十七条の憲法は、聖徳太子が定めた役人の心がまえです。
仏教や儒学の考えを取り入れています。
ざっくり言えば、天皇の命令に従い、互いに争うことはせず、仏教を信仰しなさい、という内容です。
儒学というのは、紀元前6世紀ごろ、孔子(こうし)が説いた教えです。
家族や道徳を重んじ、それを政治にいかすことを説いています。
社会のテストは、資料や図、グラフなどが出てきます。
十七条の憲法の本文も、テストによく出てくるので、覚えておきましょう。
『一に曰く、和を以って貴しと為し〜』(いちにいわく、わをもってとうとしとなし〜)
この部分が有名です。
今日は何を勉強しましたか?
古代遺跡トロヤを発見したドイツ人の考古学者に、シュリーマンという人がいます。
幕末の日本に、来たことがある人です。
この人は、とにかく語学が好きなようで、仕事の合間に勉強し、15ヵ国語をマスターしたと言われています。
丸暗記の勉強法です。
自伝『古代への情熱』に、勉強法がくわしく書いてあるので、興味のある人はぜひ読んでみてください。
語学の習得で一番大事なことは、
「話せるようになりたい。読めるようになりたい」
という強い思い。
意欲があってこそ、マスターできます。
シュリーマンは、年収の半分を語学のために使っていました。
生活費を切り詰めて・・。
それだけの意欲、普通はなかなか持てません。
古代への情熱改版 シュリーマン自伝 (岩波文庫) [ ハインリヒ・シュリーマン ] 価格:792円 |
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