以前放送されていた『101回目のプロポーズ』というドラマは、結婚関係のドラマで、このドラマには、「婚活」「結婚」に活かせる内容があります。
今回は、
・独身者にオススメのドラマ『101回目のプロポーズ』の大まかな内容
・このドラマで得られる結婚相手の決め方で大事な点
を取り上げます。
どうぞご覧ください。
ドラマ『101回目のプロポーズ』について
ドラマ『101回目のプロポーズ』は、フジテレビの月9枠で1991年7月1日から9月16日に放送していた高視聴率夏ドラマです。人気ドラマで、再放送も何度もされていました。
武田鉄也さんと浅野温子さんがご出演されていたこのドラマは、「きれいな女性と何度もお見合いで断られてきた中年男性」とのお話です。
このドラマが、多くの人を惹きつける要因には、そのドラマ設定があると思います。
主役の男性と女性の関係性は、「きれいな女性」と「お見合いに何度も断られている男性」です。
つまり、その男性は、男性の中でも、一般的に魅力が低いタイプということになるのでしょう。
実際に、いわゆるイケメン俳優ではなく、味があるタイプの武田鉄也さんが演じています。
ここで武田さんが選ばれたことが、このドラマが大ヒットした要因のひとつだと私は思います。
きれいな女性とかっこいい男性が出ているドラマなんて、いくらでもあります。
それはもう一般的で、常識的な傾向です。
しかし、
さえない中年男性が、一生懸命に人のことを想い、行動する、まっすぐな姿は、見る人の心を惹きつけます。
多くのドラマの製作者側は、イケメンをドラマの主人公にすれば、そのドラマを見る女性が増えるだろうという考えもあるのかもしれません。
しかし、いわゆるイケメンではないタイプを起用することで、真実味や、内面的なものが、より伝わってくる場合があると私は思います。
「お見合いで、世間の女性から、なかなか相手にされない男性」が、素敵な女性の心を揺り動かし、「ハッピーエンドになる」話は、とても見ごたえがありますし、見終わったあとに、いつまでも人の心に残るドラマとなっていると感じます。
『101回目のプロポーズ』から学ぶ結婚相手の決め方
ドラマ『101回目のプロポーズ』が教えてくれることは、「人は、外見のかっこよさや、きれいさ、肩書き的なものだけで、選んではいけない」ということだと思います。
結婚相手なら尚更です。ちゃんと、相手の中身を感じ取ることが大事です。
相手に対して誠実であるならば、その心を感じ取ることのできる相手がきっと現れると私は思います。
そして、このドラマのラストシーンはとても感動的で、素敵です。
このラストシーンの部分からも、結婚相手の決め方で、大事な学びがあります。
このドラマのラストでは、
主人公の女性が、ウエディングドレス姿で、貯金もなく、会社も辞め、指輪も失ってしまった男性のもとに走ってやってきます。
男性は、「僕にはもう何もありませんよ」と言います。
女性は、「私をもらってください」と言います。
新しい指輪は買えないと男性が伝えると、女性は、道路に落ちていたナットを男性に手渡し、男性は、女性の左手の薬指にそのナットをはめます。
高価な指輪ではなく、タダ(無料)のナットの指輪。それを、女性側が提案。
最後には、鐘の音が。映像が美しいです。音楽も。
このドラマをご覧になった人は、このドラマのラストも覚えていると思います。とても印象的で感動的なシーンです。
このラストのシーンだけで、とても大事なことが見えてきます。
それは、
この男性は、いろいろなものを失っている状態です。
にもかかわらず、女性は、その男性と結婚することを望みました。
ここで、結婚相手選びで大事になってくる部分、幸せになれる結婚相手の決め方は、
「相手が何もかも失ったとき、その人でもいいか」
ということがポイントになってくると思います。
いろいろなものを取っ払ったときに、それでも「彼がいい」、「彼女がいい」と思えたのなら、その人が、あなたの幸せになれる結婚相手だと思います。
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(2023年の感想もあります。人気ですね!)
独身者の方(もちろん既婚者の方にも)、婚活中の方にオススメのドラマです。
以上、「結婚相手の決め方で大事な点を『101回目のプロポーズ』に学ぶ」という記事でした。