大化の改新とは、改革のことです。
このときはじめて、年号を大化としたので、大化の改新とよんでいます。
中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)と中臣鎌足(なかとみのかまたり)らが、天皇を中心とする中央集権国家をつくるために、政治の改革をしました。
なぜ、そのような改革をすることになったのかというと、聖徳太子が亡くなったあと、蘇我氏(そがし・蘇我の一族)が、天皇をしのぐほどの権力を持ったからです。
その不満が高まり、中大兄皇子らが蘇我氏を倒しました。
さまざまな改革をしましたが、覚えることは1つ。
公地公民です。
土地や人々は、国が直接支配するというものです。
プチプチ情報
中臣鎌足は、はじめは中臣鎌子(かまこ)という名前でした。
かまこって・・。
亡くなる前に、蘇我氏を一緒に破った天智(てんじ)天皇(中大兄皇子)から、藤原の姓をもらい、藤原鎌足となっています。
平安時代に、摂関政治で世の中を牛耳る藤原道長(みちなが)・頼通(よりみち)の父子が登場します。
同じ藤原姓。
鎌足の子孫です。
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