2017年12月13日
羽生善治竜王「加藤一二三先生にはなれない」と将棋の厳しさ明かす
勝てない存在の人物がいたようだ。
将棋で史上初の「永世七冠」を達成した羽生善治竜王ですが、NHKの番組終了後にインタビューの発言に驚いた。
将棋を加藤一二三氏の年齢までやり抜くことは、前人未踏を達成した「羽生善治竜王」ができないとインタビューで答えていました。
「加藤一二三先生にはなれない」
インタビューで後30年続けることはかなり大変らしく、「加藤一二三先生にはなれない」と明かし、あのテンションを維持していくことは自分はできないと明かしました。
羽生善治竜王が、加藤一二三氏の高年齢までは続けていくことに今は自身がないし、いかに将棋の世界で棋士としてモチベーションを保つことが困難なのかが推測できます。
加藤一二三
1954年に当時の史上最年少棋士・史上初の中学生棋士。
1957年1月24日、高松宮賞争奪選手権戦で優勝する。17歳0ヶ月での優勝は、新人棋戦を除く公式戦に於ける史上最年少記録。
加藤一二三の記録 ※記録は抜粋
最高齢現役(77歳5ヶ月)
最高齢勝利(77歳0ヶ月、2017年1月20日対飯島栄治戦)
最高齢対局(77歳5ヶ月、2017年6月20日対高野智史戦)
年長者側の最多年齢差勝利(58歳5ヶ月、2015年3月11日・対増田康宏(17歳4ヶ月)戦)
最多年齢差対局(62歳6ヶ月、2016年12月24日・対藤井聡太(14歳5ヶ月)戦)
最長現役勤続年数(62年10ヶ月)
最多対局数(2,505局)
最多敗戦数(1,180敗)
最年少公式戦優勝[79](1955年度、14歳または15歳、六・五・四段戦)
新人棋戦を除く最年少公式戦優勝(17歳0ヶ月、高松宮賞争奪選手権戦)
最年少A級(18歳)
最年少名人挑戦(20歳)
順位戦デビューからの4期連続昇級(加藤の他には中原誠のみ)
A級順位戦最多勝利(149勝)
A級順位戦最多対局(313局)
順位戦最多出場[80](62期)
19世紀生まれ・20世紀生まれ・21世紀生まれの棋士と公式戦で対局(史上唯一)
62歳A級(大山康晴に次ぐ史上2位)
名人・A級通算在位(36期、大山に次ぐ史上2位)
羽生善治竜王
1986年度に全棋士中1位の勝率0.741(40勝14敗)を記録し、将棋大賞の新人賞と勝率一位賞を受賞する
1987年12月5日、天王戦で優勝。17歳2か月での優勝は、新人棋戦を除く公式戦に於ける史上2番目の年少記録である
羽生善治竜王記録 ※記録は抜粋
勝所要年月最速 - 26年8か月
最年少1200勝 - 41歳10か月20日
1200勝達成時までの最高通算勝率 - 0.7233
1300勝所要年月最速 - 28年11か月
最年少1300勝 - 44歳1か月20日
1300勝達成時までの最高通算勝率 - 0.7226
通算600勝・800勝・1000勝到達も最速・最年少・最高勝率記録を保持している。
最優秀棋士賞 - 21回
最年少最優秀棋士賞 - 18歳(1988年度)
最多勝利賞 - 14回
年度最多勝利 - 68勝(2000年度)
最多対局賞 - 12回
年度最多対局 - 89局(2000年度)
勝率第一位賞 - 7回
連勝賞 - 5回
名局賞 - 6回
年度記録4部門賞独占(最多対局、最多勝利、勝率一位、連勝) - 4回(1988、1989、1992、2000年度)
高記録達成回数
年度勝数60勝以上 - 4回(1988年度-64勝、1992年度-61勝、2000年度-68勝、2004年度-60勝)
年度勝率8割以上 - 3回(1987年度-0.820、1988年度-0.800、1995年度-0.836
加藤一二三の記録を破れない
2人とも素晴らしい記録を持ったプロの棋士ですが、加藤一二三にかなわないと漏らす羽生善治竜王のコメントから考えると、加藤一二三氏の最高年齢は破れないというとになります。
いかに高齢になって将棋を続けてきた加藤一二三は凄い存在と再確認できたと思います。
最近の活躍
フジテレビの「FNS歌謡祭」でモーニング娘・17とコラボするが、「ひふみん」生放送で歌の出だしを一度失敗するハプニング!やり直しは上手く歌えたようだ。
最近の加藤一二三は「ひふみん」という愛称でテレビやCMで活躍して新たな世界を開拓したようですが、これも羽生善治竜王はマネできな活躍だと思います。
元アイドルの奥さん
ちなみに羽生善治竜王の奥さんは元アイドル畠田理恵
1987年3月3日ワーナーミュージック・ジャパンのリプリーズレーベルより「ここだけの話 〜オフレコ〜」でアイドル歌手としてもデビュー。
1996年3月28日、将棋棋士の羽生善治と結婚し、芸能活動を引退
歌手として活躍はあまりできなかったようで、役者の道に進んで行ったようです。
今まで将棋界を引っ張ってきた二人ですが、
今後の加藤一二三氏と羽生善治竜王の活躍に目が離せません。
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