争いごとや戦争は、必ずきっかけがあって始まります。
歴史の勉強は、戦争を学ぶようなものです。
教科書には、たくさんの戦争が出てくるので、次の項目を基本セットとして覚えていきましょう。
@いつ起こったか
Aきっかけは何か
B誰と誰が戦ったか
Cどちらが勝ったか
Dその後どうなったか
壬申の乱の基本セットは、
@672年(飛鳥時代)
A天智天皇が亡くなったあとの、あとつぎ問題
B天智天皇の弟VS子
C弟の勝ち
D天武(てんむ)天皇となり、権力を握る
プチプチ情報
百人一首
『春過ぎて夏来にけらし白妙(しろたえ)の衣干すてふ天の香久山(かぐやま)』
という歌があります。
これを詠んだのが、持統(じとう)天皇。
8人いた女性天皇の1人です。
壬申の乱は、天智天皇の弟と子による戦いで、持統天皇は敵対した2人と関係があります。
天智天皇の弟に嫁いだので、妻です。
そして、天智天皇の子とは、姉弟の関係です。
持統天皇自身も、天智天皇の娘になります。
身内の争いに、持統天皇は夫の側につき、勝者となりました。
ちなみに、天皇の位についたのは、夫である天武天皇と、自分の子供が亡くなったあとです。
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