたものです。
ただ、全てうちの猫様は食べなかったので、ヒルズやロイヤルカナン、ドクターズケアなどの療法食をあげています。
気になる添加物の入っているものもあるのですが、ただでさえ腎不全用の療法食は食いつきが悪いので、とにかく「腎不全用に作られていて、なおかつ食べてくれる療法食を選ぶ」ことが大事と思っています。
シンプリーは腎不全に最適なのか?!
シンプリーは本当に「腎不全に最適」なのかを考えていきたいと思います。
まず、保証分析値を見ましょう。
シンプリーの保証分析値
粗タンパク質 31.0%、脂質 14.0%、粗繊維 1.5%、粗灰分 8.5%、オメガ6脂肪酸 2.74%、オメガ3脂肪酸2.06%、ナトリウム 0.7%、カルシウム 2.1%、リン1.5%、カリウム1.1%、マグネシウム0.14%、水分7%
見てもらうと分かりますが、リンが1.5%です。腎不全用の療法食では、だいたいリンは0.45%〜多くても0.6%です。
ただ、それぞれドライフードと言っても商品ごとに水分量が違うので、リンの%は一緒に比べられません。
パーセンテージで比べる場合は乾燥重量で計算をします。
乾燥重量で計算をすると↓
:シンプリー:水分7%でリンが1.5%・・・水分量が0%の場合、リンが1.613%
:ヒルズk/d(腎不全用の療法食):水分8.0%以下でリンが0.60%以下・・・水分量が0%の場合、リンが0.652%
:キドニーケア(腎不全用の療法食):水分10.0%以下でリンが0.3%以上・・・水分量が0%の場合、リンが0.333%
・・・こうなります。
シンプリーのリンの値が、腎不全用の療法食に比べるとかなり高いのが分かると思います。
ヒルズのk/dという療法食は、療法食の中ではリンの値が高い方です。それでも乾燥重量計算で0.652%です。シンプリーはその倍以上。
キドニーケアと比べると、4,8倍もリンが多く含まれてます。これは、同じ量のエサを食べても、摂取するリンの量が4.8倍になるってことです。
次に、キャットフードを100g食べた時に摂取することになるリンの量を見ていきましょう。
:シンプリー:1.5g
:ヒルズk/d(腎不全用の療法食):0.6g
:キドニーケア(腎不全用の療法食):0.3g
・・・こうなります。
腎不全であればリンの値が低い餌を選ばなくてはいけません。
シンプリーが腎不全の猫のエサに最適とうたっているサイトでは、『オメガ脂肪酸が配合されているから腎不全に最適だ』と書いていました。
オメガ脂肪酸さえ摂取すれば腎不全に効果があるのだとすれば、普通のエサにオメガ脂肪酸のサプリを混ぜればそれで済む話です。
でも、そうじゃないんですよね。たんぱく質とリンを制限しなくちゃいけないんです。
シンプリーの保証分析値を見ると、粗タンパク質 31.0%とあります。
タンパク質が30%を超えるっていうのは、腎不全の猫には高すぎます。
たんぱく質は25%以下のものを、高くても27%までのものを選びたいところです。
「いいエサ」ならリンやタンパク質の制限は不必要か?
