2022年06月19日
日本人の魂は眠ってなどいません
以前、真の大和魂が目覚めはじめているという記事を書きました
しかし、ここ最近思うのは日本人の魂というものは元々眠ってなどいないのでは?ということ
戦後のあの占領政策をもってしても、日本人は眠るどころか、その苦しい生活の中でいかに人として恥ずかしくない生き方をし、まわりとの調和を尊び、つつましくありながらも常に前を見て、何千年、何万年と続く日本人としての立派な姿を保ち続けてきました。つまり日本人は、ずーっと起きっぱなしだったと思うのです
もし眠っているとしたら、震災の時、皆んな同じように苦しいのだからときちんと整列し、嘆きわめく者もなく、強奪なども起きず、なんなら並べない人達に自分の順番で支給されたものを当たり前のように手渡し、また当たり前のように並ぶ。高齢者や子どもたちを第一に考え、そのように行動する、このような立ち居振る舞いはできないはずです
世界的なサッカーの試合観戦でも、負けたのにもかかわらず、悔し涙は流すものの、わめくものもおらず、グラウンドと素晴らしい戦いをした相手チームに敬意を表し、それまで世界では考えられなかった自分達の座席や応援エリアを綺麗にして去るということをやってのける。こんな事も、眠っていたのだとしたら到底できることではありません
財布を落としても戻ってくる、困っている外国人のために自分の時間を削って案内してあげる、お店に訪れたお客様のために心づくしのおもてなしをする。このようなことは多くの国、海外で驚きの声とともに賞賛されています
しかし、日本人からすれば、何故?当たり前のことをしているだけですよ?となる
その国の文化は、その国民の「当たり前」の中にあります
当たり前のことが戦前も戦後もずっと変わらず行われている。つまり日本人は、日本人の魂、大和魂は元々眠ってなどおらず、ずっと起きているということです
では一体何が起きているのか?
それは「日本人は日本人を信じている」ということです
日本人が日本人を信じていなければ、何千年という世界で最も続く国にはなりえません
戦後、占領政策の中、日本を日本人を守ろうとし、立派な行動をしてくれた政治家や、心ある者達が沢山いました
国民の大きな輪の大元の部分をそのような方達が守っていてくれたため、最前線で生きる日本人は自分の道に、仕事に、生活に打ち込むことができました。最先端で生きる人々が国をさらに発展させ大きく広くして、文化を育んでいくのです
それが、いつしか大元の部分の方向が変わっていってしまったのです
何年も何年もかけてゆっくり変わってしまったため、最先端で生きる日本人はそんな事思いもせず、当たり前のように日本人を信じてきたのです
だから、リサイクルは良いですよ、分別しましょう、となれば細かく分別し一番良い形で大元に渡るようにする。それを信じているからです
学校の行うこと、先生の教えも、教育のやり方も、思考が柔軟な小さい頃からそれを信じてきました
テレビで流れることを信じるのもこれと全く同じことです
そこに疑いを持たないのです。教師や人の上に立つ者の言う言葉、教え、それを信じきっているのです。人の上に立つ者、影響力のある日本人が日本人に対して嘘をついたり、騙したりなど無かったからです
日本人が日本人を一番信じている、そういう民族であり、そうであったから日本は世界で一番長く続いてきたのです
だから今起きている騒動も、日本人の民族性を考えれば当たり前のことなのです
むしろ、このように日本人が日本人を信じているという当たり前の精神は変わってはいけません
変えなければならないのは、国民が暮らす輪の大きな動きを司る、大元の部分です
今、この大元の部分は信じられないほど強大な力によって身動きが取れないような状態にまでなっています
これを変えるには、また日本人が「信じる」に値する真っ当なものに変えるには、一旦、ただ信じるだけの国民が、そこに目を向けなければなりません
日本国民ひとりひとりの力を注いで、これをまたゆっくりでも、日本民族が日本民族らしく暮らせるものに正さねばなりません
この美しい日本がこれからも美しい日本であり続けるために、日本人が最も大切にする、平和を尊び、五穀豊穣、子孫繁栄、をこれからも何千年、何万年と続けるために、眠ってなどいない、ずっと起きている日本民族の魂の目を、大元の部分に向け、国民ひとりひとりの手で正す時が今きています
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