成長するということは、人間なら身長が伸び、体重が増えるということ。
経済の成長とは、生産されるモノが増え、サービスも増加するということ。
たくさんのモノやサービスがあふれると、みんながそれをドンドンジャンジャン買います。
そうなると、世の中にお金が回り好景気に・・。
モノやサービスの中でも、特に、株や土地が儲けのために、ドンドンジャンジャン買われたときがありました。
1980年代後半のバブル景気です。
しかし、ブクブクと泡(バブル)のように膨れ上がった実体のともなわない景気は、90年代に入って弾けました。
プチプチ情報
NTTという会社は、聞いたことがあるでしょう。
電話をはじめとした、通信事業の会社です。
もともとは日本電信電話公社という、政府が株の3分の1を持つ特殊な会社でした。
株と土地が異常に上がったバブル時代に民営化。
NTTの株が売り出されることになりました。
将来有望株のNTTさんは、大人気。
大型新人の登場みたいなもんです。
1株が119万円で売り出されると、あれよあれよという間に、値段が上がっていきます。
わずか2ヶ月で最高値、318万円!
それ以前に売買した人は、NTT株長者です。
今でも持っている人は、まちがいなく大損していることでしょう。
業界だけが知っている 「家・土地」バブル崩壊 [ 牧野 知弘 ] 価格:924円 |
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