尊王攘夷(そんのうじょうい)運動の中心だった長州藩。
今の山口県です。
覚えていますか? 尊王攘夷の意味を・・。
尊王は、天皇を尊び、国政の中心とすること。
攘夷は、外国人を追い払って、国内に入れないこと。(歴史140参照)
なので長州藩は、本州と九州の間にある関門海峡を通る外国船を、ドッカーンと砲撃していきます。
当然、攻撃された国は黙っていません。
やられたらやり返す。
半沢直樹と同じ、倍返しです。
イギリス・フランス・アメリカ・オランダが一緒になって、下関(しものせき)砲台を攻撃しました。
1864年の下関戦争です。
教科書に、占領された下関砲台の写真が載っているので、確認しておきましょう。
写真や資料は、社会のテストではよく出ますよ。
外国から、メッタメタに打ちのめされた長州藩は、
「異国はつえぇ〜」
軍事力の差を実感して、攘夷は無理だと悟っていくのです。
プチプチ情報
幕末から明治にかけて、教科書にはいろんな人物が登場します。
歴史好き、幕末好きでもなければ、なかなか覚えることは難しいでしょう。
なので、維新の3傑と言われる3人だけでも、頭に入れておきましょう。
長州藩の木戸孝允、薩摩藩の西郷隆盛と大久保利通。
ちなみに、木戸孝允の前の名前が、桂小五郎です。
小さいころ、桂家の養子になったからですよ。
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