先ほども書きましたが、我が家では、添加物の入っていない、人間が食べられるくらいのいいもので作られた療法食は全て試しました。
我が家の猫は、全部食べませんでした。
なので、添加物の入っているロイヤルカナンの療法食もあげてます。
なぜか。
「良い原材料で作った、療法食ではない普通の総合栄養食」よりも、「添加物は使っているが腎不全の為に低たんぱく低リンで作られた療法食」の方が腎不全の猫に食べさせる餌として良いと思うからです。
ここは人によって考え方の別れるところではありますが、
それでも、猫のエサについてよく知らないにもかかわらず『シンプリーにはオメガ脂肪酸が多く入っているから腎不全の猫に最適!』・・・とうたっているサイトを見つけてビックリして、今回この記事を上げることとなりました。
実際にあのサイトを見て、シンプリーを購入された方もいたからです。
ああいう情報を発信するのであれば最低でも、腎不全には低たんぱく低リンのエサを選ぶべきだという知識くらいは身に着けるべきです。
それもせずにめちゃくちゃな理論で「腎不全に最適」だなんて・・・ショックを受けました。
というかそもそも、オメガ3・6脂肪酸を配合している腎不全用の療法食、けっこう多いですよ。
シンプリーというキャットフード自体はもちろん否定していません。
というか、もう一度、シンプリーの保証分析値を見てみましょう。
粗タンパク質 31.0%、脂質 14.0%、粗繊維 1.5%、粗灰分 8.5%、オメガ6脂肪酸 2.74%、オメガ3脂肪酸2.06%、ナトリウム 0.7%、カルシウム 2.1%、リン1.5%、カリウム1.1%、マグネシウム0.14%、水分7%
タンパク質は成猫にはちょうどよく、やたらと高タンパクにしているエサに比べれば、タンパク質の摂り過ぎについての心配もありません。
脂質も高すぎず、かといって少なすぎず、少し低めくらいで丁度いい感じです。(脂質も少なすぎるとダメですし、多すぎてもダメです)
繊維質は少し少なめなので、長毛猫で毛玉ケアを期待したい・腸内環境のために食物繊維を摂らせたいなら4%以上のものなどを選ぶといいかと思います。
オメガ脂肪酸も配合されているので、わざわざサプリで摂取する必要もなく、またオメガ脂肪酸は体にいいのは間違いないのでいいですね。
安全性にこだわって作られているのも、公式サイトを見れば分かります。
(ただ、リンの値を見ると成猫向けかなぁと個人的には感じますが・・・7歳以上のシニアになれば、リンを低減しているエサにすることで、腎臓への負担が和らぎます。できればドライフードの場合だいたいリンが1%未満のものがオススメです)
ただ、【腎不全向けに作られた療法食ではない】といっているだけです。
というか、そもそも療法食として作られていません。
メーカーさんもそんな意図はないはずで、某サイトの管理人さんがかってにああいう記事を書いたのかなと思います。
あと、腎不全用の療法食は、健康な猫にあげるとよろしくないですよ。普通食に比べると脂肪分が多すぎだし、タンパク質は足りないので。
もちろん、どの療法食も全く食べない。なにか食べてくれるエサはないか、何でもいいから食べさせなければ・・・
・・・となった場合であれば、添加物などの入っていないフードは体に良くていいと思います。
その中でもやはり、低たんぱく低リンのものを選ぶべきとは思いますが。。
(なので療法食を食べない猫さんに私がお勧めするならば、腎臓に配慮して低リンにしていると公式サイトではっきり書かれている総合栄養食になります)
(ただ、タンパク質制限自体に疑問を持っているとか、そういう場合であれば、別にどのエサを選んでもいいとは思います。それは飼い主さん次第かなと。そしてその場合にシンプリーを選ぶのは問題ないと思います)
(あと、品質にこだわるならドイツ製のエサで特にシニア向けに作られたものがオススメです。ちなみに、海外製のエサは正規輸入店にて購入してください。並行輸入だと温度管理していないので品質が保てません)
・・・とまぁ、色々書いてきましたが、「何かよく分からんけどこのエサは腎不全に最適なんだよ!だから買え!」ってサイトには本当に怒りを覚えます。
あちこち詳しくサイト中を見回りましたが、猫の写真さえ他人のブログの写真の無断転載でした。(あの有名なうにちゃんの写真を無断で使ってました・・・)
どう考えても、キャットフードに対する知識がない方が作ったと思われます。もう・・・怒りが沸いて。はぁ。。
あんなサイトがあるなんて、恐ろしいことですね。。。
・・・と、そんなこんなでつらつら書いてきましたが、先ほども書いたように、普通に食べさせる分にはシンプリーはいいと思います。
特に高タンパクやグレインフリーにこだわるのでなければ、シンプリーの成分値というのはバランスが取れていると感じました。
オリゴ糖、クランベリー、グルコサミンなども配合されていて、腸内環境や関節にも配慮されているなと思います。
タウリンも、猫のエサには入っていて欲しい成分ですが、ちゃんと入ってます。
今回はあくまでも『慢性腎不全や急性腎不全のエサとして最適かどうか』をまとめていますので、そこのところご了承くださいm(_ _)m
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2016年03月09日
皮下輸液、初成功!コツを絵に描いて図解してみた@自分用メモ
つつつつつつ、ついに前回!
皮下輸液に成功しましたよーーーー!!!!
ワーイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワーイ
っていっても病院での練習の話なんですけれども。
(次回から自宅輸液です!今から怖いよ!)
もうね、その日は病院へ行く前からオエッってなるし、
その上お腹痛くなるしで大変でした(笑)
病院へ着いた頃にはガクガク震えてるし、
保定袋へ猫様を入れるころには足まで震えまくってました。
ですが、何とか成功しましたよ!!!
皮下輸液・初成功です(∩´∀`)∩ワーイ
せっかく成功したので、
上手くいかなかった時との違いや
針を刺す角度についての獣医師さんが言ってたポイントなどを
絵に描いてまとめてみました。
※ipadで描いたんですけどめっちゃ下手ですみませぬ※
以前針が上手くさせなかった時の失敗談
↑こんな感じで猫の皮膚を上に持ち上げるじゃないですか。
前は怖くて、皮膚をしっかりつかんで引っ張れてなかったんです。
手加減しすぎてました。
皮膚がまだまだ余ってる状態だったので
針を刺そうとしても余った皮膚が伸びてしまい、
針がなかなか刺さりませんでした↓
今回は、皮膚をしっかりと伸ばして持っていたので↓
針に押されて皮膚が伸びるということもなく、
針がちゃんと皮膚の中へと入っていきました。
なので、ビビッて弱くつかまずに、
皮がぴんと張るくらいまで引っ張るのがコツなんだ!って思いました。
(怖くってほんとにね、ゆるゆるで皮を持ってたのです)
針を刺す角度はどれくらい?
針を刺す角度ですが、
思ってたより下向きでした。
猫に輸液する時は↑こんな感じで座らせてるんですが
肩甲骨のちょっと下に針をさす場合、
黄色で丸をしている部分にさすことになります。
そうなると、背骨が地面に対して並行じゃなく、
斜めになってるんですよね。
なので、並行に針を刺してしまうと
皮膚を突き抜けたり、皮膚の中に針の先が入っちゃうそうです。
↑こんな感じで、下向きで入れることで
背骨と並行くらいの角度で針を刺すことになり、
上手く空洞のところに針先が入りやすくなるということでした。
自分的に今回学んだコツやポイントはこんな感じです。
猫の皮膚に針を刺す時の感触
なんていうか、鶏むね肉の一番厚いところに
竹ぐしをズブリと刺すような感じです。
今回はあんまり、皮膚をプツッといくような感じがなかった。
あと中に針先が入ると、中にスペースがあるっていうのが分かりました。
針を抜く時
針が刺さってる部分を指でつまんでから針を抜くよう言われましたが
液が入ってパツパツで、つまめません!
ってことで、針が刺さってるところを上から下に向かって抑える
↓
引っこ抜く
↓
しばらく押さえる
・・・という感じでやりました。
つままなくても押さえる方法でOKだそうです。
通院と自宅輸液、お値段は?
今までは、通院での皮下輸液で4,000円弱かかってました。1回あたり。
自宅ではソルラクト500mlを3週間で3回に分けて入れます。
3週間分でソルラクト+ライン+針3本=1,400円ほどになりました!!
通院・・・3回で約12,000円
自宅輸液・・・3回で約1,400円
・・・・・・・・・ぜんっぜん違いますね!!!
猫様のストレスも減りますから、ありがたいことです。
もう私、本当に一生懸命自宅での輸液を頑張る所存です。
お金が足りないよ!って方は、
自宅で輸液できないか病院に聞くのがいいと思います。
(ちなみに私は病院の方から聞いていただきました)
自分でやるのは怖いですけど、
でもいずれはやってあげなきゃいけない訳だし、
これからしっかりと家で皮下輸液を頑張りたいと思います!
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